Twitterで磨く! 20代からの「国語力」 特設ページ

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著書に寄せられた感想――を一挙公開!


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 読者・使用者の声

横浜で「ふくしま国語塾」を開く福嶋先生によるツイッター本。「ツイッターで国語力を上げる」というありそうでなかった切り口です。この本の冒頭でも取り上げられている「ツイッターで積極的に発信している人達は国語力の面で一歩リードしている」( http://bit.ly/vX5lTp )というツイートは、ツイッターに留まらず、ネットを介したコミュニケーションを行ううえでもっとも重要なことを140字内で端的に表しているんじゃないかと思います。vol.12の「今週のピックアップ Expanded」に掲載したインタビューで陸前高田市の佐藤さんも語っていたとおり、情報発信をしないところには、何もリターンがありません。この本は、情報発信の仕方を磨くうえでも非常に参考になると思います。引用元メルマガ→ 津田大介の「メディアの現場」vol.13

凡百のいわゆる「Twitter本」の一つにすぎないと思われがちだけど、内容はTwitterでの文章表現にとどまらずあらゆる場所で(リアルの会話であっても)通用するものになっていて、「わかりやすい国語の参考書」として使える。引用元ブログ→ 「怠惰と汗と現実と」

いわゆる基本的な文章の書き方についての本なのだけど、今までに読んだどの小論文の書き方ハウツー本よりも分かり易く、ためになった。これからはもっと美しい文章が書ける気がする。引用元ツイート

なお、「140字」という字数内におさめる工夫はもちろん、多くのツイッターユーザーにとって興味あるであろう「反応のある書き方」についても言及があります。具体的には、「RT数」や、「ファボ(お気に入り)数」。この辺は、純粋な「文章術」の本とは違ってくるところなので、あまり掘り下げ過ぎると、むしろ「ツイッターテクニック」の本になってしまうところです。本書では、あくまで『理性的アプローチによって言語操作能力=「論理的思考力」を高めることを目的とした本』(アマゾンの内容紹介より)なので、「売れるセールスコピー集」のような内容を期待しないように。一応、第4章では、文章術以外での形式的な部分での記述があるので、詳細はそちらにて。引用元ブログ→ 「マインドマップ的読書感想文」

この本、サラッと通読するのには時間はさほどかからない。だが、書かれていることは、超重要である!! 「~~する53の方法」みたいなエントリーが世に蔓延って久しいが、心の底からアツくて印象に残っているやつがいくつあるだろう。まあジャンルを問わず本にしても同じなんだけど。凄いのは流石国語の先生、しかも"短文"の重要性をもともと説いてきているだけに、(多分、潮流としてのTwitterに迎合しているだけではない)説明や主張がTwitterの本質と合致していて古参までも唸らせることうけあい。引用元ブログ→ 「トーニャハーディング is still alive」

国語力向上のヒントだけでなく Twitter の意義についても触れられているので、Twitter をより知りたい人にもお勧めできそう。引用元ツイート

アンケート実施中。ご感想をお待ちしています。

この本には、あるファッション誌の文章をヒントとして書いたページがあります。答えはこちらのビデオに。

 


  目 次

----第1章 twitterで論理的思考力を向上させる----

【国語力とは何か?】
国語力不足を痛感する人々
今すぐ欲しいのは、「難しい文章を解読する力」ではない
国語力は「センス」なのか?
国語力とは論理的思考力のことである
「形式」が「内容」をコントロールする
イメージを"ありのまま"に届けるために

【論理的思考力とは、「3つの力」である】
学べば学ぶほど霧が晴れる
これが「3つの力」だ!

【twitterのメリット1 なぜtwitterが論理的思考力を高めてくれるのか?】
「技術」と「芸術」の違いとは?
長い文章か、短い文章か
twitterならではの強制力
twitterは「身体」を離れられないメディアだが...
とことん「2文」!
「学ぶ」ということの本質

【twitterのメリット2 twitterは「国語の先生」である】
twitterの最大の特徴とは?
フォロワーの反応が「評価」となる
楽しみな数値評価----RTとファボ
適度な「他者意識」で言葉を磨く

【twitterのメリット3 twitterはすべての人にチャンスをくれる】
著名人にメッセージを送ってみよう
twitterの「力」
なぜ「人物」より「言葉」に目が向くのか?

