2013年7月実施「無差別級テスト」結果および関連事項
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順位表は後半に記載
 
  1. テストの形態
    1. 「無差別級テスト」――全学年統一/問題も試験時間(50分)もすべて同一。
    2. なぜこのような試験が成立するのか?
      → こちら(なぜ複数学年同席の一斉指導が成り立つのか)をご参照ください。
       
  2. テストの目的
    1. 生徒
      1. 何ができて何ができないのかをつかむことで、今後の学習の方向性を知る。
      2. ただ漠然と通塾するのではなく、いわゆるモチベーションを高め、目的意識を持って通塾できるようにする。
    2. 教師
      1. 指導の成果が出ているかどうかを緻密にチェックし、今後の指導をグレードアップさせるべく活用する。
         
  3. 採点基準
    1. 学年による差をつけることは一切なく、同一の基準で採点。
    2. 1題あたりの配点が最も高い【3】(600字弱の文章を150〜180字で要約する課題)については、特に厳しく採点しました。「@。しかしA。だからB」という基本の型で書けているかどうかが、最大の基準です。その上で、@とAの対比関係、@AとBの因果関係、@・Aそれぞれの中の同等関係をチェックしました。
       
  4. 傾向分析
    1. 【2】比喩表現の抽象化と具体化
      1. 「花より団子」(参照)を抽象化する問題では、「植物より食べ物」「きれいなものよりおいしいもの」などといったレベルで止まっている子が多く見受けられました。
      2. 通塾期間が短い(抽象化に慣れていない)生徒にとっては、与えられたヒント(辞書を引くと書いてあるような内容にせよ)を理解・活用できるかどうかがポイントとなりました。
       
    2. 【3】文章全体を再構成する(要約記述)
      1. 新刊『"ふくしま式200字メソッド"で「書く力」は驚くほど伸びる!』の内容を活用した問題です。
      2. 【 ア 】は、【 1 】(な)ため、【 A 】である。
        しかし、【 イ 】は、【 2 】(な)ため、【 B 】である。
        だから、【 ア 】よりも【 イ 】のほうが【 C 】であると言える。
        この型を、自ら意識的に活用できるかどうか。これがすべてでした。
      3. この型を明確に「200字メソッド」と銘打って指導し始めたのは最近ですが、それまでも、同様の型で文章を書いたり読み取ったりする課題は、繰り返し行ってきました。
      4. 通塾期間が短い生徒には不利ですが、そこは、しかたありません。本来持っている能力を試す実力テストとして受けるよう、伝えました。
      5. 一定期間通っておりこの型を身につけているはずの生徒の中にも、持っているはずのその「武器」を取り出すことをつい忘れ、自己流で答えてしまった生徒が多数見受けられました。
      6. かなり得点が高い生徒の中にも、同様に自己流で書いている生徒が複数いました。
        どんなに優れた子でも、本来の能力だけでは限界があります。
        当塾で学んでいる洗練された技術を使いこなせるよう、「まず自分の力を疑う」くらいの姿勢が求められます。
        ウサギとカメのウサギにならないようにしなければなりません。
      7. ひごろ当塾で学習している技術・型・方法を、教師のアドバイスを得られない場面(こういったテストの場面、あるいは学校、他塾、日常生活)で活用できるかどうか。そういった場で問題に取り組む前に、「よし、3つの力を使うぞ」と思えるかどうか。これが、すべてです。
      8. これらが、今回の点数を二極化させる要因となりました(30点満点で3〜4点といった生徒と、20点以上といった生徒に二極化しました)。
          
    3. 【4】反対語
      1. パワーポイントスライドを利用し日々の授業で学んでいる効果が出て、全生徒の平均点が30点(40点中)という、予想以上の結果になりました。
      2. ただし、手段←→目的、誇らしい←→恥ずかしい、などではほとんどの生徒がミスしており、今後の習得が必要です。
       
