『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集 ベーシック 』 特設ページ
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待望の「ベーシック」登場! 小学1~3年生向け。
2017年2月16日発売  全144ページ

  この本の特長(巻頭全文)

  目次 PDF公開中!(11ページ分)

  
この本の特長

学校でも塾でも、教えてくれない!

 小学校の国語の授業によって「国語力が伸びた」と実感できることがあるでしょうか? 残念ながら、それはあまり期待できません。私はもともと小学校教師でしたから、よく分かります。
 学校の国語の授業では、教科書に載った一つひとつの文章をじっくり読むことはしますが、そこから「技法」を抽出し、次の文章に役立つ形でトレーニングしてくれるといったことは、ほとんど望めません。まして、「読み」にも「書き」にも共通する技法としてそれを分かりやすい形で与えてくれることなど、ないに等しいのです。
 塾でさえ、補習塾・進学塾を問わず、明確な輪郭をもった技法を教えてくれるような所は、数少ないのが実情です。
 特に、小学1~3年生ともなると、子どもだましの〝お遊び授業〟が横行しがちなのです。

「考える力」を伸ばすための、本質的技法!

 そんな中、子どもが本質的な技法を獲得するにはどうすればよいのか? その答えは、優れた教師あるいは教材と出あうこと。これしかありません。
 安心してください。「ふくしま式」問題集さえあれば、「国語力」=「考える力」が、着実に伸びていきます。
 今あなたが手にしているこの本は、そのスタートラインに位置する本です。

徹底的なシンプルさとその効果に、感動の声、続々!

 まずは、ページをめくってみてください。長文読解のような複雑な問題は、ゼロに等しいでしょう。ほとんどが、短い語句・文・文章を組み立てる問題です。徹底的にシンプルな問題ばかりです。にもかかわらず、効果は絶大。
「娘は、面白い面白いと言って解いています。似たような問題を作っては、私に〝出題〟してきます」(小1女子保護者)。
「うちの子が、初めて自分から作文を書いたんです、驚きです」(小2男子保護者)。
「ある塾の全国テストで、なんと去年より42点もアップしました。ふくしま式のおかげです」(小3女子保護者)。
 さあ、今すぐ始めましょう。「本当の国語力」を手に入れるための扉を、まさに今、開くのです。


これが「考える力」の正体だ!

 今これを手にしている、お母さんお父さん、保護者の方々。
 お子さんの「考える力」は、どのくらいですか?
 そう問われると、ちょっと答えに困りますよね。
 国語のテストの点数なら分かるが、考える力のテストというのは、受けたこともないし……。
 そう思ってしまうのは、世の国語テストが、考える力を測っているようには思えないからでしょう。
 無理もありません。
 小学校の国語テストと言えば、問いの真上に書かれた文章を抜き出せばそれで答えになるような、簡単すぎる問題ばかり。
 逆に、中学入試問題や進学塾の模試はと言えば、難解複雑で歯が立たないようなものばかり。
 テスト以外でも、同じです。
 小学校の国語の授業を参観しても、好き勝手に話し合うような授業が多く、これで果たして考える力が育つのかと疑問に思うことばかり。
 そんなあなたに、今、決定的な答えをお示しします。
「国語力」とは、何か。
「考える力」とは、何か。
 その答えは、次の「3つの力」です。

 ① 言いかえる力……同等関係整理力(9ページ参照)
 ② くらべる力………対比関係整理力(49ページ参照)
 ③ たどる力…………因果関係整理力(97ページ参照)

 これこそが、国語力です。
 これが、考える力の正体です。
 ところが、学校の先生方はみな、次のような分類で指導をしています。

「話す力」「聞く力」「書く力」「読む力」

 この分類は、たとえるならば、「野球力」「バスケ力」「サッカー力」などと言っているようなもので、実体が見えません。一方、右に示した「3つの力」は、たとえるならば、
「走る力」「投げる力」「跳ぶ力」といった原初的技能を表しており、その実体が見えます。
 それはいわば、「形ある国語」の姿です。

