ふくしま国語塾 授業記録

水曜 19:30-21:10
  
教材1 教材2 教材3 教材4 教材9 A B
 
入試頻出の評論を文庫・新書等で個々に配付
入試頻出の物語・小説を文庫等で個々に配付
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教材についての詳細はこちらをごらんください。
  
授業記録および今後の予定
(降順表記です/予定は可能な範囲で示します)
この記録は、「必ず毎週授業直後にアップする」というわけではありません。1週間程度遅れる場合があります。
教材3、教材4、およびスライドはほぼ毎回使っているため、特に中心的に使用したときのみ記録します。
最も詳しい授業の記録はこちらです
  • 2018/10/17
    • 使用教材……プリント,教材6,教材7
    • 授業内容等
      • まず、早稲田大学法学部の入試問題の一部(選択問題)を解き、ウォーミングアップとしました。
      • その後、入試頻出著者の長文評論を読み、「消費」と「浪費」の違い(対比関係について150字以内で記述する課題を扱いました。
      • ソシュールに端を発する構造主義の考え方を先週も扱いましたが、「記号の差異が意味(価値)を生み出す」という今回のテーマも同じ内容であり、重要きわまりないテーマです。今日は、このあたりを、文章中・文章外の種々の具体例とともに解説・指導しました。
     
  • 2018/10/10
    • 使用教材……プリント,教材6
    • 授業内容等
      • まず、先週の小論文を返却し、個別指導および全体解説を行いました。新しい解答例も提示しました。
        そのうえで、主張を文章化するにあたっては、白か黒かだけでなく「
        根拠のある灰色」があってもよいということを伝えました。
      • 次に、ソシュール言語論に関する短文読解を2題解きました。
        わかったつもりでも、選択式になるとつい間違えてしまうものです。
        ミスを通して、理論の骨組みを復習しました。
     
  • 2018/10/03
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 水・木19:30では1,2ヶ月に1回は小論文課題を扱うようにしていますが、今日は300〜400字のミニ小論文を書いてもらいました。
      • 課題は、「誰が言った言葉か」(人物)と「何が書かれた言葉か」(内容)を対比し、どちらを選択するか主張を述べるというものです。
      • 自著(こちら)を引用した2000字ほどの文章を読み、それに基づいて30分で記述しました。
      • 解説はすみましたが採点返却は次週となります。
     
  • 2018/09/26
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 短文読解問題を解きました(言葉について書かれた評論文)。
        傍線部を言いかえる設問です。
        鉄則15【比喩は〈具体〉である。まず抽象化せよ】
        鉄則16【傍線部がパーツに分けられるなら、
        パーツごとに言いかえよ
        この2つの鉄則を意識して解けるかどうかがポイントでした。
      • 同時に、内容的理解を得るため、ソシュール言語論についてまとめたプリントを配付し、解説・指導しました。
        有料メルマガNo.33では、このプリントを特別付録としてつけています)
     
  • 2018/09/19
    • 使用教材……センター試験2005年
    • 授業内容等
      • 2005年センター試験の評論を解きました。
      • 先週指導した課題の中に、この評論の内容をヒントにして作った本文がありましたので、原典に当たったということです。
      • 具体的には、「映像」と「写真・絵」の違いについて説明した文章です。
      • 時間がないと思って当てずっぽうに選択肢を選んでいくのではなく、
        あくまでも
        対比関係を整理しながら(鉄則4,6.7)反対語・否定表現のメモをとり、適した選択肢を正攻法で見つけること。
        この方法を指導しました。
     
  • 2018/09/12
    • 使用教材……教材7 (日栄社:現代文問題集) ,プリント(聞く力問題集ピックアップ)
    • 授業内容等
      • 教材7の11番、安岡章太郎の随筆文を読み、選択式設問を解きました。
      • 中高生の日常生活の中ではなかなか知ることがないであろう特異なテーマと、そこに含まれた逆説を読み解くのが主眼です。
      • 大学入試における選択式設問ではしばしば、選択肢に書かれた語句の意味を知っているかどうか、つまり語彙力が重要になります。
      • 具体的には、「期待は不安に満ちている」という逆説、「苦しさが安心させる」という逆説、「身体は病気から逃げたがっているが精神は逃げたがっていない」という逆説などを読み解きます。
      • また、対比を表す「よりも」に注目してその前後の観点を読み取り、それにより人物の心情を読み取るといった技法を指導しました。
      • さらに、聞く力問題集からピックアップしたプリントを進めました。
      • 類似したものごとの相違点について語られる音声を聞きます。
        まず、相違点を聞きとってはっきりさせ、次に、何と何をくらべているのかを絞り込みます。
        関連して、文章の骨組みになりやすい反対語(一様・多様/故意・過失/主観・客観/絶対・相対…など)を確認・指導しました。
       
  • 2018/09/05
    • 使用教材……教材7(こころの処方箋)
    • 授業内容等
      • こころの処方箋P.150勇気にもハードとソフトがある」を読み、オリジナル設問(読解記述)を解きました。
      • 今日のポイントは、「対比とはプラス・マイナスを表明するためにこそある」という点です。
        そのためにも、主張を含んだ対比関係を見つけ出す必要があります(鉄則6)。
      • 「 」の有無や、傍点の有無など、書き手の細かな意図に気づき、それを読解に生かす手法も指導しました。

  • 2018/07/18
    • 使用教材……教材6,プリント
    • 授業内容等
      • 6月に扱った読解頻出テーマテクスト論」(文章の読み方についての理論)を詳しく扱いました。
        教材6高校生のための評論キーワード100』の「テクスト」の文章の中で対比関係になっている部分をピックアップしたプリントを用いて、対比的に言いかえる(抽象化する)=反対語・否定表現で言いかえる練習を行いました。
      • たとえば、「未だに←→既に」、「過去←→未来」などといった反対語は「時間の観点」として統一的に認識できるように指導しました。
        また、「一次的創造」「二次的創造」といった概念についても解説・指導しました。
        その他、様々な対比関係を整理し、
        文章全体の骨組みを浮き上がらせる作業に取り組みました。
      • そして、そういった文章の読み方によって実際に読むべき本の著者名を示し、夏休みのブックガイドとしました。
     
  • 2018/07/11
    • 使用教材……教材3,教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 到達度テストを行いました。
      • テストの解説に当たっては、解答を配付するとともに、教材3,4の関連ページも用いました
      • 問題・解答のPDFデータは、7/14の夜にウェブにアップする予定です。
      • さらに、前回の読解問題の補足指導も行いました。
     
  • 2018/07/04
    • 使用教材……プリント,教材7 (日栄社:現代文問題集
    • 授業内容等
      • 教材7の6番、「ボランティアとは何か」を読み、選択式設問を解きました。
      • さらに、記述式設問を追加して解いてもらいました。
      • 語彙・知識が正否を左右するような選択式設問も多かったため、次週、そういう設問とはことなる本質的設問(記述設問)に関する考え方も含め、あらためて指導します。
     
  • 2018/06/27
    • 使用教材……プリント,教材4,教材7
    • 授業内容等
      • 前回に引き続き、大学入試評論に頻出の著者・内田樹氏の文章を読みました。「テクスト論」に直結した文章です。
      • 今回は、4000字ほどの文章全体を要約する意味を持つ記述設問(100字以内)を中心に扱いました。
        定義(鉄則13)を活用することで、解答に直結する部分を見つけることができますが、そのあたりに注目できたかどうかがポイントでした。
      • 文章の抽象的意味を、身の回りの具体的な体験に置き換えられるよう、豊富な具体例を挙げながら解説するとともに、自ら具体化する問いについても考えてもらいました。
     
  • 2018/06/20
    • 使用教材……プリント,教材4,教材7
    • 授業内容等
      • 大学入試評論に頻出の著者・内田樹氏の文章を読みました。「テクスト論」に直結した文章です。
      • 技術の鍛錬を重視しました。
        とりわけ
        対比関係を示す「ではない」をマークし、その前後に書かれた、一見反対語には見えない言葉のセットがどういった「観点」で反対語なのかを確認しました。たとえば、「ユニーク」と「非人称的」などです。
        こういった、いわば「準備作業」をすべて自らスピーディーに行えるようになって初めて、時間内に設問を正確に解き終えることができます。
      • 次週、続きをさらに進めます。
     
  • 2018/06/13……臨時休講
     
  • 2018/06/06
    • 使用教材……東大過去問
    • 授業内容等
      • 2018年・東大入試現代文(第一問)の4番のみを解きました。
      • 「思考とは関係づけである」という、文章全体の最重要ポイント(当塾でいつも指導していることでもある)をおさえ、かつ、
        因果関係を問われたときの解答構築のパターン(4月に指導)をおさらいした上で、100〜120字の記述設問に挑戦してもらいました。
      • その後、代ゼミ・駿台・河合・東進の模範解答と福嶋の模範解答をそれぞれ紹介しながら、解法の技術や考え方を指導しました。
      • こちらのメルマガで指導の詳細を紹介しています。
     
  • 2018/05/30
    • 使用教材……東大過去問
    • 授業内容等
      • 2018年・東大入試現代文(第一問)の3番のみを解きました。
      • 解法のパターンを、鉄則などをもとに事前に確認しました。
        ポイントは、前回の授業とのつながりです。アはAではなくBという型への意識です。
      • 次に、40分かけて読み解いてもらいました。
      • その後、代ゼミ・駿台・河合・東進の模範解答と福嶋の模範解答をそれぞれ紹介しながら、解法の技術や考え方を指導しました。
      • そして、本文と照合しながら、意味上の対比関係整理の詳細を指導しました。
        次週、続けて4番を扱います。

        こちらのメルマガで指導の詳細を紹介しています。
     
  • 2018/05/23
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • まず、今朝の読売新聞の「編集手帳」で紹介されていた、新明解国語辞典「世の中」定義の独自性・客観性について伝えました。
      • 次に、課題を提示しました。
        「アはAではなくB」の型で書く定義短作文です。
        最大のポイントは、
        「逆説化」です。
        一般常識を、思い切って逆にしてみる。そのうえで、客観性の高い理由(具体例等)が含まれる文を書く。
      • 実際に短作文を書いてもらった上で、そのための考え方・書き方について、個別指導・一斉指導で伝えました。
     
  • 2018/05/16
    • 使用教材……教材4,教材7(日栄社:現代文問題集
    • 授業内容等
      • まず、教材7を用い、短めの小説読解問題(選択式)を解きました。
      • 次に生きる解法として、次のようなことを指導しました。
        1)
        図形的比喩を活用すること。→鉄則10で詳細を指導しました。
        2)選択肢はパーツごとにチェックすること。
        3)人間関係は「距離」がキーワード。「対象化・客体化」を意識すること。
        4)理由を問う設問で選択肢が与えられていても、
        三段論法の型で選択肢の文を整理し直してみること。
      • すぐに生かせる技術を、直近のテスト等で自ら活用し、自分の血肉としてほしいと思います。
     
  • 2018/05/09
    • 使用教材……教材9(を抜粋し手を加えたプリント)
    • 授業内容等
      • 教材9(200字メソッドに掲載した約500字の短文の読解(対比要約P.118-119をプリント化したものを扱いました。
      • まず、ミスが起こりやすい部分についてのヒントを与え、を意識できるようにしました。
        その後、時間制限をつけて記述してもらいました(約150字)。
      • 大切なことは、文を下(述語)から組み立てるということです。
        まず述語を確定する。これが、正答への近道です。
     
  • 2018/05/02……臨時休講
     
  • 2018/04/25
    • 使用教材……教材7(『こころの処方箋』河合隼雄) ,プリント
    • 授業内容等
      • 先週に引き続き因果関係整理を練習しました。
      • 先週は短文での練習でしたので、今日は比較的長めの文章(1,800字ほど)を読み、その中の因果関係を整理してもらいました。
      • 大切なのは、まずシンプルな骨組みを構築すること。
        そのうえで、そこに肉付けしていくことです。
        意識的にそのステップを踏めば、大きなミスを防ぎ、合格点に到達することができます。
     
  • 2018/04/18
    • 使用教材……教材7(『こころの処方箋』河合隼雄) ,プリント
    • 授業内容等
      • 先週の結果を受けて、因果関係整理のための基礎トレーニング問題を新たに作成し、解いてもらいました。
        三段論法(むすんでたどるパターン)の基礎練習となるプリントです。
      • その練習を行ったあとで、あらためて先週の課題(因果関係を問う設問)をおさらいしました。
        理解が深まったものと思います。
      • 最後に、新聞の「版」に関する知識を実物をもとにして伝え、それをとおして、「疑問を持つこと」の重要性をあらためて伝えました。
     
  • 2018/04/11
    • 使用教材……教材7(『こころの処方箋』河合隼雄) ,プリント
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』の26「「耐える」だけが精神力ではない」を読み、2つの記述設問を解きました。
        1つは対比関係整理、もう1つは因果関係整理です。
      • 対比関係では、毎回のように指導している「型」(鉄則7,11あるいは200字メソッド参照)を意識して書けるかどうかがポイントでした。
        ただし、型を意識したとしても、文章中の〈具体〉をピックアップしてしまうと失敗します。
        あくまでも〈抽象〉に目を向けなければなりません。
      • 因果関係では、鉄則20「むすんでたどる」パターンを意識できたかどうかがポイントでした。
        これはまだまだ練習不足の感が否めないので、今後練習を積みます。
     
  • 2018/04/04
    • 使用教材……教材3,教材6,プリント
    • 授業内容等
      • まず、教材3を用いて、先週の読解問題の骨組みとなっていた反対語の意味・用法について指導しました。
        デジタル・アナログ、物質・精神、身体・精神、固定・流動などといった語彙を関連付けながら扱いました。
        また、教材6(評論キーワード)を随時開き、それぞれの言葉への理解を深められるようにしました。
      • 次に、反対語を自作する課題を扱いました。
        与えられた言葉に対する反対語を自作するとともに、なぜそれが反対語と言えるのかを考えること、すなわち対比の観点の創造を行いました。
      • こうした学習が、とりもなおさず、文章読解の骨組みである対比の観点を素早く見つけるための素地を育てます。
        文学であれ評論であれ、書き手は独自の対比関係を持ち出してメッセージを展開します。
        生徒自身が独自の対比を創造する練習を積むことで、それを素早く見出すことができるようになるわけです。
     
