指導の特長
「国語力」とは何か?

HP-TOP

国語力とは何か?

 「国語力って、何ですか?」
 こう問われたら、あなたは何と答えますか?
 読む力(読解力)?
 書く力(作文力)?
 話す力(対話力)?
 世間では、このように様々な言葉が、いかにももっともらしく使われています。
 学校でも塾でも、これらの言葉が平然と「国語力」の定義として用いられています。

 しかし、よく考えてみてください。
 「国語力=読む力」だとして、では読む力とは何ですか?
 「国語力=書く力」だとして、では書く力とは何ですか?
 「国語力=話す力」だとして、では話す力とは何ですか?
 いずれの問いにも、明確な答えは出ません。
 そもそも、そんなものは存在しないからです。
 読む力も、書く力も、話す力も、存在しないのです。
 私たちは、読む力を使って読むのではありません。
 書く力を使って書くのではありません。
 話す力を使って話すのではありません。
 私たちは、論理的思考力を使って読み、論理的思考力を使って書き、論理的思考力を使って話すのです。
 根源にあるのは、唯一、論理的思考力だけなのです。
 そして、これこそが、国語力の正体です。
 論理的思考力は、いわば太陽のようなものです(右図参照)。
 太陽系の中心にあって、すべての原動力となります。
 読解力も、作文力も、対話力も、太陽系の惑星に過ぎません。太陽が中心で輝いていなければ、惑星は死んだも同然です。逆に、太陽が中心で輝いてさえいれば、惑星もまた、その光を受けて輝き出します。

 今まで、「国語ができない」と嘆いていた子どもたち。
 そして、お母さんお父さん。
「国語ができない」というのは、「論理的思考ができない」ということだったのです。
 そこには、はっきりとした解決策があります。打つ手はあるのです。
 でも、「論理的」だなんて、難しそう――今、そう思ったあなた。大丈夫。安心してください。
 論理的思考力を高めるのは、とても簡単なことです。
 次の「3つの力」を身につけるだけでよいのです。

論理的思考力とは何か?

 論理的思考力とは、「関係整理力」のことです。
 それは、次の「3つの力」で構成されます。


「言いかえる力」 同等関係(抽象・具体の関係)を整理する力
「くらべる力」 対比関係を整理する力
「たどる力」 因果関係を整理する力
詳しい内容をPDFで読む→ (出典
ベーシックver.→  出典
 読むにも、書くにも、話すにも、これら3つさえあれば十分です。
 そう、3つだけでいいのです。
 そしてこれらは、誰にでも習得できる「方法」であり、「型」であり、「技術」(スキル)です。
 技術は、真似できます。
 真似できるものは、「真似ぶ」=「学ぶ」ことができます。
 逆に、真似できないものは、学ぶことができません。
 これまでの国語は、「学ぶ」ことのできないものばかりでした。学校や塾の授業もしかり、家庭用問題集もしかり。
 国語問題集と言えば、難解な読解問題を解かせるものばかり。
 たとえば、大多数の子が苦手意識をもっている説明的文章。これはもともと、大人が大人のために大人社会の構造を難しい言葉で描き出したものであり、子どもにとってはまさにちんぷんかんぷん、意味不明。技術の習得どころか、なんとなくの意味を感じ取るだけで精一杯。
 それらはまるで、プロの画家が描いた芸術作品をとにかくたくさん眺めさせ、無理やり納得させながら、「たくさんの絵に触れる経験さえ積めばいずれは芸術的才能が高まる」と言わんばかりの、無理な要求だったのです。

 芸術は、真似できません。
 しかし、技術は、真似できます。
 技術を真似し、体得し、自分の「武器」として活用できて初めて、自分なりの個性ある文章を書き、他人の個性ある文章をありのままに理解できるようになるのです。

 ふくしま国語塾は、「真似できる技術」である論理的思考力を育てるための塾です。これまでに感じたことのなかった「学びの手ごたえ」を、グッと感じることができるはずです。
 
「試合」よりも「パス・ドリブル・シュート」の練習を!

 多くの塾では、5,000字にも及ぶ長文を20分で読み解かせるような無理難題を、年端もゆかぬ子どもたちに次々と与えていきます。
 これは、バスケットボールにたとえるならば、最初から「試合」をやらせるようなものです。
 試合の場数を踏めばいつかうまくなる。
 そういった粗暴な発想が、このような指導を生み出しています。
 しかし、ちょっと考えてみてください。
 普通、試合より練習の方が多くありませんか?
 アマでもプロでも、一に練習、二に練習。
 パス・ドリブル・シュートといった基礎技能を高めるための練習時間の方が、明らかに多いはずです。
 基礎練習の積み重ねなくして、試合で勝つことはあり得ません。
 国語とて同じなのです。