 私は、多くの子どもたちに日々授業をしながら、同時に、保護者の方々、学校や塾の先生方、あるいは企業の社員の方々などに対し、国語力(思考力)向上のためのセミナーをしています。
 そんな中、みなが口をそろえて言う言葉があります。
 それは――
「もっと早くから、こういう勉強をしておきたかった」
 企業の社員の方々も、学校や塾の先生方も、保護者の方々も、そして中学生・高校生でさえも、「小学生くらいのときにこういう勉強をしておきたかった」と、一様に言うのです。それは、学校も塾も、こうした明確な切り口での授業をしてこなかったことの証だと思います。
 そう考えると、今この本を手にしているあなたのお子さんは、幸せ者です。
 まだ小学生の前半の段階から、本質的な「形ある国語」の学習をスタートさせられるのですから!

主な対象は小学1~3年生

 この本は、『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版]』および『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集2[小学生版]』の姉妹編です。
 これらの問題集とあわせて取り組めば、なおいっそうの効果が出ます。既に両方またはいずれかをお持ちの方は、その復習と基礎固めのために。まだどちらもお持ちでない方は、最初に取り組む〝入口〟として、最適です。
 本作「小学生版ベーシック」の主な対象は、小学1~3年生です。
 もちろん、これまでに刊行された2冊にも、小学1~3年生に適した基礎的な問題が一定量、入っています。ただ、いざやってみると難易度が高いと感じられる問題もあり、読者の方々から「さらなる基礎編を」とのご要望をいただくこともありました。
 そこで私は、本作に取りかかったわけです。
 なお、小学4〜6年生、あるいは中学生・高校生の基礎固めのためにも、もちろん有益です。

 ここで、この本の特長をいくつか、ご紹介しましょう。

① 不動の「本質」を維持

 たとえベーシックといえども、「3つの力」のトレーニングであるという本質的な構造は、全く変わりません。とはいえ、問題の仕組みをできるだけシンプルにし、文章の「型」に入れていく内容も、小さな子にとって身近な題材となるよう配慮しました。
 なお、1年生と3年生ではだいぶ能力に差が出ますので、能力が高めのお子さんの挑戦意欲にも応えられるよう、難易度が少し高めの問いも、あえて入れました。

② 「くらべる力+言いかえる力」を新設

(これが今作の最大のウリです。→ 一目瞭然に分かるその内容はこちら

 本作では、先に紹介した既刊2冊には登場しなかった、「くらべる力+言いかえる力」(パートⅢ)を、新設しました。どのような内容かは、65ページをご覧いただければすぐお分かりになるでしょう。
 実は、「言いかえる力」と「くらべる力」は、この項目で示すように〝同時に使う〟ことがきわめて多いのです。
 逆に、この項目を新設したということは、「言いかえる力」(パートⅠ)と「くらべる力」(パートⅡ)の問題の中には〝同時に使う〟問題がほとんど含まれていないということを意味します。
 つまり、既刊2冊にくらべ、その分だけステップが細分化され、独立した個々の技能を段階的に練習できるようになっているということなのです。

③ 自然と「語彙力」が育つよう配慮

 小学1~3年生というのは、語彙力がまだまだ足りません。ですから、問題を解く前からちんぷんかんぷんになってしまっては、気力が失われます。
 しかし、かといって、小学1~3年生の子たちが知っているであろう言葉だけを使うのでは、未知の言葉を獲得する大切な機会を奪うことになります。
 そこで、前後の文脈から推測できる程度の言葉、あるいは、お母さんお父さんがちょっと説明してあげればすぐ分かるような言葉は、あえて入れるようにしました。

④ あえて「漢字にルビ」で表記

 ふくしま式問題集は、小学生版といえども全て「漢字にルビ」方式を採っています。それは、本作でも変わりません。小学校の学習漢字に入っていなくとも、あえて漢字にしています。こうすることで、知らず知らずのうちに、漢字を「読める」ようになっていきます。
 もともと、漢字学習の原則は、「読み先習」です。
「書き」については、書き順を習い、実際に書く練習を経てからでないと、難しい面があります。しかし、「読み」については、実際に漢字を目にし、それを読む経験を積めばよいだけのことですから、難易度というのは実はあまり関係ないのです。
 そもそも、ひらがなだけで書かれた文というのは、逆に読みづらいものです。例を示しましょう。