  • 2018/03/28
    • 使用教材……教材3,教材4,教材6,教材7(日栄社:現代文問題集) ,プリント
    • 授業内容等
      • 定期テスト(到達度テスト)を返却しました。
        一般問題(大問1〜5)および作文問題(大問6)について、採点基準を伝えました。
      • その後、大学入試評論読解問題を扱いました。
        平易な具体例を用いた文章であり、比較的読みやすい文章です。
        選択式設問のみ扱いましたが、鉄則21【選択肢は、まず手で隠せ。選択肢は、ワナの集合体だ】の実践練習を兼ねて行いました。
      • 設問を正確に解くためのカギは語彙力でした。
        特に、上記到達度テストで出題したような
        反対語を、関連語と結びつけて理解・記憶しているかどうかが重要でした。
        教材6(評論キーワード)なども用いながら指導しました。
        次週、語彙の補足解説を行います。
     
  • 2018/03/21……祝日
     
  • 2018/03/14
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 定期テスト(到達度テスト)を実施しました。
      • 水・木・土の17:00は40分間で、それ以外の枠は35分間で行います。
      • 採点・返却・個別指導は次回となります。
      • テストの後は、一部の問いの解説を行いました。
      • また、こちらをプリントして与え、震災についてはもちろん、世の常識について興味関心を持って自ら調べることの重要性について伝えました。
        常識の蓄積が逆説力を高めます。そしてそれが国語力に直結していきます。
        そのあたりの理路については、こちらもご参照ください。
     
  • 2018/03/07
    • 使用教材……教材3,プリント
    • 授業内容等
      • まず、反対語スライドおよび教材3にて、反対語の知識と用法を指導しました。
        特に、「謙虚←→傲慢」「周縁←→中心」を扱いました。
      • 次に、「★は、アはAだが、イはB」という型を指導しました。
        型を応用して整理する短文読解(詳しくはこちら)を扱いました。
        さらに、その課題の本文をより分かりやすい文に書き直す作業を通して、短文をより正確に操作・整理する練習としました。
     
  • 2018/02/28
    • 使用教材……プリント等
    • 授業内容等
      • 高校入試問題:評論文を扱いました。
        先に扱った「現象・本質」、あるいは随時高頻度で指導しているソシュール言語論に関連の深い文章です。
      • いつものことですが、選択問題を解いてマルつけで終わりという授業ではなく、
        文章の骨組みを3つの関係(特に対比関係)で整理していくよう指導しました。
      • もちろん「選択問題の解法」も指導しましたが、重要なのは対比の骨組みの整理であることを強調して指導しました。
     
  • 2018/02/21
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • グラフ及び文章から情報を抽出し、与えられたの中で文章化する課題を扱いました。
      • ポイントは、対比されている内容が2つあることに気づき、それを文章に反映できるかどうかでした。
        多くの生徒は、1つの対比は言及できましたが、もう1つには言及できていませんでした。
        複数の対比関係(=対比の
        観点)が同時に現れることは日常に多々あります。
        それに気づいて能動的に整理する習慣づけが、求められます。
     
  • 2018/02/14……臨時休講
     
  • 2018/02/07
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 前回の小論文を返却し、全体指導及び個別指導を行いました。
      • 小論文をセルフチェックするための評価規準として、形式的客観性・内容的客観性・独自性・普遍性の観点を与え、それに基づいて採点した結果を伝えました。
      • 大学教授が書いたような課題文に対して説得力ある反論を行うというのはよほどの根拠が無いと難しいので、反論するにしても賛成4:反対6のような論調で書けるようにするほうがよい、といったアドバイスも行いました。
      • その後、比喩の抽象化の課題を扱いました。
        「他山の石以て玉を攻むべし」を抽象化するなどして、「くらべながら言いかえる」練習としました。
     
  • 2018/01/31
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 大学入試頻出、内田樹氏の文章を題材に、600(〜800)字小論文を書きました。
        書く際の対比の観点として、一般的な意味でリーダブルな文章と、筆者の言う「リーダブルな文章」とを挙げ、この見方で対比するよう指示。
        それが難しいと感じる場合は、もとの文章を離れ、単純に「やさしい文章」「難しい文章」を対比してもよいと伝えました。
      • また、昨年10/25にも扱った「小論文の基本の型」を活用するポイントとして、「反対意見を否定するだけの根拠」を考えることの重要性を指導しました。
      • 昨年10-11月に多くの生徒が指摘された点は具体性不足」だったため、ある程度の具体例を事前に示唆しました。
      • それらのあとで実際に文章を書いてもらいました。
        書いたあとは、私が作成した模範解答文を配付・解説しました。
        採点及び個別指導は次週となります。
     
  • 2018/01/24
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 大学入試頻出、内田樹氏の文章を用いた読解を扱いました。
        ただし、本来の目的は読解ではなく
        小論文です。
        この文章を踏まえた意見文を600字以内で書くのが目的です。
        が、今日は時間的に不足したため内容の読解で終わりました。
        次回、小論文を書きます。
      • よくある読解問題では、文章の語句をコピペしてつなぎあわせるだけで解答を作れてしまい、それで満点をとることもできます。
        しかし、それでは「本当に理解・解釈している」とは言えないことが多いのです。
        「腑に落ちる」レベルで解釈(=別の水準の表現で言いかえ)できていない答案は、低い評価を与えました。
        そういうレベルで分かっていないと、小論に反映させることはできません。
     
  • 2018/01/17
    • 使用教材……教材6,プリント
    • 授業内容等
      • 教材6(評論キーワード)の「現象」と「本質」のページからピックアップした具体例3つを抽象化する課題などを扱いました。
      • 本文の内容以外にも、身近で新しいさまざまな具体例を口頭で伝えながら指導しましたので、
        点数としてはあまり取れなかった生徒でも、「現象←→本質」の意味と、その具体例についての理解が深まったものと思います。
      • 高校生にもなると、こうした概念そのものへの理解度が、読む速さを規定してしまいますので、必須の学習であると言えます。
      • と同時に、哲学の入口の指導であるため、人生全般に渡るものの見方そのものを磨くことにもつながっています。
     
  • 2018/01/10
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 新年最初の、久しぶりの授業ですから、最重要技術の基本を確認する指導を行いました。
      • 課題としては2月刊行予定最新刊問題集『「本当の聞く力」が身につく問題集』の中の聞き取り問題をプリント化し読解形式にしたものを扱いました。
        毎回授業冒頭でもスライドで確認している型、「アはAではなくB」「アはAだがイはB」を活用し、文章を整理します。
      • 上記問題集は小学生用ですから、設問を中高生向けに作り替え、記述のみ2問指導しました。
      • 鉄則6も確認しつつ、文中に隠された、または隠されていない対比関係を見つけ出してそれを組み立てる記述課題を進めました。
      • こちらに示すようなハイレベルな言いかえ(勇気ある言いかえ)をすべき問題とそうでない問題とを区別するというのも、今回の課題の1つでした。

  • 2017/12/20
    • 使用教材……教材7(日栄社:現代文問題集
    • 授業内容等
      • 2,000字弱の評論文読解問題(大学入試問題)を扱いました。
        技術としては先週のテストとも共通するものであり、活用練習の題材となっています。
      • もともと選択式しかない問題だったため、オリジナルの記述式設問を1つ加えて解いてもらいました。
        鉄則16などに留意してパーツごとに言いかえていきます。
        そのとき重要なのは、各パーツの関係性を維持しながら言いかえるということです。
      • また、接続語挿入問題では、文と文をつなぐのみではなく、文と段落をつなぐような特異なケースもあります。
        そういった点で苦労している生徒が見受けられましたので、平易な例文を示すなどして解説指導しました。
       
  • 2017/12/13
    • 使用教材……プリント,教材3,4
    • 授業内容等
      • 到達度テストを実施しました(20分:読解記述+反対語+鉄則)。
      • 終了後、すぐ採点・記録し、返却しました。
        採点中は、詳細な解説プリントを見ながら、読解問題のセルフチェックをしてもらいました。
        また、テストに出た反対語を教材3・教材4を用いて復習・練習してもらいました。
      • 採点後は、読解を中心に解説を行いました。
      • 順位等は次週公開し授業でも紹介します。
     
  • 2017/12/06
    • 使用教材……プリント,教材4,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 「日本的民主主義は創造の芽をつみやすい」を引き続き扱いました。
      • 日本における「みんな」と西洋における「みんな」の違いについて、本文の主旨に即しつつも本文を離れた文脈で発展的に解説した文章の空欄を埋める設問を中心に解きました。
      • こういった問いでは、反対語・否定表現の知識がまず必要です。不足を感じる場合は、教材3(語彙力問題集)で練習する必要があります。
      • 文末接続語「わけだ」をもとにして、その文の内容が前の文と同等関係にあることを判断する。
        「つまり」をもとにして、前後が言い換えられているはずだと判断する。
        「集まった個人」「個人の集まり」といったレトリカルな比喩的表現(筆者の個人言語)を翻訳し一般化していく文脈で空欄を埋める以上、比喩的な表現にとどまる答えは不可となる。

        ……等々、意識すべきポイントについて解説しました。
      • 次に、抽象化・具体化のトレーニングとして、「ことわざを言いかえる」練習を行いました。
        ただし今日は基本パターンの解説とちょっとした練習のみです。次回以降、さらに練習します。
      • 国語力を抽象化力具体化力に分けるならば、よりハイレベルで重要度が高いのは、具体化です。
        一般的に読解問題というのは抽象化が8割、具体化が2割で構成されますが、
        具体化こそが真の国語力であるといえます。
      • また、具体化力こそが、作文・小論文の成否を分けます。
      • 技術としては鉄則15および16の内容になります。問題集「1」(教材1)にも掲載した課題です。
     
  • 2017/11/29……臨時休講(回数調整)
     
  • 2017/11/22
    • 使用教材……プリント,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 「日本的民主主義は創造の芽をつみやすい」を読み解きました。
      • 技術的目標は「むすんでたどる」(因果関係整理)です。
        2016年1月にも扱った文章ですが、設問は変更しました。
      • 集団主義・個人主義/民主主義・独裁主義などについて整理したあと、設問を解いてもらいました。
      • 文章中の要素を適切に組み合わせれば10点満点をとれる設問ですが、苦戦した生徒もいたようです。
      • ひととおり解説指導を行いましたが次回も続きを扱います。
     
  • 2017/11/15
    • 使用教材……教材7(日栄社:現代文問題集
    • 授業内容等
      • まず、先週の評論文読解問題(大学入試問題)の解説を行いました。
      • 選択式設問の考え方を指導するのみでなく、理解のしづらい部分について出典(原典)の本の記述なども紹介しながら、内容的理解を深めてもらいました。
      • 相対・絶対の意味について文脈に応じて解説しました。
      • 次に、200字メソッドで短作文を書きました。
        通常は、テーマとなるア・イのパーツを指定して、1・2/A・Bのパーツを自力で書きますが、今回はこれを逆にしました。
        対比の観点(反対語・否定表現/代表的には7つの観点)を指定して、主語・主題・テーマとなるア・イを自分で考えてもらいました。
      • 今回は、読解等における頻出観点である「公的・私的」を指定しました。
      • NHKと民放について書いた模範解答(作文例)を配付しました。
       
  • 2017/11/8
    • 使用教材……教材7(日栄社:現代文問題集
    • 授業内容等
      • 選択式評論文読解問題(大学入試問題)を扱いました。解く時間としては35分(妥当な長さ)を与えました。
      • 設問を解くこと以上に、本文そのものを読み解くこと、対比の骨組みを整理すること(鉄則6)が大切です。
        それがとりもなおさず設問の正解率を高めます。
        今回もこのあたりを重視し、事前に対比のメモ用の紙を配付し、記入しながら読み解くよう伝えました。
      • いくつかの設問について、考え方・解法および関連知識等を指導しました。
        設問についての綿密な解説は次週、あらためて行います。
      • 筆者(土井隆義氏)は、2016年のセンター試験(評論)にも出題されており、注目の書き手です。
        書き手に興味を持ち、その人なりの主張について一定の理解を得ることにより、今後同じ書き手の文章を読んだ時に理解のスピードを速めることができます。
     
  • 2017/11/1
    • 使用教材……プリント,教材3,教材4
    • 授業内容等
      • まず、小論文の書き方について、前回の復習指導を行いました。
        意識して
        対比の観点を抽出することなど詳しい考え方を解説したあと、採点済みの文章を返却し、個別指導を行いました。
      • 次に、教材4鉄則22(あなたの考えをと言われたら客観性と独自性を両立させよ)の設問文を読み、その中の対比の観点を抽出しました。
      • 今日の重要なポイントは、独創←→模倣の観点です。
        これについては教材3などを用いてていねいに指導しました。
     
  • 2017/10/25
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 小論文の書き方について、指導を開始しました。今後随時、扱っていきます。
      • まず、モチベーションを高めるため、実際の大学入試小論文の課題を紹介しました。
      • 次に、小論文の基本の型をプリントで配付・解説しました。
        時間配分の仕方から、客観性と独自性を両立させること(鉄則22)の重要性などに至るまでアドバイスしました。
      • 次に、具体的な課題を用いて600〜800字の小論文を書いてもらいました。制限時間は50分
        当方で準備した解答例および解説をプリント化したものを配付しましたが、具体的な個々の文章への指導は次週となります。
     
  • 2017/10/18
    • 使用教材……教材4,7(日栄社:現代文問題集
    • 授業内容等
      • 選択式及び抜き出し式評論文読解問題(大学入試問題)を、引き続き扱いました。
      • 今回は各設問の考え方・解法および関連知識等を丁寧に指導しました。
      • ある設問では、同等関係の接続語「いわば」前を比喩化(具体的比喩に変換)するパターンと、逆に「いわば」後を抽象化するパターンとを扱いました。
      • 先週解いた際は、抜き出し設問で時間を要し時間切れになったパターンが多かったため、「答えを探し始める前にまず答えを自力でイメージすること」が結果的に時間節約につながるということを指導しました。
      • また、「評論は同じことを繰り返していくだけ。とびとびで出てくる類似表現を見のがさないように」といったアドバイスを行いました。
      • なお、鉄則21の練習問題を解くことで、選択式設問の解法についても確認・指導しました。
       
  • 2017/10/11
    • 使用教材……教材7(日栄社:現代文問題集
    • 授業内容等
      • 選択式及び抜き出し式評論文読解問題(大学入試問題)を解きました。
      • 設問を解くこと以上に、本文そのものを読み解くこと、対比の骨組みを整理すること(鉄則6)が大切です。
        それがとりもなおさず設問の正解率を高めます。
        今日もこのあたりを重視して解説・指導しました。
      • 答案の正解・不正解については個々人の結果を全て記録・分析していますので、次週、その結果に基づく優先順位に応じた指導を行います。
      • 解く時間としては35分(妥当な長さ)を与えましたが、抜き出し式で手こずったようです。このあたりの解法も次週扱います。
     