  5. 今後の対策
    1. 長文の要約、200字近い記述などについて、まだまだ指導が足りないことがはっきりしましたので、9月以降、これまで以上に徹底的な訓練を積んでいきます。
    2. 成績が振るわなかった皆さんも、落ち込みすぎず前向きに進んでほしいと思います。
      国語力とはすなわち思考力です。その向上には時間がかかって当然です。
      地道な努力をしていくよう、声をかけていきます。
      保護者の皆様もどうぞ拙速を避け、長い目で激励していってください。
    3. なお、9月以降は、入試に対応した長文読解もこれまで以上に取り入れていく予定です。
     
  6. 家庭学習
    1. 当塾で与えている問題集と同じものをもう1冊用意し(とくに『ふくしま式「本当の語彙力」が身につく問題集』)、夏休みにどんどん解き進めてください。1冊1,470円を惜しんでいるようでは成績は上がりません。念のため)
      1. 高校生を除き、当塾で使用している冊子には書き込まないでください(授業用です)。
      2. 高校生は残された時間が短く、難易度の高い読解や小論にも取り組まなければならないため、基礎問題集を授業で扱う時間は必然的に減ります。どんどん書き込んで自宅で解くよう、伝えてあります。
      3. 反対語こそが、あらゆる文章の骨組みです。その意識を高めていく必要があります。
    2. 単に解いてマルつけをして終わりではなく、次のような練習をしてください。
      1. 100字前後の例文(下段の問題文の一部)、あるいは上段の解説文の一部(または全部)を、
        @音読し A暗記し Bノートに書き C正しく書けたかチェックする
        すべて一人でできます。
    3. 解いてもマルつけをせず放置している生徒がいます。これは論外です。懇切丁寧な解答解説がついていますから、家庭学習の内容についてはご自宅で自らチェックを入れてほしいと思います。
       
  7. 参考  情報公開――人数等(2013年7月現在)
    1. 総生徒数 61名
      1. 受け入れ可能人数 最大95名
    2. 男女別
      1. 男子……24名
      2. 女子……37名
    3. 校種別
      1. 小学生32名……4年3名/5年19名/6年10名
      2. 中学生21名……1年6名/2年9名/3年6名
      3. 高校生8名……1年4名/2年3名/3年1名
    4. 国公私立別
      1. 私立学校在籍……33名
      2. 公立学校在籍……27名
      3. 国立学校在籍……1名



 順位  校種 得点
(100点満点)
 1  中2 94
 2  高2 92
 3  中1 90
 4  高1 89
 5  中1 88
 6  高1 82
 7  小5 79
 8  中3 76
 9  小5 75
 10  中3 73
 11  中 71
 11  小 71
 11  高 71
 14  小 70
 15  小 68
 15  中 68
 15  小 68
 18  中 67
 18  小 67
 18  中 67
 21  高 63
 22  高 61
 23  中 58
 24  中 56
 25  中 55
 25  中 55
 27  小 54
 28  小 52
 28  小 52
 30  高 51
 30  小 51
 30  小 51
 33  小 50
 33  小 50
 35  高 48
 35  小 48
 37  中 47
 37  中 47
 37  中 47
 40  小 46
 41  小 45
 42  小 44
 42  小 44
 42  小 44
 45  中 43
 45  中 43
 47  小 41
 48  中 40
 48  小 40
 48  小 40
 51  小 39
 52  小 38
 53  小 35
 53  小 35
 55  中 34
 56  小 33
 57  小 32
 57  小 32
 59  小 31
 60  小 29
総合(60名平均 56
小学生(31名平均 48
小学6年生(10名)平均 49
小学5年生(18名平均 48
小学4年生(3名)平均 44
中学生(21名)平均 61
中学3年生(6名)平均 64
中学2年生(9名)平均 59
中学1年生(6名)平均 62
高校生(8名)平均 70
男子(24名)平均 50
女子(36名平均 59
学年は10位まで明示しています。
※小学生1名が欠席のため受験していません。
人数はすべて、2013年7月の試験実施日現在です。