「くりやまつたけをもっていってやる」

 新美南吉『ごんぎつね』の一部です。
 これ、一度お子さんに音読させてみてください。きっと、おかしなところで止めながら読んでしまうはずです。
 そこで、漢字を入れると、こうなります。

「栗や松茸を持って行ってやる」

 特に、「くりやまつたけ」を「栗や松茸」と表記することで、助詞「や」「を」が浮き上がり、「AやBを」という語句の構造が一目瞭然になるのです。
「漢字にルビ」方式を採る意味が、お分かりいただけたでしょうか。

⑤ 大きな文字でも書ける広いスペース

 よくある低学年向け問題集などにくらべると印刷された文字サイズがやや小さく見えますが、書き込むスペースは十分に確保していますので、ご安心ください。
 書き込む字1字につき、おおむね活字2・5字分の計算で作っています。
 たとえば、答えが「うれしい」だとすると、右のように10マス分をとっています。
 なお、右のように、罫線をはみ出して書いてもかまいません。また、本文中で「嬉しい」となっていても、「うれしい」というように、ひらがなに戻して書いてかまいません。

⑥ 既刊問題集へのリンクを示した解説

 この問題集は、「本当の国語力」を身につけるための入口です。さらに実力を伸ばしていきたい子のために、あるいは、保護者の方々が教える際に参照できるように、解説の中で随時、既刊問題集とのつながりを示しています(ページ数も明示)。お役立ていただければと思います。


「ふくしま式」シリーズの構造

 私にとって、この本は20冊目の本です。
「ふくしま式問題集」シリーズだけでも、7冊目となります。そのため、「どれを優先して勉強すればいいのか」といった質問が舞い込むことが、よくあります。そこで、シリーズ全体の構造をお示ししておきます。どうぞご参照の上、これだと思う本をスタートさせてみてください。



 なお、この本では、各パートの間にある「Q&A」の中で、いくつかの問題集の内容をより詳しく紹介しています。
こちらもあわせてチェックしていただければと思います。

 Q&A ~おうちの方へ~

・どこまで「教えて」よいのでしょうか?
・語彙力を伸ばす方法はありませんか? ①
・語彙力を伸ばす方法はありませんか? ②
・読解問題の記述式設問に強くなる方法は?
・国語の勉強をわが子に教えたいのですが……