  • 2017/10/4
    • 使用教材……プリント,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』「精神的なものが精神を覆い隠す」を読み、主張の骨組みとなる対比関係を抽出する課題を扱いました。
        常識的には、「精神←→肉体(物質)」≒「無形←→有形」となりますが、
        今回は、「精神的なもの←→精神」という対比になるため、その対比の観点が逆になることを実感をもって理解できるかどうかがポイントになりました。
      • また、文中の具体例連帯責任)を対比の骨組み(抽象的意味)にあてはめて説明する問いを解きました。
      • ◯◯的なものが◯◯を覆い隠す」の型にあてはめて独自の具体例を考える課題は時間切れとなったため、回答例を解説指導をしました。
     
  • 2017/9/27
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 今日は基礎トレーニングを行いました。
      • 教材4「22の鉄則」からピックアップした短文読解問題を進めました。
      • 今日は鉄則13について扱いました。
        • 鉄則13……定義にマークし、定義を使え。
        • 75字で記述する設問を中心に解きました。
          文章中の定義にマークしそれを意識的に使うことにより、記述答案の精度を高めていきます。
        • 課題文の内容に関連し、ソシュール言語論の意味などを解説・指導しました。
       
  • 2017/9/20
    • 使用教材……教材7(『こころの処方箋』河合隼雄) ,プリント
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』河合隼雄の45「権力を棄てることによって内的権威が磨かれる」を読み、「権力と権威の違い」を100字程度で文章化してもらいました。
      • まず、200字メソッドと同様の型を示し、その型の各パーツ(観点)を考えるよう指示・説明しました。
        制限時間20分で書いてもらい、解説(こちらの内容の一部等)を与え、その後、解説しました。
        マックス・ウェーバーの思想などにも触れながら解説しました。
     
  • 2017/9/13
    • 使用教材……プリント,教材4,教材7(日栄社:現代文問題集
    • 授業内容等
      • まず、教材4鉄則18役立つ接続語は文頭よりも文中にある)の記述設問を解き、添削指導しました。
      • 次に、先週扱った教材7・読解問題のおさらいを行いました。
        正解率の低かった問いについて、丁寧な解説プリントを作成・配付し、指導しました。
      • いずれも「自他」の観点で読み解く内容になっています。
        こうした観点を使いこなすための技術を指導しました。
         
  • 2017/9/6
    • 使用教材……教材7(日栄社:現代文問題集
    • 授業内容等
      • 選択式評論文読解問題(大学入試問題)を解きました。
        設問を解くことも重要ですが、それ以前に、本文そのものを読み解くこと、
        骨組みを整理することが重要です。今日もその点を強調しました。
      • ただし、単純な対比とは異なり、対比の観点が縦横に交錯するパターンの文章だったため、マトリックス図を書いて整理する方法を指導しました。
      • その上で、正解率の低い設問から優先して解説・指導しました。
        一部、時間不足になったため、次週おさらい・補足します。
     
  • 2017/7/19
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 到達度テストを返却し、前回の授業で説明不足だった部分を解説・指導しました。
      • こちらに掲載した順位等について伝えました。
      • 問1〜3については既に授業で指導した設問ですので、簡単な説明にとどめました。
      • 問4については、鉄則8を参照しつつ、対比的変化の型による考え方について指導しました。
      • さらに、問5で必須だった200字メソッドの型を用いて、オリジナルの短作文を書いてもらいました。
        通常は、テーマを当方で定めて書かせるのですが、今日は、
        (独自性が求められる機会も増える)夏休み前ということもあり、全てをオリジナルで書くように指導しました。
      • こちらのページを紹介しながら、夏休み中の学習法をアドバイスしました。
     
  • 2017/7/12
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • 年に3回ほど行っている到達度テストを実施しました。
      • テスト内容は、「カーネーション」のおさらい問題が4つ、新作問題(説明的文章の読解)が1つです。
        すべて記述式の設問です。
      • テスト後は新作問題の解説指導のみ行いました(答案はコピーを返却済)。
      • 7/15深夜または7/16に、テストのPDFをこちらにアップします。復習にご活用ください。
        なお8/6セミナーで利用する問題と同一ですので、ご参加の方は問題を見ないことをおすすめします。
     
  • 2017/7/5
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 200字メソッドによる短作文を行いました。
      • 客観性を高めるために形式を整えること(200字メソッド)、及び、独自性を高めるために内容を工夫すること(7つの観点の意識と、逆説化)を目的として進めました。
      • 題材は、以前から扱っている「類似したものごとの相違点」の課題集からピックアップしました。
        今日は、「2時間ドラマと連続ドラマの違い」を考えました。
        こうした身近な文化的テーマは、さまざまな角度から切り込めるため、独自性のトレーニングに適しています。
        また、具体的テーマほど抽象化が難しいため、頭を使います。
      • 再来週も同様の課題を行いますが、その際はテーマそのものを自分で決めてもらう予定です。
        夏休みは独自の主張をアウトプットする機会も多いであろうことを考慮した課題です。
     
  • 2017/6/28
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • センター試験2003年評論を題材に、先週も指導した「客観化・客体化・対象化」の意味を理解するための授業を行いました。
      • 同時に、選択式設問の解法について、鉄則21などをもとに解説指導しました。
      • さらに、言葉と指示対象の関係についての解説指導も行いました。ソシュール言語論の一部です。
     
  • 2017/6/21
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • 「カーネーション」の読解を続けました。
      • まず、前回の補足解説をていねいに行いました。その中で、「客観化・客体化・対象化」の概念を指導しました。
        これについては次回、読解で確認する予定です。
      • 次に、小説の最もピークとなるできごとに込められた意味を考える問いを扱いました。
        技術としては、
        鉄則15,16の応用となります。
     
  • 2017/6/14
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • 「カーネーション」の読解を続けました。人物の対比的心情変化(鉄則8)を整理するプロセスを進めました。
      • まず、本文中に明示されていない理由(因果関係)を整する問いを解きました。
        これも、広く言えば「隠されたつながり」の1つであると言えます。
        形式の類似した平易な例文を事前に与え、図示して解説しました。そして、それをヒントとして
        類推するよう指導しました。
        こうした類推の能力は、学力の本質であるといえます。
      • また、「懐かしい」という言葉をめぐる解釈を整理する記述設問も扱いましたが、こちらは正解率が低かったため、次回補足予定です。
     
  • 2017/6/7
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • まず、「22の鉄則」のうちのいくつかのまとまりについて説明しました。
        鉄則6,7,8は対比関係、鉄則15,16は同等関係、鉄則19,20は因果関係。これらを覚えるため、鉄則の書き取りなどを行いました。
      • 次に「カーネーション」の読解に戻り、人物の対比的心情変化(鉄則8)を整理するための準備をしました。
        その人物の登場場面と退場場面とで明確に対比されている(しかし気づきにくい)描写(=
        伏線:隠されたつながり)を探す問いです。
      • さらに、比喩の言いかえ(抽象化)」も引き続き練習しました。
        鉄則15【「比喩」は〈具体〉である。まず抽象化せよ】の運用練習です。
        辞書的意味文脈上の意味を両方意識化することがポイントとなります。
     
  • 2017/5/31
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • 今日の目標は、鉄則15【「比喩」は〈具体〉である。まず抽象化せよ】および鉄則16【傍線部がパーツに分けられるならパーツごとに言いかえよ】の技術の習熟です。
        そのことを事前に明確に示したあと、3つの課題を扱いました。
      • 1つめは、小説「カーネーション」の読解です。
        2つめは、随筆(約1,500字ほど)の短文読解です。
        3つめは、評論(約400字ほど)の短文読解です。
      • いずれにも通ずる技術としての鉄則15,16を徹底して指導しました。
        自分のできた部分・足りない部分がなんなのかを自覚し、次に生かしてほしいと思います。
       
  • 2017/5/24
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • まず、前回の答案を返却し、個別の助言を行いました。
      • その後、「カーネーション」の読解に戻りました。
      • 今日の目標は、たどる力(因果関係整理力)の向上です。
        特に、鉄則20【最もふさわしい理由をつかむために、
        むすんでたどる】(結合論証)のパターンです。
      • 「なぜですか」という問いに対して最もふさわしい記述答案を作成するための技術(手順)を、新たに作成したプリント教材によって事前に指導しました。
      • その後、その手順のとおりに答案を作成してもらいました。
        採点・個別指導をしたあとで、今回の設問に対する図解プリントを配付し、さらに考えを深められるよう指導しました。
      • 因果関係整理の技術を、小説を題材にして練習しましたが、評論読解にもそのまま当てはめられることを忘れないよう、指導しました。
     
  • 2017/5/17
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 昨日2017/5/16に公開された、大学入試センター試験の代替テスト(大学入学共通テスト:仮)(2020年から実施)のモデル問題例を扱いました。
        国語問題例1のみ扱いましたので、問題例2および数学の問題例等についてもぜひ、掲載された新聞やネットにて確認し、生かしてほしいと思います。
      • まず、趣旨を説明しました。現・中3生はむろんのこと、それより上の生徒についても、今後の教育においては間違いなく記述答案作成の機会が増えていくということを伝えました。
      • 次に、入試センターが設定した時間(20分)で、問いを解きました。ただし小問4つのうち1つはカットしました。
        終了後は模範解答を配布するとともに答案を回収し、簡単にでき具合をチェックしました。詳しい採点・返却は次週となります。
      • それらの答案の状況も確認しつつ、詳しい解説を行いました。
        それぞれの小問が同等関係・対比関係・因果関係に対応していることを確認しました。
      • 国語の記述答案の採点というのは採点基準の正否や採点者の能力に左右される部分もあるという事実が、実感を持って分かったはずです。
        むろん謙虚に学ぶ姿勢は大事ですが、採点基準や採点そのものに問題があることもあるのだという事実を知っておくことも大切です。
        その上で、今後さまざまなテストを受けた際に減点された理由が理解できないような部分は放置せず、ちゃんと身の回りの教師に問いたずねる・教えを乞うなどし、厳密な「書き」の力を身につけていくことが大事であるということを、話して聞かせました。
     
  • 2017/5/10
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • 今日から2ヶ月弱、「カーネーション」の読解を続けていきます。
      • 読解問題等では速読ばかりが要求されますが、あえて時間をかけて遅読すること。多読も大事だが精読も大事だということ。
        このあたりが2ヶ月弱の期間の大目的となります。
      • 今日は読む時間を30分与えるとともに、人物整理・場面の流れの整理などに時間を宛てました。
      • 一読した段階では目を留めずに読んでしまうような人物の空間的位置の変動(電車内で立っていたのか座っていたのか、どこからどこへ移動したのか)などについて確認することを通して、具体的イメージを描けるよう指導しました。
     
  • 2017/5/3……祝日
     
  • 2017/4/26
    • 使用教材……教材6,プリント
    • 授業内容等
      • 類似したものごとの相違点」を考えるためのテーマ100セットをリストアップしたプリントから、以下5つをピックアップし、任意のものを選んで順次解くよう指導しました。1つできる度に、個別指導を行いました。
        • 時刻と時間/共感と同情/団体と集団/尊敬と敬遠/文化と文明
      • いずれも、対比の観点(特に7つの観点)を意識しながら解くことによって、客観性の高い答案になります。
      • 特に文化と文明に関しては、教材6(評論キーワード)を用いて、より厳密な意味の差異を確認しました。
     
  • 2017/4/19
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 類似したものごとの相違点」を考えるためのテーマ100セットをリストアップしたプリントから、「裁判員と裁判官の違い」を考える課題を扱いました。
      • まず、裁判員制度の概要を伝え、文章化するための内容的知識を与えました。
      • 次に、200字メソッドの型に沿って、「裁判員と裁判官の違い」を文章化してもらいました。
        これは、小論文の骨組みを作る練習です。
        今回は特に、主張がどちらに傾いているのかを明確にすることの重要性を指導しました。
        「アは
        なためである。
        それに対して、イは
        なためである。
        そう考えると、アよりもイのほうがCであると言える。」
        この型のAとBの表現を工夫することで、プラスイメージ・マイナスイメージをはっきりさせるということです。
      • また、1・2パーツの観点を意識的に統一すること、BとCが似てしまうのを避けること、などといった技術も指導しました。
      • 同時に、生徒個々に必要な課題を、丁寧に個別指導しました。
     
  • 2017/4/12
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 類似したものごとの相違点」を考えるためのテーマ100セットをリストアップしたプリントを配付しました。
      • 今日はまず、「化学兵器と、(化学兵器ではない)ミサイル」の違いを考えました。
        まさに今、シリアによる化学兵器使用が疑われ、それを非難するアメリカによりミサイル攻撃が行われたばかりです。
        アメリカはミサイル攻撃の正当性を訴え、一方で化学兵器の使用を非難しています。
        そのアメリカの判断の是非を考える前に問うべきは、「ともに兵器であるはずの両者にはどんな違いがあるのか」ということです。
        これを考えることが、今世界で起きていることをつかむ端緒となります。
      • もちろん、目的は、そういった社会情勢の把握というより、言語技術の習得です。
        そこで、化学兵器(及び核兵器
        *)とミサイルの違いについて、ひごろ指導している7つの観点を用いる方法、および因果関係でたどる方法により、相違点(対比の観点)の客観性・独自性を高める練習をしました(*わかりやすくするためにおぎないました)。
      • これは、簡単に言えば「発想法」の訓練です。
      • また、もう1つの課題として、プリント掲載の「安全と安心」について考えました。
        現在東京都で問題になっている築地市場の豊洲移転問題(あるいは福島原発事故問題)に関していつもテーマになるのが、この「安全と安心」の概念の違いです。
        そういった背景をざっと解説した上で、安全と安心の違いについて、同様に対比の観点を明確にしてもらいました。
     
  • 2017/4/5
    • 使用教材……教材7,プリント
    • 授業内容等
      • 教材7教養としての大学受験国語』(石原千秋)の中の評論文を用い、その一部(約500字ほどの範囲)を要約する課題を与えました。
        「アはAだが、イはBなため、Cである」という、200字メソッドの変形バージョンの型を事前に与え、それに合うように要約していきます。
      • まずCを見つけ、次にその理由となる「ア〜B」を見定めます。
        そして、鉄則7
        対比関係2つのポイント」に沿うように各パーツを作っていきます。
      • 全体としてはかなりよく書けていました。練習の成果が出ていることがはっきり分かります。
     
  • 2017/3/23
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 到達度テストを返却し、22の鉄則を覚えるための時間を5分ほどとりました。
      • 到達度テストの読解問題(タイプB)について、詳細に解説・指導しました。
        形式としては、「くらべながら言いかえる」パターンの応用が目的です。「たどる」が加わる点が、やや難しかったかもしれません。
        内容としては、
        ソシュール言語論(言語論的転回)の理解が目的です。
        こちらにも示しているように今回のタイプB問題は正解率が非常に低くなりましたが、個々の選択肢の選択率をみるとさほど理解できていないわけではないようです。
      • その後、タイプA問題を解き、解説をしました。こちらも、「くらべながら言いかえる」パターンでした。
     