以上『ふくしま式 本当の国語力が身につく問題集』冒頭より引用/一部改変

▲クリックで拡大▲
「話す力」「書く力」「読む力」「聞く力」。この分類は、間違っています。言いかえる力(同等関係整理力)、くらべる力(対比関係整理力)、たどる力(因果関係整理力)。この分類が正しいのです。

▲クリックで拡大▲

論理的思考力によって、命が吹き込まれた状態。各分野が統合されて、有機的に働き出す。

各分野がバラバラのままで、いわば死んだ状態。このままでは、国語力として機能しない。

▲クリックで拡大▲
図は、「本当の国語力」が驚くほど伸びる本より引用
指導の特長
~1授業の流れにおける比較~
  ふくしま国語塾における
国語指導
一般的な進学塾における
国語指導




どんな技術(=形式)*の習得を目指すのかを明示する(*3つの力)。特に、その日のメインとなる技術1つを明確に、整理された状態で意識させる。 説明文、物語文、といった内容的ジャンルの方向性のみ示す。技術の指示があっても、大小さまざまで未整理であることが多く、意識化されにくい。



生徒は、ふくしま式問題集を中心とした基礎課題で技術の骨格を学ぶ。転用・活用の可能な個々の技術、いわば武器を入手する。 やや平易な読解問題を解かせる。平易とは言っても、既成の読解問題である以上、常に全ての技術が総合的に求められてしまう。転用・活用の可能な個々の技術、いわば武器を生徒が入手することは難しい。

書かれた答案や文章を数値評定し、技術を理解できたかどうかを評価する。生徒が一定の意識・理解を得ていると判断するまで、基礎課題を(徐々にステップアップしながら)続ける。解説は常に具体的に、類題を口頭問答で与えるような形で行う。ここで授業が終わってもかまわない。とにかく基礎技術重視。特定のカリキュラムがないため、到達度に応じて柔軟に内容を変えられる。 採点(数値評定)はするが、設問に答えられたかどうかを調べるだけ。問1から問10まで、通り一遍の手順で解説する。多くは抽象的で、くどい解説。できなかった設問、できた設問、どちらにせよ、どんな技術の不足によってできなかったのか、あるいは、どんな技術のおかげでできたのかという意識を持つことは難しい。できていなくとも、規定のカリキュラムに沿って応用へ進む。



入手した武器=技術を意識的に活用する場として、読解・作文・小論文などを行う(内容詳細)。/読解においても、選択式課題などを与えることは少なく、多くは記述式。本質的な理解を問う。ただし、入試を見据え、選択式問題の解法なども随時指導する。 難易度の高い読解問題を解かせる。むろんここでも、総合力が求められ、技術を意識化することは困難。/多くは選択式・抜き出し式・乱文整序・脱文挿入などのパズル系問題、あるいは指示語の置きかえなどが中心で、本質的な理解を要する記述式課題は少ない。

書かれた答案や文章を数値評定し、技術を転用・活用できたかどうかを評価する。先ほどと同様、必要に応じて類題を与え、基礎課題に戻りながら、技術のいっそうの定着を図る。/1授業に最低1回は、必ず全員の答案や文章に個別指導を与える。 採点(数値評定)はするが、設問に答えられたかどうかを調べるだけ。問1から問10まで、通り一遍の手順で解説する。多くは抽象的で、くどい解説。要するに先ほどと同じ。技術への意識は、教師も生徒も、弱いまま。/1授業の中で答案を見てもらえるのは一部の子にすぎず、1回も答案・文章を個別指導してもらえない子が大勢出る。



教師が「何を教えたいか」を明確に意識しているからこそ、生徒の中にも、「何を学んだのか」という意識が生まれる。それが次の授業に生かされていく。 生徒自身、自分がいったい何を学んだのか分からないままで終わる。教師も、何を教えたのか分かっていないままである。よって、次の授業との連続性は失われる。



「語彙力」についてはこちらをチェック!

図は、ふくしま式「国語の読解問題」に強くなる問題集より引用

※ここでの「言いかえる」は、幅広い意味で用いており、「3つの力」全てを含みます。第一に、「AはBである」といった単純な「本文」を具体化・抽象化(言いかえ)させるタイプ。第二に、「AはBだが、CはDである」といった対比関係にある「本文」を具体化・抽象化させるタイプ。第三に、「Bは、Aだからである」といった因果関係にある「本文」を具体化・抽象化させるタイプです。
上図の④は、いわば悪問です。ここで問われるのは「国語力=論理的思考力」ではありません。
問われるのは道徳であり、理科であり、社会であり、あるいは、世の中の常識です。
しかし、選択式問題では、このような「国語らしからぬ国語」と対峙しなければならないことが多々あります。
ふくしま式「国語の読解問題」に強くなる問題集では、そんな厄介な問題への対処法をも身につけることができます。
その方法とは――「良い子悪い子方式」。詳しくは、実際に本を手にとってご覧ください。