【twitterのメリット4 twitterが世界を広げてくれる】
「無知の知」の境地に至る
twitterの情報は「一次情報」
どんな人をフォローする?
グラスとワイン、どちらも手に入れる

【twitterのメリット5 twitterなら続けられる】
インターネットは怖い?
twitterは「共感」に支えられている
「善事千里を走る」?
自己との対話を可能にする

----第2章 ステップ1 「3つの力」で「140字」を激変させる----

【「言いかえる力」その1】
疑問や主張を発信してみよう
読み手を「ハッ」とさせる文章とは?
具体例を挙げるにもコツがある
「2文」は「2枠」ととらえてよい
早速ツイートしてみよう

【「言いかえる力」その2】
要約とは何か?
要約には「比喩」も効果的
ほんの少し立ち止まる習慣を
安定感のある文章とは?

【「くらべる力」】
これが「対比」のパワーだ
「形式」の重要性を知る
意外に気づきにくい落とし穴
対比効果をより高めるために

【「たどる力」】
強引な「だから」「なぜなら」に要注意
「ジャンプ」は相手を戸惑わせる
停車駅は多いほどよいのか?
相手の「常識」を推察するということ

【「型」を使ってツイートしてみよう!】
「型」こそが「内容」を引き出す

----第3章 ステップ2 スムーズな「会話」ができる人、できない人----

【1 言いかえながら「会話」する】
「なるほど」だけでは会話は続かない
非公式RT? それともリプライ?
非公式RT? それとも公式RT?
「相手が最も言いたいこと」をつかむための技術
非公式RTで磨く「要約力」

【2 くらべながら「会話」する】
隠された「意味」を読み取る技術
議論が噛み合わない原因はここにある
相手の観点に合わせて考えてみる
堂々巡りに終わらせないために

【3 たどりながら「会話」する】
「上り」と「下り」
日常会話から変えていこう

【4 twitterコミュニケーションのポイント1 「あえて白黒つける」】
「バランス」という言葉の軽さ
なぜ意見の白黒をはっきりさせたほうが良いのか?
51:49でもいい

【5 twitterコミュニケーションのポイント2 「話題を限定する」】
こんなインタビューでは相手が戸惑うだけ
具体的な質問には具体的な答えが返ってくる
子どもの頃、なぜ作文が書けなかったのか?
これが「具体化」の方法だ
twitterコミュニケーションにおける「質問」のあり方

【6 twitterコミュニケーションのポイント3 「対義語を活用する」】
「不変の記号」に注目する
語彙力が論理的思考をサポートする

----第4章 ステップ3 twitterコミュニケーションの「壁」を乗り越える----

【1 「書くことがないのですが......」】
発信したいことが見つからない、という人へ
事実を書くのか、意見を書くのか
ニュースサイトを利用する
読み手を「ハッ」とさせるための書き方
あらゆる文章は逆説である
「非常識」が道を開く

【2 「コミュニケーションが重荷です......」】
罪悪感と空虚感
日本人よ、荷を下ろせ
ブロックも選択肢

【3 「反応が来ないのですが......」】
返事がない、RTされない、ファボられない
デメリットを上回るメリット
連ツイ紹介:「プロとは何か?」
国語力向上のための応用トレーニングとしての連ツイ
中継動画の文字起こしにチャレンジしよう

【4 あなたの国語力を高めてくれる20のキーフレーズ】
総まとめ!