  • 2017/3/15
    • 使用教材……プリント,教材4,教材6
    • 授業内容等
      • 到達度テストを実施しました(タイプB*:35分)。*難易度
        問題・解答については、3/19をめどにウェブ上にアップします(生徒専用のユーザー名・パスワードが必要)。
      • テスト後は、読解問題についてのみその場で採点し、丁寧に解説指導しました。
     
  • 2017/3/8
    • 使用教材……教材6,プリント
    • 授業内容等
      • 教材6高校生のための評論キーワード100』の「レトリック」のページを読みました。
      • 古来、「真理」と「レトリック」は対立概念として扱われてきたという説明部分の意味を抽象化する課題を、まず扱いました。これがメインです。
      • 次に、本文にほとんど書かれていない具体例をいくつか例示したあと、同様の例を自ら考え(具体化)、書いてもらいました。
        こちらはやや時間不足だったため、書ききれなかった生徒は他の生徒のアイデアや私の例を書き写し、理解の助けとしました。

       
  • 2017/3/1
    • 使用教材……プリント,教材6
    • 授業内容等
      • 定期テスト前の生徒も多いことから、まず、22の鉄則に掲載した設問パターン分類について解説しました。
      • 前回に引き続き、読解頻出テーマテクスト論」を扱いました。
        教材6高校生のための評論キーワード100』の「テクスト」の文章の中で対比関係になっている部分をピックアップしたプリントを用いて、対比的に言いかえる(抽象化する)=反対語・否定表現で言いかえる練習を行いました。
      • たとえば、「未だに←→既に」、「過去←→未来」などといった反対語は「時間の観点」として統一的に認識できるように指導しました。
        また、「一次的創造」「二次的創造」といった概念についても解説・指導しました。
        その他、様々な対比関係を整理し、
        文章全体の骨組みを浮き上がらせる作業に取り組みました。
     
  • 2017/2/22
    • 使用教材……教材6,教材7,プリント
    • 授業内容等
      • 読解頻出のテーマテクスト論(先週の「コンテクスト」と密接に関連)を理解すること、及び、対比関係整理の技術のトレーニングを目的に、短文読解を2題扱いました。
        教材6の本文、およびテクスト論について書いた文章をもとに作成したプリントを使用しました。
      • まず教材6高校生のための評論キーワード100』の「テクスト」のページを読み、その後、読解課題を進めました。
        ここ1ヶ月ほど重点的に指導している「アはAではなくB」を活用し、指定された字数の配分まで考えて、ベストな記述答案を作成します。
        多くの生徒は、前回の内容やここ1ヶ月の練習を、多かれ少なかれ活用できていました。
     
  • 2017/2/15
    • 使用教材……教材6,プリント
    • 授業内容等
      • まず、先々週も使用した「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック』の一部をプリント化した教材を用いて、「対比関係+同等関係(くらべながら言いかえる)」パターンをおさらいしました。この技法をそのまま応用し、下記の課題に取り組みます。
      • 高校生のための評論キーワード100』の「コンテクスト」の解説ページ(約1,700字)を読み、解説文中の対比的・象徴的表現を抽象化する課題を与えました。
      • ポイントは、
        1)隠された対比の観点を抽出する(鉄則6
        2)傍線部の対比のバランスをとるために言葉を補う〈鉄則7
        3)時間の観点、空間の観点を意識する

        4)1・2両者を組み合わせて、100字程度の記述答案を作成する
        といった手順です。
      • 時間内に書き終わったからといって、対比の観点が意識されていない答案は評価が低くなります。
        逆に、途中で終わったとしても、
        対比の観点を意識した答案は、一定の評価を与えます。

        授業後の走り書き考察はこちら
     
  • 2017/2/8
    • 使用教材……教材7
    • 授業内容等
      • 教養としての大学受験国語』(石原千秋)のP.278〜280に掲載された文章読解問題を解きました。
      • 「言語」と「方言」の相違点、および「方言」と「標準語」の相違点を同時に説明しているという点で若干の混乱が見られたようです。
        とはいえ、前回・前々回と指導している主たる目的である
        「定義」の活用については、おおむね達せられたものと思います。
      • 今回の定義は、「アはAだが、イはB」という馴染みの型で登場していました。
        先に「イはB」がみつかることが多いため、そこからアへ戻ることができるかどうかが1つのポイントでした。
       
  • 2017/2/1
    • 使用教材……プリント(最新刊の一部,他)
    • 授業内容等
      • 最新刊『「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック』の一部をプリント化したものを扱いました。
        小学1〜3年生向けに作成した本ですが、日本語運用のための
        本質的な技能が体系的に組み立てられた本です。
      • ピックアップして扱ったのは、「対比関係+同等関係(くらべながら言いかえる)」の問いです。読み書きの根幹となる技術です。
      • 意外なところでのミスも散見。
        国語には校種・学年が関係ないということを実感するとともに、
        どんな難解な読み書きも
        基礎技術の応用にすぎないということを理解するための一歩になればと思います。
      • さらに、東京都立高校の入試過去問をもとに、2,500字ほどの論説文の要約を行いました。
        前回と同様、定義+対比の型「アはAではなくB」の活用練習です。
        こちらも、「くらべながら言いかえる」型だということを確認しつつ進めました。
     
  • 2017/1/25
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 内田樹氏のブログ記事「感情表現について」をもとにして作成した記述設問を2つ解きました。
      • 鉄則13【定義にマークし、定義を使え】および鉄則6【隠された対比関係を見つけ出せ。それが読解の第1の作業だ】がポイントになります。
      • メインとなる問いは、定義をうまく活用できるかどうかが重要でした。
      • 「60字」を超えるような、ある程度の長さでの記述を求められた場合、書き出す前にまずは内容を分割してイメージします。
        抽象―具体なのか、対比なのか、原因―結果なのかを考え、たとえば抽象20字+具体40字、対比(30字×2)、原因30字+結果30字、などというように構成を考えてから書くということです。
        このあたりを事前にアドバイスしたあとで解答を書いてもらいました。

        今回の課題は「対比の型=アはAではなくB」をもとに、字数を事前に配分し(ア=5字、A・B=各30字)、それから考えてみることになります。
        このあたりを事前にアドバイスしたあとで解答を書いてもらいました。
      • ソシュールの記号論などともつなげながら、文章の本質的意味を解説しました。
     
  • 2017/1/18
    • 使用教材……教材7(『こころの処方箋』河合隼雄) ,教材3
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』河合隼雄の39「「昔はよかった」というのは進歩についてゆけぬ人の言葉である」を読み、その主張の中に見出すことのできる対比の観点2つを抽出し、それぞれ40字ずつで記述する課題を与えました。
      • そのうえで、つい先日1/14に実施されたセンター試験(国語・評論)の解法・考え方も同様である(対比の観点を意識することにかかっている)ということを解説しました。ある問いについてはリスニングの形で確認しました。
      • そのトレーニングのため、反対語スライドを進めながら、教材3を用いて、反対語とその関連語の中にある観点を抽出し解説しました。
        たとえば、「恥ずかしい←→誇らしい」ならば、そこには「自他の観点」があります。
        そういった形でいくつかの反対語を確認整理しました。
     
  • 2017/1/11
    • 使用教材……教材7
    • 授業内容等
      • 教養としての大学受験国語』(石原千秋)のP.167〜の大学入試問題を30分で解いてもらいました。
      • 単に設問を解いて答え合わせをするのではなく、まずテーマの本質(ソシュール言語論)をあらためて指導しました。
      • さらに、それにあわせて文章全体を対比的に整理しました(対比項目の抽出)。
      • そのうえで、各設問の考え方・解き方を指導しました。

  • 2016/12/21
    • 使用教材……教材8「かさぶたまぶた」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 到達度テストを返却し、補足解説を行いました。特に記述設問の考え方を指導しました。
      • その後、「実戦」の練習として早稲田大学入試問題(評論)を解きました。
        選択式設問4つにしぼりこんで解きましたが、だいぶ苦戦したようです。
        対比の中にもう1つの対比が含まれるパターンなどを正確に見抜けるかどうかがポイントでした。
      • 早大2014年(教育)補足解説(授業時間が不足したためここに書いておきます)
        • この文章の骨組みは、「怠りのない素描を重ねた上でそれを消している抽象画」と「素描を怠っている抽象画」という比喩的な対比である。筆者の訴える、前者の重要性を自覚してほしい。素描とはデッサン、すなわち具象のこと。小説を読むにも書くにも〈具体〉を綿密に意識することが重要であるということを伝える文章として、今※まさに読んでほしい――そういう意図で、この文章を読んでもらった(※1ヶ月以上小説を扱ってきた今)。
        • 問10……「文章に即して謙虚」「文章に対応する謙虚さ」と対比関係にあるのが、ウ「ひらめきのような直観」である。両者は「矛盾」するが併存できる、というのが筆者の主張。
        • 問11……「どのような意味か」と問うている言いかえる設問だ傍線部がパーツに分けられるならパーツごとに言いかえよ(鉄則16)「ほど(程度)に応じた」=「自身の能力に応じて(ウ)」/「土壌の耕しを怠らず」=「教養を培うように努力を重ねつつ(ウ)」・「積極的に(ウ)」/「無目的の状態で」=「虚心に(ウ)」
          • 文章に即して謙虚(=能動的に、一字一句厳密に読む)←→無目的に集中(受動的な、ひらめき待ち)
            • この対比の右(無目的)の中に、「土壌を耕す=仕込みを密にする、受け入れ態勢を整える」という能動性が隠されている(受動の中の能動が表現されている)のが、難しさの一因。
        • 問12……正解のエは、前半が傍線部直前の言いかえであり、後半が傍線部の言いかえである。その意味で正解ではあるが、「なぜ」と問うている(因果関係である)ことを考えると、言いかえ(同等関係)に近い選択肢エはむしろ不正解に感じられる要素を持っている。
     
  • 2016/12/14
    • 使用教材……教材8「かさぶたまぶた」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 12月恒例の到達度テストを実施しました。
      • 試験時間は40分、100点満点です。後日、得点・順位等の一覧をウェブにて公開します(名前等個人情報は非公開)。
      • 反対語や鉄則などの基礎知識と、ここ数回扱ってきた小説読解がテスト内容です。
      • テスト後は、すぐ解答を配付し、どの程度できたかを確認してもらいました。
        それと同時に答案をコピー・返却しました。
        返却された答案が手元にある状態で、その後の解説授業を行いました。
      • 次回(年内最終回)は、冬休み中の学習へのアドバイスを行うと同時に、大学入試問題を1題、扱う予定です。
     
  • 2016/12/07
    • 使用教材……教材8「かさぶたまぶた」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 「かさぶたまぶた」を読み解くための設問を進めました。
      • 前回の復習を丁寧に行ったあと、小説の最後の1行について考えました。
        「一家四人。
        政彦だけ、目をつぶってしまった。」
        この一節が、連結された1文ではなく2文になっており、しかも改行までされていることをまず意識させました。
        そして、なぜこの文を最後にして小説を締めくくったのか、その意図について、記述する課題を与えました。
      • 一字一句を逃さず読めば、おのずと答えは見えてきます。
        人間と人間との対比関係、そして、きわめて短時間の間におこる対比的変化を、表にまとめながら指導しました。
     
  • 2016/11/30
    • 使用教材……教材8「かさぶたまぶた」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 「かさぶたまぶた」を読み解くための設問を進めました。
      • 鉄則8【対比的心情変化】「型」を事前に確認し、制限時間18分でA(変化前)・B(変化後)および変化の理由Cを総合した文を書きました。
      • 答案を評定後、答案にみられた長所・短所を個別指導し、さらに一斉で解説指導しました。
      • 1つのポイントは、対比的変化の後半がマイナスイメージにならないように気をつけることです。
        小説とてそのメッセージには逆説(鉄則12)が必ず含まれているため、抽象化した文がともするとプラス→マイナスのような変化に見えてしまうことがありますが、そのあたりを注意するよう指導しました。
      • 自主的な練習素材としては、教材2(問題集2)P.64〜67を役立てるようにしてください。
     
  • 2016/11/23……祝日のため休講
     
  • 2016/11/16
    • 使用教材……教材8「かさぶたまぶた」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 重松清の直木賞受賞作(の一部)「かさぶたまぶた」を読み解くための設問を進めました。
      • 完全オリジナル設問11問を、今後順次進めていきます(12月中旬まで)。 原則としてどの問いも選択式ではなく記述式です。
      • 今日はそのうちの2問をじっくり解きました。
        まず、物語の中で何度も繰り返し出てくる
        象徴的キーワード抽象化する課題です。
        次に、小説読解の要である鉄則8【対比的心情変化】を整理するためのヒントとなる設問を解きました。
      • 次回以降、細部および全体の読み取りをより深めていきます。
     
  • 2016/11/9
    • 使用教材……教材7,教材8
    • 授業内容等
      • 先週扱った『教養としての大学受験国語』(石原千秋)のP.150159の大学入試問題について、設問の解法を丁寧に指導・解説しました。
        ほかの読解問題にもそのまま
        転用できる技術に変換して指導しました。
      • この文章のテーマである「大衆」は、まさに、本日の大ニュース(トランプ大統領誕生)の解説となっていました。
        ですから、トランプがなぜ選ばれたのかといった点にも触れながら、進めました。
      • 次に、これから数回扱う小説「かさぶたまぶた」(『まゆみのマーチ』重松清:所収)を読みました。
        具体的な設問は、次回から与えていきます。
     
  • 2016/11/2
    • 使用教材……教材7
    • 授業内容等
      • 教養としての大学受験国語』(石原千秋)のP.150159の大学入試問題を扱いました。
      • テーマは「大衆」です。まさに大統領選挙をとおして「大衆」の概念への理解が重要になっている昨今、このテーマはしっかり押さえておく必要があります。
      • 今日は問題をすべて解き、必要最低限の対比構造などについて解説をしましたが、実質的には、このテーマを直観的に理解するために必要な具体例を話して聞かせた形になりました。
        詳しい解説は、再度次週行います。
        なお次週は小説もスタートします。
     
  • 2016/10/26
    • 使用教材……プリント,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』「灯を消すほうがよく見えることがある」を読み、記述課題を解きました。
        全文を
        50字前後で対比的に要約する課題です。
      • 代表的な対比の観点(7つの観点)こちらの本に詳述)および見逃しがちな反対語を事前に指導・確認してから解いてもらいました。
      • 字数をもとにパーツの数(観点の数)を推定し、観点が3つなら3つとも異なる観点になるよう考えながら、文を組み立てます。
        これによって、過不足なく要約できるようになります。
        そのための考え方を、丁寧に練習・指導しました。
      • 今ひとつうまく書けなかったケースでも、「この観点は自力で抽出できた」という認識をもち、次に生かしてほしいと思います。
     