   
目次
  • 全144ページ (巻頭解説、目次、奥付を含む)
ページ 番号 内容 (リンクのあるページはPDFで閲覧できます:印刷・コピー等はできません
Ⅰ 言いかえる力
9 - 言いかえる力の仕組み
10,11 1 つまり、なに? ① (抽象化:語句)
12,13 2 つまり、なに? ② (抽象化:語句)
14,15 3 つまり、なに? ③ (抽象化:語句)(ページの色が実際と異なります:9ページのPDFが実際の色)
16,17 4 つまり、なに? ④ (抽象化:語句)(ページの色が実際と異なります:同前)
18,19 5 たとえば、なに? ① (具体化:語句)
20,21 6 たとえば、なに? ② (具体化:語句)
22,23 7 たとえば、なに? ③ (具体化:語句・文)
24,25 8 仲間はずれをさがそう ① (抽象化・具体化:語句)
26,27 9 仲間はずれをさがそう ② (抽象化・具体化:語句・文)(ページの色が実際と異なります:同前)
28,29 10 たとえて書いてみよう (具体化(比喩):文)
30,31 11 たとえずに書いてみよう ① (比喩の抽象化:文)
32,33 12 たとえずに書いてみよう ② (比喩の抽象化:文)
34,35 13 つまり、どういうこと? ① (抽象化:文)
36,37 14 つまり、どういうこと? ② (抽象化:文)
38,39 15 つまり、どういうこと? ③ (抽象化:文)
40,41 16 たとえば、どういうこと? ① (具体化:文)
42,43 17 たとえば、どういうこと? ② (具体化:文)
44,45 18 文章で考えてみよう ① (抽象化・具体化:文章読解)
46,47 19 文章で考えてみよう ② (抽象化・具体化:文章読解)
48 Q&A ~おうちの方へ~ どこまで「教えて」よいのでしょうか?
Ⅱ くらべる力
49 - くらべる力の仕組み
50,51 1 ちがいを考えよう ① (「アはAだがイはB」のA・Bを反対語でうめる)
52,53 2 ちがいを考えよう ② (「アはAだがイはB」のA・Bを否定表現でうめる)
54,55 3 反対語を覚えよう ①
56,57 4 反対語を覚えよう ②
58,59 5 ちがいを考えよう ③ (「アはAだがイはB」の後半をうめる) 
60,61 6 ちがいを考えよう ④ (「アはAだがイはB」「アはAではなくB」の後半をうめる)
62,63 7 ちがいを考えよう ⑤ (「アはAだがイはB」のA・Bを書く) 
64 Q&A ~おうちの方へ~ 語彙力を伸ばす方法はありませんか?(1)
Ⅲくらべる力+言いかえる力
65 - くらべる力+言いかえる力の仕組み
66,67 1 つまり、どうちがう? ① (一見くらべられていない〈具体〉を抽象化し、観点を見つける)
(ページの色が実際と異なります:65ページのPDFが実際の色)
68,69 2 つまり、どうちがう? ② (一見くらべられていない〈具体〉を抽象化し、観点を見つける)
70,71 3 つまり、どうちがう? ③ (一見くらべられていない〈具体〉を抽象化し、観点を見つける)
72,73 4 つまり、どうちがう? ④ (一見くらべられていない〈具体〉を抽象化し、観点を見つける)
74,75 5 つまり、どうちがう? ⑤ (一見くらべられていない〈具体〉を抽象化し、観点を見つける)
76,77 6 たとえば、どうちがう? ① (抽象的な対比を具体化する)
78,79 7 たとえば、どうちがう? ② (抽象的な対比を具体化する)
80,81 8 たとえば、どうちがう? ③ (抽象的な対比を具体化する)
82,83 9 たとえるなら、どうちがう? (抽象的な対比を具体的な比喩表現で言いかえる)
84,85 10 反対語を作ってみよう ①
86,87 11 反対語を作ってみよう ②
88,89 12 文章で考えてみよう ① (文章読解) (ページの色が実際と異なります:同前)
90,91 13 文章で考えてみよう ② (文章読解)
92,93 14 文章で考えてみよう ③ (文章読解)
94,95 15 文章で考えてみよう ④ (文章読解)
96 Q&A ~おうちの方へ~ 語彙力を伸ばす方法はありませんか?(2)
Ⅳ たどる力
97 - たどる力の仕組みPDF:一部画像処理済
98,99 1 「だから・なぜなら」の形で書こう ① (「AだからB」「BなぜならA」の変換)
100,101 2 「だから・なぜなら」の形で書こう ② (「BなぜならA」のAを答える)
102,103 3 「だから・なぜなら」の形で書こう ③ (「AだからB」のBを答える)
104,105 4 理由を組み立てよう ① (「ア→イ→ウ」の「イ」を考える)
106,107 5 理由を組み立てよう ② (「ア→イ→ウ」の「ア→イ」を組み立てる)
108,109 6 理由を組み立てよう ③ (「(ア+イ)→ウ」の「ア+イ」を組み立てる)
110,111 7 理由を組み立てよう ④ (「(ア+イ)→ウ」の「ア+イ」を組み立てる)
112 Q&A ~おうちの方へ~ 読解問題の記述式設問に強くなる方法は?
Ⅴ 3つの力
113
114,115 1 総合テスト①――言いかえる力+くらべる力+たどる力
116,117 2 総合テスト②――言いかえる力+くらべる力+たどる力
118 Q&A ~おうちの方へ~ 国語の勉強をわが子に教えたいのですが……
解答解説
119-141