【5 著者の「名ツイート」をご紹介】
あなたも「思索の断片」を刻んでいこう


 
  はじめに

◇ 100万人の目に触れたツイート

 まずは次の文章をお読みください。

【twitterで積極的に発信している人達は国語力の面で一歩リードしている。内容はどうあれ、発信していること自体に価値がある。発信する時、人は多かれ少なかれ「他者」を意識する。この「他者を意識すること」こそが国語力向上の第一歩なのである。】

 これは、私がかつてtwitterに投稿した文章です。
 このツイート(つぶやき投稿)はtwitter上で次々にRT(リツイート)され、最終的には累計2000回ほどのRT数となりました。
 あなたが既にtwitterユーザーであれば、このRT数がいかに驚異的かお分かりになるでしょう。
 そして、RTによってtwitter上に広まったこのツイートは、おそらく100万人ほどのユーザーの目に留まったはずです(twitter関連サイト「favstar」などのカウント機能を利用して拡散状況を確認し、推計した数値です)。
 その結果、このツイートへのコメントも、実にたくさん寄せられました。「なんだか勇気をもらった気がする」「今までtwitterにかなりの時間をかけていた自分が救われた」「twitterで国語力が伸ばせるとかいう話はよく聞くけど、そういう意味だったんだな」……等々。


◇ 言葉をコントロールする力の必要性を痛感するとき

 この文章がここまでの反響を得た理由は、どこにあったのでしょうか。
「リードしている」という激励の言葉の価値もさることながら、おそらくは、「他者意識こそが国語力を高める」という部分への納得が大きかったのでしょう。
 それは、発信者が受信者を意識するということです。
 読み手を意識して書く(聞き手を意識して話す)ということ。
 どんな言葉を使い、どのように書けば、相手に分かってもらえるだろうか──。
 そういった意識が生じたとき、書き手は、言葉をコントロールする力の必要性を痛感します。
 言葉をコントロールする力。正確には、言葉という「形式」をコントロールすることで、相手に届ける「内容」をもコントロールするための技能。
 それが、国語力です。
 その国語力を向上させる第一歩を、twitterで踏み出すことができる。あなたはもうその一歩を踏み出している。
 そんなメッセージへの共感が、先のRT数になったわけです。


◇ 「国語力」を渇望する若者たちへ

 ところで、この本のタイトルには「20代」という言葉が使われています。
 これは、「中高生時代に格闘した国語科の成績」としての「国語力」ではなく、「社会生活の中で求められる言語操作能力」としての「国語力」を渇望しているであろう20代、30代あたりの若い方々に向けて書いた本だからです。
 その意味では、いわゆるコミュニケーション能力を高めるための本であると言えます。
 しかし、ちまたにあふれるような、心理的アプローチで書かれたコミュニケーション論の本ではありません。あくまでも、理性的アプローチによって言語操作能力=「論理的思考力」を高めることを目的とした本です。
 ですから、ページをめくるたびに、「なるほど」という手ごたえと、「腑に落ちる」ような理解とが得られるはずです。
 あなたの「渇き」を、必ずや潤してくれることでしょう。


◇ ありそうでなかったtwitter本

 この本は、twitterのマニュアル本ではありません。
 twitterの仕組みや使い方については、twitterサイトの「ヘルプ」記事(かなり詳しく書かれている)、あるいは市販の各種マニュアル本をご覧ください。
 この本は、twitterという画期的ツールのメリットを生かしながら言語コミュニケーション能力を磨き、日常生活を豊かにしていくための本です。ありそうでなかった、ユニークな本になったものと自負しています。
 なお、先ほど、「20代、30代あたりの若い方々」に向けた本であると書きましたが、言うまでもなく、10代あるいは40代以降の方にも有益です。国語力というものには本来、年齢や学年は関係ないのです(そのことは、私が主宰している「ふくしま国語塾」で、既に実証済みです)。
 ただ、「渇望」度はおそらく、20代、30代の若者が強いでしょう。
 教科としての国語ではほとんど習ってこなかった言語操作能力の必要性を痛感し始めた今、どうやったらそれを手に入れられるのか──。
 そんな暗中模索の途上にいるあなたに、光を投げかける本にしたい。そういった思いで書いたのが、この本です。

 さあ、前置きはこのくらいにしましょう。
 早速、第1章へ進み、国語力獲得への第一歩を踏み出してください。

 ふくしま国語塾 主宰 福嶋隆史