  • 2016/10/19
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 先々週の短文読解プリント、およびそれに類するプリントを中心に進めました。
      • 今日は、たどる力(因果関係整理力)のトレーニングがメインでした。
        ある短文に見られる因果関係が
        「ア→イ→ウ」(一直線の因果関係)の形なのか、それとも「(ア+イ)→ウ」(むすんでたどる因果関係)の形なのか。
        これを見抜いた上で、内容を図示し、整理します。
      • 教材4鉄則20(最もふさわしい理由をつかむために、むすんでたどる)に示された例や、その他の例(三段論法の基本的な例:ソクラテスの例)なども確認しながら、基本パターンの習熟を図りました。
        鉄則20に示された文章を《(ア+イ)→ウ+エ】→オの形に図示していく課題では、多くの生徒がかなり苦戦している様子が見られました。
        「から」「のだ」といった因果関係の接続語を意識化することの重要性を指導しました。
     
  • 2016/10/12
    • 使用教材……教材7
    • 授業内容等
      • 教養としての大学受験国語』(石原千秋)のP.126〜の大学入試問題(東京大学)の一部(3番)を扱いました。
      • 東大入試はシンプルで骨太な出題が行われますので、実はさほど難しいものではありません。
        文章は
        入試頻出・鷲田清一氏の身体論です。比較的理解しやすいテーマ・内容だったと言えますが、奥深いテーマですので、繰り返し学ぶ必要があります。
      • 今日は、対比関係を整理する問いに集中してじっくり向き合ってもらいました。
        予想より安定感のある答案も多く、毎回指導しているような反対語を積極的に活用した答案も見られ、今後に期待が持てる感触がありました。
     
  • 2016/10/5
    • 使用教材……教材3,プリント
    • 授業内容等
      • 国語技能検定の「例題」や教材4(鉄則)の問題などをアレンジしたプリントを使用した短文読解課題により、読解技術の活用練習をしました。
      • 特に、種々の主張に含まれる、きわめて重要度の高い対比の骨組みである「多様 ←→ 一様」を中心に指導しました。
        教材384番 多様←→一様)を利用し、関連語の知識を多々押さえるとともに、その知識を活用して解く課題を進めました。
      • 教材7の入試問題の一部(9/21の問題のうち扱わなかった部分)を読み、その中の対比の観点(多様←→一様)を整理しました。
      • さらに、詩「私と小鳥とすずと」(金子みすゞ)や、歌「世界に一つだけの花」が内包する対比関係を整理し、それらに共通する「常識的思想」と、それを否定する「逆説的思想」の内容について、多様←→一様を柱にして指導しました。
        なお、「世界に一つだけの花」を否定する逆説の文章は、最近の早稲田大学入試問題にも出題されています。
     
  • 2016/9/28
    • 使用教材……教材7,他
    • 授業内容等
      • センター試験(評論)を、一部の問いに限定して解きました。
      • 因果関係を問う設問では、選択肢を選ぶ前に記述で答えを書き、そのあとで選択するよう指示しました。
        その結果、全員が正解しました。
        紛らわしい選択肢を「消去する」という作業は、本番ではあまりに時間を奪われます。
        実際のところ、「ズバリこれが答えだ」と見抜ければ、あとの選択肢は丁寧にチェックしなくてもよいのです。
        そのためには、鉄則21【選択肢はまず手で隠せ。選択肢はワナの集合体だ】に書かれた「正攻法」の実践が必要です。
        それは、選択肢を見る前に本文に立ち返り、自ら答えの見当をつけるということです。
        今回の実体験が、実戦の場で活用する第一歩になればと思います。
      • なお、通常の選択問題の解法についても、対比関係・同等関係を併用する「くらべながら言いかえる」パターンなどによって解説しました。
     
  • 2016/9/21
    • 使用教材……教材7
    • 授業内容等
      • 教養としての大学受験国語』(石原千秋)のP.108〜の大学入試問題(滋賀大学)を扱いました。
      • 難易度高めの設問に絞り込み、十分な時間をとって解いてもらいました。
      • 鉄則6【隠された対比関係を見つけ出せ】、鉄則15【比喩は〈具体〉である。まず抽象化せよ】などを実践するのが目的です。
        また、テーマである
        「アイデンティティ」の変容についても、詳しく指導しました。
      • 関係性の整理(形式)およびテーマの整理(内容)、いずれからも読解を進められるようにしていくのが、大目標です。
     
  • 2016/9/14
    • 使用教材……教材6,教材7
    • 授業内容等
      • 鉄則13【定義】について扱いました。
        特に、
        対比的定義 [アはAではなくB]の型を、具体的な文章の読解を通して指導しました。
      • まず、教材7こころの処方箋』河合隼雄 の「自立は依存によって裏付けられている」を読み、筆者の主張を[自立とはAではなくB]の型で整理しました。
        その際は、鉄則7【対比関係2つのポイント 1、バランス 2、観点の統一】に気をつけます。
      • 次に、教材6(評論キーワード)の「普遍」の項目の一部を読み、[普遍とはAではなくB]の型で内容を整理しました。
        「普遍」は、前回の授業で多くの生徒が間違えた内容のキーワードです。
      • そして、この両者に共通する対比関係の仕組みを図示し(鉄則10 表現に迷ったら図形的比喩で言いかえよ)、それに合わせた表現(対立―包含 など)を指導しました。
     
  • 2016/9/7
    • 使用教材……スライド,教材7
    • 授業内容等
      • いつも授業冒頭に使用しているパワーポイント・スライド(3つの力に関する基礎知識/22の鉄則)をリニューアルしましたので、まずそれをひととおり確認しました。夏休みの間にだいぶ忘れかけている知識を取り戻す意図もあります。
      • これまでの『ちくま評論選』はいったん終了しました。
        今後は、『
        教養としての大学受験国語』(石原千秋)を用います。ただしまだ本が届いていないため、今日はコピーを利用しました。
        この本は、大学入試過去問を分析しつつ、問題文の根底に流れる哲学的思想を分かりやすく解説した本です。
      • 今日はその中で柄谷行人の書いた文章の読解問題を扱いました(立教大学過去問)。
        テーマは、
        脱構築(デリダ)です。豊富な具体例を抽象的に統合して理解できるかどうかがポイントでした。
        これまでに何度もソシュールの授業をしてきたこともあり、思いのほか理解しやすかったようです。

  • 2016/7/20
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • まず、夏休み中の勉強法についてプリントで指導しました。
      • こちらのビデオでも伝えている「類似したものごとの間の相違点」について、今日も扱いました。
        「ほめる」と「おだてる」/「ボランティア」と「仕事」/「冷静」と「興奮」/「使用」と「利用」/「幼い」と「あどけない」といった語彙について、それぞれの違いを考え1文でまとめます。
        アはAだがイはBの型で書く時、AとBとの対比の観点を統一することに気を配ります。
        その観点は、
        「代表的な7つの観点」(プリント配付済)にそって考えます。
      • 夏休み中も1日1つ、こうして「類似したものごとの間の相違点」を考える習慣をつけるよう伝えました。
        それがとりもなおさず、テストの対策になり、思考技能の鍛錬になるのです。
     
  • 2016/7/13
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • ソシュール言語学にもとづいて書かれた評論文を読解しました。
      • 先週・先々週の学習を総合して考えれば、内容的理解も比較的しやすかったはずです。
      • また、「ではない」「ではなく」という対比関係(形式)整理のための文中接続語を意識することで、意味の骨組みが浮き彫りになってくるということを、あらためて確認しました。
      • 夏休み中の学習法等については、次回アドバイスしたいと思います。
     
  • 2016/7/6
    • 使用教材……プリント,教材7
    • 授業内容等
      • 教材7ちくま評論選』内「贅沢のすすめ」(國分功一郎)を読み、200字メソッドの型による「穴うめ」形式での全文要約を行いました。
      • 文頭接続語(しかし、それに対して等)および文中接続語(ではなく、ではない等)を意識し、それを境目にして反対語(対比的概念)を見出していくことで、文章を整理できます。
      • 「消費」と「浪費」の違いという、類似した言葉の間に違いを見出し説明する文章であり、これまでの学習のよい実践的応用になったものと思います。
      • ソシュールに端を発する構造主義の考え方を最近よく指導の中で扱っていますが、「記号の差異が意味(価値)を生み出す」という今回のテーマも、同じ内容であり、重要きわまりないテーマです。今日は、このあたりを、文章中・文章外の種々の具体例とともに解説・指導しました。
     
  • 2016/6/29
    • 使用教材……プリント,教材6
    • 授業内容等
      • 教材6「評論キーワード」の【現象(P.100,101)←→本質(P.190,191)】の合計4ページを読み解きました。
      • まず、文章の抽象的骨組みを、穴うめ形式で考えました。(抽象化
      • 次に、文章の具体例を、その骨組みに沿って整理しました。(具体化
      • さらに、同様の具体例を自作し、そこに並列するように記述しました。(具体化
      • 「現象←→本質」は、読解頻出の概念です。
        そして、身近なものごとの
        外側と内側を考えるための大切な素地となります。
     
  • 2016/6/22
    • 使用教材……プリント,教材3,教材4
    • 授業内容等
      • まず、教材4P.41にまとめられた頻出反対語を空所補充の形でチェックしました。
        ミスの目立ったいくつかの反対語の意味・用法を、教材3によって確認しました。
      • 次に、対比の観点を抽出するための練習を行いました。
         ・「楽しい」と「うれしい」/「思う」と「考える」/「幸福」と「幸運」/「跳ぶ」と「飛ぶ」などに隠された共通の観点である【
        時間の観点
         ・「マグニチュードと震度」/「ワットと照度」などに隠された共通の観点である【
        空間の観点
        について考えてもらいました。
        また、オリジナルの反対語を作りその観点を明確化する作業もしましたが、時間不足でしたので次回行う予定です。
     
  • 2016/6/15
    • 使用教材……プリント,教材4,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』「絵に描いた餅は餅より高価なことがある」を読み、これまで練習してきた「比喩の抽象化」の実践練習としました。
        比喩的・具体的な部分を2箇所抜き出し、その部分の主張(意味)を80字前後でまとめる課題です。本文全体の要約に当たります。
      • 方法としては、「餅」と「絵に描いた餅」の意味を抽象化して明らかにしつつ、それらの対比関係を整理します。
        反対語を覚えていることが基本条件ですが、それだけでなく、本文中に隠された反対語を見つける力も不可欠です。
        そのきっかけは、いつも
        「漢字」1字に注目すること
        たとえば、「現物」という熟語を見たら「実/質(物体)」といった2つのワードに変換できること。
        理論体系」という言葉を見たら「」という文字に注目し、意味を変換できること。これが大切です。
     
  • 2016/6/8
    • 使用教材……プリント,教材6
    • 授業内容等
      • まず、前回用いた課題に関する内容を進めました。「比喩の抽象化」です。
        「それが彼の、医師としての『血』だ」という文における「血」の意味を抽象化し端的に記述するなどの課題です。
        こういった課題は、単に消化するだけだと「言い換えに慣れる練習」の1つに終わってしまいますが、【7つの観点(時間・空間・……)】を意識化しながら行うことで、技術の定着につながっていきます。
        今日も、「時間」の観点を重視するよう指導しました。
      • 次に、前々回のテクスト論にも深く関わるソシュール記号論への理解を深めるべく、教材6(評論キーワード)のP.180・181などを穴うめ形式で読解する課題を扱いました。また、その文章に挙げられた以外の具体例について解説し、理解を深めるよう指導しました。
     
  • 2016/6/1
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • まず、前回の一文読解における重要技術について確認しました。
        「文は下から考える」。詳しくはこちらを御覧ください(要パスワード)。
      • 次に、読解頻出「比喩の抽象化」および「比喩を用いた短作文」の課題を扱いました。
        Aと「A」の違いを意識し、「音楽」「隙間」「公式」といった言葉を比喩的に用いて短作文を書きました。
        必然的に、それぞれの語の抽象的意味を抽出する必要に迫られます。
      • 今後も、練習します。
     
  • 2016/5/25
    • 使用教材……プリント,教材4,教材6,教材7(ちくま評論選)
    • 授業内容等
      • まず、短文読解テストをプリントで行いました。「やや分かりにくい文」を正しく読み取れているかどうかをチェックします。
        あくまでも80字弱の1文なのですが、かなり正解率が低くなりました。
        重要なのは、まず
        @関係を整理すること(接続語にマークすること)
        A(読点などの位置で)パーツに区切ること
        であるということを確認しました。それらに基づき、型を見出し、文の骨組みを整理するわけです。
        今回は、【○○は、アについてはAだが、イについてはBだ】といった型でした。
      • 次に、接続語テスト※を行いました(※生徒専用ユーザー名・パスワードが必要)。
        教材4『22の鉄則』P.91およびP.95に掲載された文頭接続語・文中(文末)接続語について、その働き(関係整理)の種類を問うテストです。
        番号選択式のため自己採点してもらいました。
      • 前回に引き続き、内田樹氏の文章を扱いました。『ちくま評論選』掲載の「読む行為」です。扱い切れなかった問いの解説を行いました。
      • さらに、教材6(評論文キーワード)を用いて、「テクスト論」の意味内容を押さえるとともに、対比関係を整理するための技術(「ではない」「ではなく」の前後を抽象化していく方法)を指導しました。
     
  • 2016/5/18
    • 使用教材……プリント,教材4,教材7(ちくま評論選)
    • 授業内容等
      • 前回に引き続き、大学入試評論に頻出の著者・内田樹氏の文章を読みました。
        『ちくま評論選』掲載の「読む行為」です。
      • 本に掲載された問い(細部読解)と、新たに設定した問い(全体読解)を1つずつ解きました。
        細部読解は、
        比喩の言いかえ問題(鉄則15,16です。今回は、「照射」という言葉をいかにズレのないように言いかえるかが問われました。
        比喩の言いかえでは、まずそこに表現されているとおりの映像をイメージすることがスタートとなります。
        照射とはどういうことか、実際にライトを照射することによって考えました。
      • 全体読解は、主張そのものをまとめる課題ですが、途中で終了しましたので次回続けます(解答は配付済み)。
     
  • 2016/5/11
    • 使用教材……プリント,教材4,教材7(ちくま評論選)
    • 授業内容等
      • 3〜4月は、特に「たどる力(因果関係整理力)」を中心に進めました。
        今月からは、再び「くらべる力(対比関係整理力)」および「言いかえる力(同等関係整理力)」を中心的に進めます。
        ただしむろん、随時「たどる力」も扱っていきます。
      • 大学入試評論に頻出の著者・内田樹氏の文章を読みました。『ちくま評論選』掲載の「読む行為」です。以前も扱った「テクスト論」に直結した文章です。
      • 今日は技術の鍛錬を重視しました。
        とりわけ
        対比関係を示す「ではない」をマークし、その前後に書かれた、一見反対語には見えない言葉のセットがどういった「観点」で反対語なのかを確認しました。
        たとえば、「ユニーク」と「非人称的」、「静止的」と「生成的」等々です。
        こういった、いわば「準備作業」をすべて自らスピーディーに行えるようになって初めて、時間内に設問を正確に解き終えることができます。
      • 次週、今日の学習を生かして設問を解きます。
     
  • 2016/5/4……祝日
     
  • 2016/4/27
    • 使用教材……プリント,教材2,教材4,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • まず、【22の鉄則】(教材4)を構想する段階で書き留めた200近くの技術を印刷したプリントを配付し、「まぼろしの鉄則」の中身を解説・指導しました。
      • 次に、前回の『こころの処方箋』「精神的なものが精神を覆い隠す」を再読し、主張の骨組みとなる対比関係を復習・確認しました。
      • その後、文中の具体例連帯責任)を対比の骨組み(抽象的意味)にあてはめて説明する問いを解きました。
      • さらに、独自の具体例を考え、「◯◯的なものが◯◯を覆い隠す」の型にあてはめて書き、その意味を抽象的に説明する課題を与えました。
        的確な具体例を独自に生み出せることこそが、「本当の国語力」だとも言えます。
     
  • 2016/4/20
    • 使用教材……プリント,教材2,教材4,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』「精神的なものが精神を覆い隠す」を読み、主張の骨組みとなる対比関係を整理し、それをもとにして主張の根拠を記述する課題を与えました。
      • 本来は、「精神←→肉体(物質)」≒「無形←→有形」となりますが、
        今回は、「精神的なもの←→精神」という対比になるため、その対比の観点をいかに把握するかがポイントになりました。
        入塾後間もない生徒については、教材4のP.41に整理された反対語なども参照しつつ考えるよう伝えました。
      • 大学入試評論では、対比されている両者が非常に「近い(類似している)」ことが多いため、まずそれらが「対比されている」という事実に気づくこと、次に、その対比の観点に気づくことが求められます。
      • 次回、再度補足しながら、主張(◯◯的なものが◯◯を覆い隠す)を独自に具体化する課題を扱います。
         
  • 2016/4/13
    • 使用教材……プリント,教材4,教材9(一部コピー)
    • 授業内容等
      • たどる力(因果関係整理力)基礎を固めるための課題を扱いました。
      • 数百字の短文を丁寧に読解しました。
        「原因→結果」のつながりが複数ある文章です。
        「というのも」などという接続表現に注目し、それを起点にして因果関係を整理します。
      • 解きほぐすための最初の一歩となる技術(鉄則19【直前の理由(イ)を常に意識せよ】)を具体的に指導しました。
        また、鉄則6【隠された対比関係を見つけ出せ。それが読解の第一の作業だ】も同時指導しました。
      • さらに、解説の中で、鉄則20むすんでたどる」技術(≒三段論法)の仕組みを伝えつつ、解答との共通性を指導しました。
     
  • 2016/4/ 6
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • たどる力(因果関係整理力)を高めるとともに、読解に必須の「逆説の型」を学ぶ目的で、2つの短文読解を扱いました。
      • 鉄則7【対比関係2つのポイント】を事前に確認しました。
      • また、200字メソッドの変形バージョンである常識ではアは(1であり)Aだが、実際にはアは(2であり)Bだを与えたのち、その型を活用して、「――部は、なぜですか」と問われる設問に答えます。
      • 1問目は80字、2問目は200字で書く記述式課題です。
        1問目の正解率は安定していましたが2問目はばらつきが出ました。次回、あらためて指導します。

     
  • 2016/3/30……予定休講
     
  • 2016/3/23
    • 使用教材……プリント,,教材2(コピー),教材4,教材6
    • 授業内容等
      • まず、採点済みの「基礎知識テスト」を返却し、ひととおり解説指導を行いました。
        教材4(鉄則)の冒頭P.6〜11の内容P.6-78-910-11)を必要に応じピックアップして指導しました。
        特に、
        たどる力(因果関係整理力)の構造について時間をかけました。
      • その後、その応用としての文章読解を1問解きました (教材2の総合問題に掲載した内容を一部コピーしたもの)。
        「なぜですか」と問われたら、どのように考え、答えればよいのか。
        その手順を、具体的な読解設問を解く過程を経て、丁寧に指導しました。
      • さらに、前回の補足としてプリントを配付・解説しました。
     
  • 2016/3/16
    • 使用教材……プリント,教材2
    • 授業内容等
      • まず、「基礎知識テスト」を行いました。全生徒対象・全生徒同一時間(25分)・全生徒同一問題です。
        答案用紙は回収しました。次週、採点済のものを返却し、解説します。
        解答は配付済ですが、
        3/19土の2コマ目の授業後に、問題とあわせてウェブ上(共通ページ)に公開します(PDF)
        また、
        全体の状況(点数分布や順位など)は、3月下旬のうちに共通ページに公開し、公開した旨を一斉メールにてお伝えします
        それに引き続き、個別ページを作成していきます。
        個別ページは、3月末までに順次アップし、アップした旨を適宜一斉メールにてお伝えします
      • 新規入塾生および下学年の生徒のみなさんには、「歯が立たない」印象があったはずですが、半年、1年、2年……と通塾を続けるうちに、しっかり身についていくはずのものですから、さほど心配する必要はありません。
        ただし、思考技術を磨くための必須知識ですから、できなかった問いについては早めに、自主的な復習・練習を重ねていくほうがよいでしょう。
      • テストのあとは、前回の入試問題の解説を続けました。
        1つ1つの問いについて、特に言語技術(形式)の側面からいかにして解くかを説明・指導しました。
        「のである」「すなわち」「たとえば」 など、
        文頭・文末接続語を活用することで、空所補充問題を的確に考えます(参考 教材4(鉄則)のP.91,95)。
      • さらに、その入試問題の内容にちなんで教材6(評論キーワード)のP.156,157「デジタル・アナログ」を活用し、対比の観点を抽出する技術と、概念的知識の定着を図る練習をしました。
     
  • 2016/3/9
    • 使用教材……プリント,教材3
    • 授業内容等
      • まず、「3つの力」スライドおよび「鉄則」スライドをひととおりおさらいしました。
      • その後、早稲田大学入試問題から、比較的平易な評論読解のみを扱いました。
        明確な対比関係が次々と表現されていく文章であり、これまでやってきたことの練習材料として適していました。
      • 対比の骨組みを読み取らせる意図が明確な問いが2つあり、それを中心に今日は解説しました。
        残りは、次回となります。
     
  • 2016/3/2
    • 使用教材……プリント,教材3,4,7
    • 授業内容等
      • まず、先週に引き続き反対語スライド・反対語100問プリントを利用し、反対語の意味・用法等の確認をしました。
      • 次に、ちくま評論選(教材7)内「コラム」の文章の一部について、そこに隠された対比の観点を抽出する鉄則6)よう指示しました。
        こういった作業がどのように定期テスト模試、および入試の読解問題に直結していくのかといった点について、その都度伝えています。
      • 目先のテクニックではなく、本質的な「読み」および「書き」の力を身につけるための王道である内容を、今日も指導しました。
     
  • 2016/2/24
    • 使用教材……プリント,教材3,4
    • 授業内容等
      • まず、反対語の知識の定着のため、反対語スライド・反対語100問プリント・教材4のP.41などを利用し、反対語の意味・用法等の確認をしました。
      • 次に、「アは1なためAだが、イは2なためBである」の型(200字メソッドの型の一部)の定着を図るためのプリント課題を進めました。
      • さらに、前々回使用していた基礎的プリント課題の続きを扱いました。
        これは、短文の中の
        「具体→抽象」の関係、及び対比関係を正確に見抜き、空欄を埋めていく問題です。
        答案は1つではなく思いつくだけたくさん書くようにするなど、能力に応じて応用がきくようにしました。
      • 「主観的←→客観的」「私的←→公的」「感情的←→理性的」といった表現には、意味上のリンクがあります。
        これを定着させることが、読解力向上の近道です。
     
  • 2016/2/17
    • 使用教材……プリント,教材3,4
    • 授業内容等
      • きのう2/16に実施された神奈川県立高校入試問題のなかの評論文読解の課題のみをピックアップし、解いてもらいました(新聞を必要部数そろえて利用)。
        「かつてのモラトリアムと今のモラトリアム」といったテーマの文章です。
        隠された骨組みは、「自己←→他者」「一様←→多様」といった対比関係でした。
        最近、こういった「自己・他者」あるいは「アイデンティティ」をテーマの骨組みとした文章がよく入試に出ます(今年のセンター試験もそうでした)。
      • 上記の課題は、前回に引き続き鉄則13定義にマークし定義を使え】の練習として行いました。
        定義を的確に活用すれば、答案は自然と浮かび上がります。その技法を指導しました。
     
  • 2016/2/10
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 前回に引き続き、オリジナルプリントの課題を使いました。
        まず、鉄則13
        定義にマークし定義を使え】の練習となる基礎的な問題を進めました。
      • その後、鉄則13の練習問題(1,500字ほどの文章読解)を用いて、「定義」を活用するための練習を行いました。
        事前の基礎練習が生きたようで、みな一定ラインの答えを自作することができていました。
      • さらにダメ押しとして、定義の型を用いた短作文を書いてもらいました。
        「定義」に注目して読み書きすることの重要性が感じられたものと思います。自覚的に生かせるよう今後も指導します。
     
  • 2016/2/3
    • 使用教材……プリント,教材3,4
    • 授業内容等
      • 言葉を意識的に選択して使えるようにする」という、ある種の「大目標」に少しでも近づけるよう、オリジナル課題を扱いました。
        主に『「本当の国語力」が身につく問題集』をもとにしつつも、選択肢を削除するなどして思考の幅が広がるように作りかえたプリント課題です。
      • まず、鉄則9【「ひとことで言うと?」を口ぐせにせよ】を意識できるようにするための練習問題を中心に進めました。
        これは、
        抽象化の練習です。要するに何を伝える文なのか? ということを、常に考えます。
      • 言葉のニュアンス(プラスの意味が強いのかマイナスの意味が強いのか、など)を意識しながら、より適した言葉を選択することができるかどうかが試されました。
      • ほんの数行の「対比的に言いかえる問題」であっても、その本質には読解技術のすべてとも言えるような構造が隠されています。
        このことを伝えながら授業しました。
     
  • 2016/1/27
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 論説文を200字メソッドを用いて要約する課題を解きました。
        「アは1なためAだが、イは2なためBである」という型を用いてまとめます。
        まず、ア・イ(主題)を定める。
        次に、A・B(述部)を定める。
        最後に、1・2(述部の理由)を定める。
        この手順を指導しました。
      • 今日は半ばノーヒントで要約してもらいました。
        長い間かけて技術を積み上げてきた生徒は相応の答案を作成できていました。
        最近ご入塾の生徒のみなさんも、そういう境地を目指して頑張って行ってほしいと思います。
      • この授業(課題)の目的は、@200字メソッドの技術(論理的に書く技術)を学ぶこと、および A日本・西洋をめぐる定説を、知識として学ぶこと、この2つです。
     
  • 2016/1/20
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 小論文の基本となる型として、引き続き200字メソッドの型を扱いました。
      • 法科大学院入試問題の一部を用いました。
      • 因果関係とともに対比関係を意識して整理する必要がありましたが、そういった形式上の操作は、みな、よくできていました。
        しかし、「内容」の点ではみな大きく間違えてしまいました。
        「もちろんA、しかしB」というとき、Aは主張ではなく、Bが主張となります。こういった読み取りを正確にできていれば、大きなミスは減ります。
        また、「なぜ」と問う設問では、「一般的には(=ふつうは)なぜそうなる?」というように、
        一般化して自問自答する思考プロセスが有効です。
        今回は、「迷った」のはなぜか? → 「迷うというのは、ふつうはどんなとき?」 → 「選択肢が多いとき」などと考えれば、大きなミスは防げました。
     
  • 2016/1/13
    • 使用教材……プリント(教材9)
    • 授業内容等
      • 引き続き200字メソッドを進めました。
      • まず、教材9のレベル1(赤いページ)の例文(お手本)を列挙したプリントを用いて、スラッシュ(/)・マル(◯)をつけていく練習をしました。
        スラッシュは、文をパーツに分ける目的。
        マルは、接続語(関係を表す言葉)を浮き彫りにする目的。
        文というものは、関係のつなぎ目でパーツに切ることができます。
        これを、まず整った文章(お手本)で行えるようにし、次に乱れた文章(文庫本などの読解素材)で行えるようにすること。
        それが、「読み」の基礎練習になります。と同時に、「書き」の型の習得にもつながります。
      • その後、問題集に収録されたテーマ「失敗のない1日←→失敗のある1日」を利用して短文を書きました。
        いくつかのありがちなミスに対し個々にアドバイスしながら進めました。
      • 「失敗=マイナス」を「よいもの」とする逆説化(失敗は成功のもと)を意識するよう指導しました。
      • あわせて、「失敗は失敗のもと」「成功は成功のもと」という結論づけも、理由によっては成り立つということを伝えました。
        「セッちゃん」で扱った「理性←→感情」を振り返りつつ、「失敗は成功のもとは理性的判断」「失敗は失敗のもとは感情的判断」といったあたりを、ざっと紹介しました。
     
  • 2016/1/6
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • これまで読解を中心に進めてきましたので、ここで作文(小論文)にシフトします。
      • 200字メソッドの型を用いた短作文を扱いました。
        類似したものごとの相違点を丁寧にとらえるため、対比の観点を統一すること、具体例をもとに考えることなど、重要なポイントを1つ1つ指導しました。
      • 具体的には、見る・見つめる/ザバーン・ザバンッ/飛ぶ・跳ぶ/区別・差別などの差異を対比的に整理しました。
        観点を整理するための「観点一覧」を配付しました。
     
  • 2015/12/16
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 到達度テストを返却し、順位等のデータを伝えました。
      • 到達度テストのうち特に記述式設問の考え方について、あらためて復習・指導しました。
      • 今回のテストも、対比関係整理力こそが最重要の技術でした。
        そして、そのために不可欠なのは、
        反対語(及び否定表現)の知識です。
        そこで、反対語を習得するためのプリントを用いて、知識の定着を図りました。特に、大学入試に頻出する、難易度の高い言葉を扱いました。
      • あわせて、「語彙力とは類似した意味をもつ言葉に相違点を見出すことである」ということを伝えました。
        そして、冬休み中もそういった視点でものごとを意識的にとらえるよう、伝えました。
     
  • 2015/12/09……「セッちゃん」読解/到達度テスト実施
     
  • 2015/12/2
    • 使用教材……教材6,プリント
    • 授業内容等
      • セッちゃんの読解は(テスト前の内容は)ひととおり終わったため、今日は評論文読解を扱いました。
        定期試験シーズンでもしっかり出席している生徒のために役立つように、という意図もあります。
      • テーマに共通性のある2種類の評論文を、1つは穴埋め式で、もう1つは記述式で読解しました。前者は、教材6(評論文キーワード)の中の「テクスト論」の文章です。
      • 中3〜高3ともなると、形式的技術のみならず内容的知識が不可欠になってきます。
        その一環として、「テクスト論」を指導しました。
      • 記述設問では、本文のコピーペースト(切り貼り)では答えになりません。いわゆる読解問題とは、乱れた文章の再構成を要求するものだからです。思い切って反対語を使って言いかえること。ただし、オリジナルにならないように注意すること。そのための技術として、「ではなく」にマークすることと、定義(鉄則13)にマークすることを指導しました。
     
  • 2015/11/25
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き「セッちゃん」の読解を進めました。12/9のテスト前の授業としてはこれが最後です。
        次週は定期試験対策にもなるよう評論を扱う予定です。
      • 文章読解では、
        • 全体を問うているのか、細部を問うているのか
        • 言いかえる設問か、くらべる設問か、たどる設問か(同等関係、対比関係、因果関係のどれなのか)
        という視点を常に持つことが重要、ということを伝えました。
      • 鉄則16などを活用する細部表現の言いかえ記述)では、単に言いかえるのではなく、「理由」を補足しながら言いかえることが多い、といった点を具体的に指導しました。
     
  • 2015/11/18
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き「セッちゃん」の読解を進めました。
      • いよいよストーリーの最終場面に入りました。
        省略された説明、叙述に隠された重要なテーマを読み取るための設問を、穴埋め式・記述式で数問解きました。
      • 鉄則19を参照し、「なぜ〜だと考えられますか」といった問い方と、「なぜですか」という問い方には出題者の構え方に違いがあるということを伝えました。
        前者は、解答の多様性が許容される問い方です。こういった点に気づきながら答えることができると、テストでも得点しやすくなります。
     
  • 2015/11/11
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き「セッちゃん」の読解を進めました。
      • この小説の読解ではここまで扱ってこなかった選択式設問を作成し、与えました。
        読解テストでは、実は記述式設問以上に点数を落としやすいのが選択式設問です。記述では途中点がありますが、選択ではありません。
      • 鉄則21【選択肢は、まず手で隠せ。選択肢は、ワナの集合体だ】をおさらいしました。
        選択肢に頼らずに答えをまず自力でイメージすることの重要性を伝えました。
      • さらに鉄則16【傍線部がパーツに分けられるなら、パーツごとに言いかえよ】と同様に、選択肢はパーツごとに区切って正否をチェックする必要がある、という基本を確認しました。
      • また、文脈に関係ないのに常識的には正論である「よい子の常識」の選択肢に注意すること、具体的すぎる・抽象的すぎる選択肢に注意することなど、選択式問題の解法(ニセ選択肢の見分け方)について言及・指導しました。
     
  • 2015/11/4
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き「セッちゃん」の読解を進めました。
      • 「どういうことか」→同等関係整理、「どう違うか」→対比関係整理、「なぜか」→因果関係整理――という基本パターンを確認しつつ、今日は特に対比関係整理と因果関係整理の問いを扱いました。
      • 「追い詰めるんじゃない、引き戻すだけだ」とありますが、追い詰めることと引き戻すことは、どう違うのですか――といった問いを通して、作品全体の主題に近づいていきます。
        ただし、目的はあくまでも言語技術の習得であり、小説の主題を知ることではありません。このあたりをいつも忘れないよう、指導しています。
     
  • 2015/10/28
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き「セッちゃん」の読解を進めました。
      • 小説には省略された表現が多々出てきます。
        今日も、省略された文に言葉を補足しながら意味を正確に読み取っていく課題を、記述で進めました。
        とりわけ、「むしろ」という言葉の働き(
        逆説化)に注意して言いかえる課題です。
        大切なのは、だらだらと書き出してしまうのではなく、書く前に
        まず骨組み(=型)をイメージし、枠組みだけを短くメモしてみて、それからその枠を埋めていくということです。
        「(    )からというよりも、(    )からこそ、目をそらしたかったということ」といった枠組みを作ってから取り組むことで正解率が上がるということを、指導しました。
      • その他、文脈を確かめる問いをいくつか解きました。
      • 「逆説」への意識は評論読解にも同様に役立ちます。鉄則12【世の主張という主張は逆説の構造を持っている】も参照し指導しました。
     
  • 2015/10/21
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 前回は主に全体を大きくとらえる設問でしたが、今回は細部を正確に読み解く設問を扱いました。
      • 難易度高めの記述設問1つを、修正を重ねつつ解き進めてもらいました。
        字数にすると100字は必要ですが字数指定はありません。
      • 難易度高めとはいえ、正解は1つに限定され、採点可能です。
        型どおりに考え、部分的に言いかえていけば正解に近づきます。
        逆に、型を使わずに全体をいきなり書こうとすれば、どんなに苦労しても正解にはたどりつきません。
        習った型・技術を自ら意識的に使うことの重要性を、今日も伝えました。
     
  • 2015/10/14
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • スライドを用いて、反対語の基礎知識を練習しました。反対語は、どんな文章の読み書きにも不可欠です。
      • その後、前回に引き続き「セッちゃん」の設問を解き進めました。まず、前回同様の対比の型を用いて整理する問いを解きました。
      • 次に、ある表現が読者の読み方に対しどのような効果をもたらすかについて、対比関係を意識して考える問いを解きました。
        鉄則8【ストーリー
        全体対比的心情変化を整理せよ】に即し、「最初は幸福に見えてもあとから不幸に変化する」といった対比的変化を暗示し予感させる効果を読み取りました。
      • さらに、「同情は残酷だ」というセリフがなぜ成り立つのか、一般的に同情とはどういうものなのかを逆説的にとらえる問いを解きました。
        鉄則10【表現に迷ったら
        図形的比喩で言いかえよ】を実践する練習にもなりました。
     
  • 2015/10/07
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収)
    • 授業内容等
      • 今回からしばらくの間、小説読解を扱います。
        まず、小説のほうが論説よりも難易度が高いことを伝えるとともに、多読と精読の違いを確認しました。
      • 第124回直木賞受賞作『ビタミンF』(重松清)所収の短編「セッちゃん」を、今日から読み始めました。
        震災後に重松清氏自らが選んだ短編を集めた『まゆみのマーチ』にも、「セッちゃん」が掲載されています。授業ではこちらを利用します。
      • 昨年までに既に、『まゆみのマーチ』内の短編2つを授業で指導し終えています(「また次の春へ――おまじない」及び「カーネーション」)。
        当時在籍していなかった生徒さんの場合は、ぜひとも読んでおくようお勧めします。
        なお、こちらに、「カーネーション」指導の際のテストがリンクされていますので、ご活用ください。
      • 今日の授業では、45ページほどの本文を読み通すために45分間を確保しました。
        ただし、ただぼんやりと読むのではなく、あくまで「精読」であることを意識して読むよう、事前に伝えました。
        また、与えられた「設問」ではなく自らの頭に浮かんでくる「疑問」を意識化することが本来は大切なのだということも、伝えました。
      • さらに、今後の読みの基盤となる内容の設問を2つ解きました。
     
  • 2015/9/30
    • 使用教材……教材4
    • 授業内容等
      • 比喩を言いかえると同時に対比の骨組み(観点)を抽出する技術を磨くため、イソップ童話の言いかえを行いました。
        「北風と太陽」などの寓話の抽象的メッセージを自ら表現します。たとえば、「強制・自発」といった表現です。
        比喩だけで構成される話を、抽象的メッセージに言いかえます。
        対比の観点を抽出する技術がいかに重要か、いかに評論読解等に直結しているかを理解・納得できるよう、指導しました。
      • 観点を抽出する際には、より上の観点を意識化する必要があります。
        それが、「
        時間の観点」「空間の観点」「心理的観点」などです。このあたりもしっかり指導しました。
      • 教材4では、鉄則10【図形的比喩】を扱いました。イソップの言いかえにおいても、これが有効になることを確認しました。
         
  • 2015/9/23 祝日
  • 2015/9/16
    • 使用教材……プリント,教材7
    • 授業内容等
      • 教材7 『ちくま評論選』内、「ディズニーランド」と題された評論文を、引き続き読解しました。
      • 本文全体を支える対比の骨組み(観点)を抽出し、それを利用して設問に答える課題をメインに解きました。
        最大のポイントは、「一体化←→対象化」でした。
        その観点は、「距離」です。
        あらゆる文章を読む時に欠かせないのは、時間と空間を意識することですが、今日はそのうちの「空間」特に「距離」の観点を持てたかどうかをチェックしました。
     
  • 2015/9/9
    • 使用教材……プリント,教材4,教材7
    • 授業内容等
      • 教材7 『ちくま評論選』内、「ディズニーランド」と題された評論文を読解しました。
      • ディズニーランドの空間的構造がどのような意味を持つのかについて述べた文章です。比較的平易な題材です(読解技術の習得には平易な文章ほど適しています)。先週のような学習(関連する反対語の列挙)がどのように生きるのかを学ぶのが1つの目的です。
      • ただし、最重要の設問は次週に回しました。
        今回は、ある
        比喩的な文と同等関係にある抽象的な文を意識的に見つけていく課題を扱い、あわせて、鉄則15(比喩は具体である、まず抽象化せよ)および鉄則16(傍線部がパーツに分けられるならパーツごとに言いかえよ)を、指導しました。
        センター試験等で必須の技術です。
      • あわせて、技術を意識的に使うためのポイントを、教材4のP.114〜125を用いて確認しました。
     
  • 2015/9/2
    • 使用教材……教材2,教材4
    • 授業内容等
      • 夏休み中に忘れてしまった可能性の高い「22の鉄則」を思い出すため、いつも行っている暗唱用スライドだけでなく、穴埋め式で書き出す練習をしました。その上で、鉄則の意味をいくつか説明しました。
      • 同等関係を整理するための「マトリョーシカ方式」を用いて、抽象・具体の関係の基礎をおさらいしました。
      • その後、反対語の練習課題をしました。
        単なる練習ではなく、
        文章の骨組みとして抽出されることの多い代表的な反対語をもとに、その類義語・関連語を自ら可能な限り列挙していく課題です。
        鉄則6【隠された対比関係を見つけ出せ。それが読解の第一の作業だ】に沿ったものです。
        たとえば、「能動←→受動」について、「自己←→他者」「意識←→無意識」などといった関連語を挙げていきます。
        これらは、多くの文章の骨組みとして
        隠されている対比の観点です。
     
  • 2015/7/22
    • 使用教材……教材9(コピー)
    • 授業内容等
      • 教材9のコピーなどを利用し、対比の観点をレベルアップさせるための技術を指導しました。
        鉄則22にあるとおり、
        独自性と客観性を両立させるための技術です。
        主に、文章を自作するような場面で発揮できる技術ですが、より広くみると、ものごとの相違点をとらえる上で不可欠な技術であると言えます。そして、相違点をとらえることは、思考の本質です。
      • 文章化は、書くことだけでなく、話すことでも行えます。
        授業では、200字メソッドの型を意識し口頭で文章化する練習も行いました。
     
  • 2015/7/15
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 鉄則12,20の課題を印刷・配付し、「結合論証(むすんでたどる)」の型を指導しました。
      • ア→イ→ウという一直線の因果関係ではなく、[ア+イ]→ウという結合の因果関係を見抜き、読解の答案に活かす練習です。
      • やや難解な型ですので、平易な内容の文章によって説明・指導しました。一定の理解が得られたものと思います。
      • テスト対策といった狭い視野ではなく、日常会話などの広い視野においてこそ、因果関係への意識が求められる――それでこそ試験にも役立つ……ということを、話して伝えました。
     
  • 2015/7/8
    • 使用教材……プリント,教材7(ちくま評論選)
    • 授業内容等
      • まず、前回の記述答案を採点・返却し、個別にアドバイスを与えました。
      • その後、『ちくま評論選』内、「「キャラ」化する若者たち」を扱いました。
        対比関係を整理するための穴埋めプリントを埋めながら読み解き、最重要な一文の理由を問う設問を100字前後で記述しました。
        文章の内容を噛み砕いで説明するとともに、鉄則20【最もふさわしい理由をつかむために、
        むすんでたどる】を用いた考え方を指導しました。
     
  • 2015/7/1
    • 使用教材……教材6
    • 授業内容等
      • 『評論キーワード』内「模倣」のページの中心となる対比関係を、200字前後で整理する記述問題を課しました。
      • こちらから問いを課す前に一読させ、この文章を読んで対比的に整理するとすればどこを整理すべきと考えるか、と問いかけました。
        すなわち、
        「アはAだがイはB」のアとイを自ら見つけるよう指示しました。
        与えられた問いを受け身で解くだけという読みではなく、「この部分をより明確に整理すべきではないか」と自ら能動的に気づけることが肝心です。
     
  • 2015/6/24
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 到達度テスト(定期テスト)を解いてもらい、直後に解説・返却をしました。
        すべて選択式のため、採点については各自で行ってもらいました。記録のためにテストの紙面を撮影・保存しました。
        一部に採点ミスが見られるようでした。正しい採点結果は6/28(日)・6/29(月)ごろ、個別ページにアップします。
        共通ページへの問題・解答・統計データのアップも、同時期に行います。アップ後にご連絡します。
      • また、前回の記述答案を採点・返却しました。個別に、ポイントを指導しました。
     
  • 2015/6/17
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 大学入試小論文を一部扱いました。
      • 「体験」と「経験」の違いについて述べた筆者独自の観点を対比的に整理し、200字以内でまとめます。
      • 比較的平明な文章ではありましたが、観点を過不足なく盛り込んで整理するためには、読みながら図形的に理解するなどのプロセスが求められます。
      • 鉄則4,6,7などへの意識が重要でした。
      • 解説はすべて終えましたが、採点答案の返却は次回行います。その際、個々の答案への指導をします。
      • 次回以降、この課題について、筆者の主張を生徒独自の内容で具体化する課題を扱います。
     
  • 2015/6/10
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 鉄則9の課題文を改変した文章を要約(=抽象化)するプロセスを通して、「アはAだがイはB」の基本パターンを使いこなす練習をしました。
      • AとBの対比関係を整理することが最大の目的です。
        いつも指導している「対比関係2つのポイント」(鉄則7)を意識的に活用できているかどうかをチェック・評定しました。
      • そのほかにも、鉄則14【「も」にマークせよ、それが具体例だ】や、鉄則18【役立つ接続語は「文頭」よりも「文中」にある】に関連するポイントを指導しました。
        「〜などという」の前は
        具体例、「あるいは」の前後は具体例、といった言葉の役割への意識を持つことで、抽象化をラクに行えるようになっていきます。
      • わずか10行ほどの短い文章でしたが、学ぶべきことの多い課題となりました。
     
  • 2015/6/3
    • 使用教材……教材3,教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 200字メソッドの基本の型の一部アは1なためAだが、イは2なためBであるを用いて、短文を要約しました。
        題材は、鉄則11の文章の一部です。
      • ステップを2つに分けて書くよう指示しました。
        まずは「アはAだが、イはBである」という、いわば「骨組みの中の骨組み」を60字以内で構築します。
        次に、「アは1なためAだが、イは2なためBである」という骨組みになるよう90字以内で構築します。
        多くの生徒の答案は比較的安定感がありましたが、「1・2」のパーツが「A・B」のパーツと入れ替わってしまったり、パーツの数のバランスが崩れたりといったミスもけっこう見られました。大切なのは、そのようなミスがあることに自力で気づけるかどうかです。
        そのための視点、そのための技術を、今日もトレーニングしました。
     
  • 2015/5/27
    • 使用教材……教材3,プリント
    • 授業内容等
      • 前回に引き続き「鉄則スライド」を行いました(今後スライドは随時行いますのでここには明記しません)。
      • 200字メソッドの変形バージョンとして前回学習した常識ではアは(1であり)Aだが、実際にはアは(2であり)Bだを確認しました。
      • 前回、成果が出なかった生徒が多かったため、同じ課題教材7こころの処方箋』内「一番生じやすいのは一八〇度の変化である」を読み、ある一文の「理由」を問う課題)を再度扱いました。
      • 今回は、型どおりにパーツを埋めていくプリントを用いて、解答文をあらためて丁寧に作成し、パーツごとにチェックと指導を加えました。
      • また、200字メソッドの基本中の基本を確認するために、短文をパーツ(ア,1,A/イ,2,B)に分けていく学習も行いました(プリント)。
      • 教材3では、「周縁←→中心」という対義語とその使われ方について学習しました。大学入試頻出テーマです。
     
  • 2015/5/20
    • 使用教材……教材4,教材7 (プリント)
    • 授業内容等
      • 前回に引き続き「鉄則スライド」を行い、あわせて、それぞれの鉄則の基本を確認しました。
      • 200字メソッドの変形バージョン、常識ではアはAだが、実際にはアはBだというを活用して答える読解記述問題を扱いました。
        教材7『こころの処方箋』内「一番生じやすいのは一八〇度の変化である」を読み、最後の一文の「理由」を問う課題です。
        200字前後で書きます。いくつかのヒントを事前に与えた上で書いてもらいました。
      • AとB(述部)を対比関係にすること
        ・問われている部分に指示語があればまず置き換えること
        理由を問われたら、主題を繰り返すこと(アはなぜか、と問われたら、アは……と始めること)
        といった大小の技術を確認・指導しました。
     
  • 2015/5/13
    • 使用教材……教材4,(7),プリント
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』(河合隼雄)の一部を利用した読解を行いました。「人の心などわかるはずがない」という小タイトルのついた文章です。
      • 筆者の主張を90字以内の一文で要約する課題です。制限時間20分ほどで読み、書いてもらいました。
      • 「ではなく」を挟んだ前後の対比関係を整理できるかどうかがポイントでした。文章中に書かれていない「隠された対比関係」(鉄則6)を整理するということです。
      • 授業で使用した解説プリントはこちらです→解説PDF
      • 内容に関連する最近のニュースなどをまじえつつ、具体的に説明・指導しました。
     
  • 2015/5/ 6 祝日
  • 2015/4/29 祝日
  • 2015/4/22 臨時休講(返金対象)
  • 2015/4/15
    • 使用教材……教材7、プリント
    • 授業内容等
      • 2つの文章の共通点を抽出する練習をしました。
      • 先週扱った『断片化と全体』(約4,000字)の文章とあわせて、この4月初旬に話題になった信州大学学長の入学式式辞(スマホやめますか信大生やめますか)の一部を読み、双方の主張の共通点を300字以内でまとめる課題です。
        慶應義塾大学の小論文に似た形式です。
      • 提出後は、解説中心の授業としました。個別の答案に対する評価・指導は次週行います。
      • 本来であれば、共通点を挙げるだけでなく、自ら考えた具体例をもとに反論するといったところまでが必要だということを、鉄則2などをもとに伝えました。
     
  • 2015/4/8
    • 使用教材……教材7、プリント
    • 授業内容等
      • 新たに、教材7『ちくま評論選』を配付しました。
      • アナログ・デジタルについて書かれた文章『断片化と全体』(約4,000字)を読解しました。
      • テキストに付随した設問を2つ解きました。
        1つは言いかえる設問(同等関係整理)、1つはたどる設問(因果関係整理)です。
        100字近い記述であっても、まずは全体の骨組み(型)を意識的に組み立て、そこに肉付けをしていけば得点力は確実に上がる、といった話をしました。骨組みは、述部→主部→修飾部というように組み立てます。簡単に言えば、
        「下から上」ということです。そして、いつも対比の骨組みを忘れないこと(鉄則6)(今回は、原物←→複製、アナログ←→デジタル)、比喩は必ず言いかえることが大切です。これらを指導しました。
     
  • 2015/4/1
    • 使用教材……プリント、教材3,6
    • 授業内容等
      • 鉄則4【「分かる」とは、「分ける」ことである】、鉄則6【隠された対比関係を見つけ出せ。それが、読解の第一の作業だ】にも示されているとおり、文章を読むということは対比関係で整理するということです。
      • その技術の練習の一環として、また、知識を拡大する目的で、教材6(評論文キーワード)の「演繹/帰納」を利用した穴埋めプリントおよび「アナログ/デジタル」の穴埋めプリントを解きました。
        さらに、それらの文章をより深く読解し、知識の関連性を解き明かす学習をしました。
      • 次回、アナログ/デジタルに関する論説文を読みます。そのための布石としての学習でした。
     
  • 2015/3/25
    • 使用教材……プリント、教材6
    • 授業内容等
      • 1〜2文(100字前後)で書かれた短文を読み、その中に明示または暗示された反対語・否定表現を抽出する課題(プリント)を扱いました。
        鉄則4【「分かる」とは、「分ける」ことである】、鉄則6【隠された対比関係を見つけ出せ。それが、読解の第一の作業だ】の類題、及び応用課題です。
      • その後、教材6(評論文キーワード)の「分節」のページを利用した課題を扱いました。先週の続きとなる内容です。
        入試頻出「ソシュール言語学」の基礎知識を身につけるのが目的ですが、言葉というものの本質的意味の理解も、目的の1つです。
     
  • 2015/3/18
    • 使用教材……オリジナルテスト,教材6
    • 授業内容等
      • まず、先週のテストの内容を簡単に復習しました。
      • 次に、テスト内容をより深く理解するため、教材6(評論文キーワード)の「記号」「差異」の各ページを用いた課題を進めました。
      • 高校生にとっては、評論用語の理解度が文章の理解度に直結します。今後も知識の強化を図ります。
     
  • 2015/3/11
    • 使用教材……オリジナルテスト,教材4,6
    • 授業内容等
      • テストを30分で解いてもらい、その後、解説を行いました。
      • テストの内容に関連し、教材4,教材6(評論文キーワード)で補足的解説を行いました。
      • テスト問題および解答については、後日、共通ページTOPにリンクします(3/15の予定)。
      • 個人別のテスト結果および結果分析については、後日、個別ページに記載します(3/15の予定)。
     
  • 2015/3/4
    • 使用教材……プリント,教材4,教材6
    • 授業内容等
      • 教材4の鉄則16【傍線部がパーツに分けられるなら、パーツごとに言いかえよ。】(本文PDF )の文章を題材に、90字の記述答案を書いてもらいました(夏頃、プリントで一度指導した課題です。当時解いていない人は選択式で解いてもOK、という条件にしました)。
      • 以下のことがらを指導しました。
        • 形式整理の指導事項としては、「まず骨組み(鉄則3)を組み立てること記述の原則であるということ。その際は、対比を意識すること。
        • 内容的知識の指導事項としては、「言葉(=名前)をつけると意味は具体化・細分化され、それがないうちは抽象的で曖昧なままである」ということ。ソシュールの記号論についてです。これについては、さらに今後も深化していきます。
     
  • 2015/2/25
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 教材4から抜粋した短文(約300字前後の文章)を、対比関係を意識しつつ要約する課題を扱いました。
      • 鉄則7対比関係二つのポイント。一、バランス。二、観点の統一。】を確認したあと、13分の時間制限で書きました。
      • 乱れた書き方になっている題材文を、どのような手順で整理していけばよいのかについて、丁寧に指導しました。
        あらゆる読解問題に適用可能な技術です。
      • 今後も同様の課題を繰り返す中で技術の習得を目指します。
      • さらに、「技術」と「芸術」「技能」と「芸能」の違いについて指導し、型・技術・方法を真似することこそが学習であり、そこからしか能力は高まらないということを、話しました。
     
  • 2015/2/18
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 2,000字ほどの随筆文を読み、設問を2つ解きました。
        1つは同等関係整理
        比喩の言いかえ)の記述設問、もう1つは対比関係整理の記述設問です。後者は全文を50字で要約する課題です。
      • たびたび繰り返し学習している型である「アはAだがイはB」は、「常識ではアはAだが、実際にはアはB」≒「アはAではなくB」の型と本質的に同じです。「アとイ」の比較なのか「ア」の中での比較なのかという違いがあるだけです。そして、今回は後者のパターンでした。
      • 目的意識を持って臨めるよう、上記のようなことを事前に伝えた上で、解いてもらいました。
      • 型を与え、それを活用する場を与え、活用の達成度を評定する。この繰り返しの中で、型を自らの血肉にしてもらえるよう、今後も指導を続けます。
         
  • 2015/2/11……祝日
     
  • 2015/2/4
    • 使用教材……プリント,教材6
    • 授業内容等
      • 教材6『評論文キーワード』の中の「レトリック」「トポス」「隠喩」の各ページを読み、「レトリックとはどのようなものか」について100〜150字でまとめる課題を解きました。
      • レトリックとはどのようなものかという問いの答えそのものを認識すること(=「内容」の学習)とともに、「ではなく」「よりも」「異なる」などという対比関係の接続表現の前後を注視することで文章の対比関係を整理していくこと(=「形式」の学習)を、意識的に学べるよう指導しました。
      • 内容の難易度が高いと、形式すらも難しく見えてしまいますが、形式はいつもシンプルです。形式によって内容的知識を補いながら解くことが基本ですが、同時に、内容的知識そのものを身につける必要性が大学受験ではどうしても求められてくるという点について、日常的に伝えています。
       
  • 2015/1/28
    • 使用教材……教材4,プリント,スライド
    • 授業内容等
      • 論理的思考力(言語技術)の全体像について具体的にまとめたPowerPointスライドとその説明用プリントを用いながら、基礎的かつ本質的な技術について、説明・指導しました。途中、理解度を試すための小問をいくつか解きました。
      • さらに、上記の説明の中で伝えたことがらの理解度を試すべく、短文読解テストを行いました。
        人間と動物を対比した、たった8行の短い文章でしたが、いざ要約せよと言われると苦労します。
        違いを述べた文章をまとめる場合、とにかく第一に「アはAだがイはB」あるいは「アはAではなくB」の型を思い浮かべる必要があります。このスタートラインを突破し、あとは鉄則7に示すような対比関係のポイントを活用しセルフチェックできたかどうか。これを問う課題でした。
       
  • 2015/1/21
    • 使用教材……教材2,4,プリント
    • 授業内容等
      • 大学入試レベルの評論文を読み、設問を2つ解きました。
      • 読解が苦手な人は、とにかく文章の字面を追うことに終始してしまいます。
        しかし、読解とは「再構成」であり(鉄則2)、
        反対語などを使って別の表現に言いかえていくことです。
        このあたりを意図して取り組まない限り、いくら読解問題を解いても、成果は出ません。
        問題の解説の前に、このことを、まずは伝えました。
      • 1つめの問いは、対比関係を意識して段落を要約する(抽象化する)課題。
        もう1つの問いは、比喩表現を抽象化する課題でした。
      • 今後も、武器(技術)を意識した取り組みを自発的にできるよう、指導します。
       
  • 2015/1/14
    • 使用教材……教材3,4,プリント
    • 授業内容等
      • 「22の鉄則」確認プリントを配付し、テストを行いました。この時間の平均点は107点(110点満点)でした。
        むろん、覚えるというのはスタートラインに過ぎません。
        鉄則1【「」を武器にせよ。そして、その武器を自ら取り出して使え。】に明記されているように、意識的に活用してこそ、意味があります。
      • テストで正解率が低かった鉄則19【「直前の理由(イ)」を常に意識せよ】について、補足しました。
        はなぜか → のためであると言えるから」という型で最も大切なのがであるという点について、『鉄則』冒頭の解説を使って説明しました。
      • 対比関係の黄金パターン「アはAだが、イはB」を使う練習として、内田樹氏のブログ記事を要約する課題を扱いました。
        もとの記事は長いので、当方である程度短くした状態の文章を要約しました。10点満点で、平均点は8.6点でした。

       
  • 2015/1/7
    • 使用教材……教材4、プリント
    • 授業内容等
      • 「22の鉄則」確認プリントを配付し、視写しました。次回、テストをする予定です。
      • 教材4では、鉄則21選択肢は、まず手で隠せ。選択肢は、ワナの集合体だ。】を扱いました。
        センター試験などの入試本番が間近の生徒もいるため、この鉄則を選びました。

        選択式問題の解法について、実際の設問を解くことを通して具体的に指導しました。
      • さらに、鉄則1【「」を武器にせよ。そして、その武器を自ら取り出して使え。】を扱いました。
        とくに、国語学習における「形式←→内容」の意味について説明しました。
        雑誌 『国語教育』(明治図書)に私が連載している記事から1つを選択し、その2000字ほどの文章を読解するプロセスを通して、理解を深めました。
        3週間ぶりの授業、新年初めの授業にふさわしく、
        国語学習に取り組む目的そのものをあらためて認識するための授業と致しました。