ふくしま国語塾 授業記録

土曜 19:30-21:10
  
教材1 教材2 教材3 教材4 教材9 A B
 
入試頻出の評論を文庫・新書等で個々に配付
入試頻出の物語・小説を文庫等で個々に配付
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教材についての詳細はこちらをごらんください。
  
授業記録および今後の予定
(降順表記です/予定は可能な範囲で示します)
この記録は、「必ず毎週授業直後にアップする」というわけではありません。1週間程度遅れる場合があります。
教材3、教材4、およびスライドはほぼ毎回使っているため、特に中心的に使用したときのみ記録します。
最も詳しい授業の記録はこちらです
  • 2018/06/23
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 物語文読解(記述)を解きました。
      • 解法としては鉄則19(直前の理由イを常に意識せよ)が重要になりますが、あえてそれを事前に確認せず解いてもらいました。
      • その後、傍線部の理由を記述する設問の一部を解いてもらい、採点後、個別指導・全体指導を行いました。
      • ポイントは、「理由を問われたら、一般化して自問自答する」ということです。
        物語文の具体的場面を離れ、一般的に人間はどういうときにそういう行動をとるか、どういうときにそういう心情になるか、と考えます。
        その次に、具体的場面に戻ります。この技術を指導しました。
         
         
  • 2018/06/16
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 入試読解記述を扱いました。登場する言葉も平易で、接続語も多用されており、読みやすい文章です。小6以上であれば十分読解可能です。
      • 「体験」と「経験」の違いについて述べた筆者独自の観点を対比的に整理し、150字前後でまとめます。
      • 観点を過不足なく盛り込んで整理することができるかどうかが、評価基準となります。そのことを事前に伝え、型も与えた上で書いてもらいました。
        時間内に採点・返却・指導をすべて済ませました。
      • 定義にマークし活用すること(鉄則13)が重要でした。
     
  • 2018/06/09
    • 使用教材……教材3,プリント
    • 授業内容等
      • まず、1,000字ほどの短文をもとに、「成功」と「幸福」という、筆者独自の対比関係を整理する記述読解を扱いました。
      • 七つの観点の中でもいつも重視して指導している「自他」の観点に注目できるかどうか。
        また、文中にないが活用可能な反対語を積極的に活用できるかどうか(その意味はこちら参照)。
        こうした点に注目して評定・指導を行いました。
      • その模範解答にも登場した反対語、「主観←→客観」「絶対←→相対一様←→多様などについて、教材3(語彙力)を用いて別途指導しました。
     
  • 2018/06/02
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • プリントを用いて、まず基礎パターンを確認しました。
        【アはA。しかし実際にはアは2であり(むしろ)B】。これが基本パターン(逆説型短作文)です。
      • 次に、このパターンで構成する短作文を、個々に書いてもらいました。
        • 1つめはウォーミングアップとして指定された平易な共通テーマで書きました。
        • 2つめ以降は、用意された難易度別選択肢から各自好きなテーマを選択し、それについて書きました。
      • 授業中に添削・評定・記録・返却等をすべて終えました。
        ただし個別に呼んでアドバイスを加える時間がなかったため、一斉指導の中で個々の作文を読み上げ(よい内容については氏名も読み上げ)、全員が共有できる形でアドバイスを与えました。
     
  • 2018/05/26
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • まず、おとといの読売新聞の「編集手帳」で紹介されていた、新明解国語辞典「世の中」定義の独自性・客観性について伝えました。
      • 次に、課題を提示しました。
        「アはAではなくB」の型で書く定義短作文です。
        最大のポイントは、
        「逆説化」です。
        一般常識を、思い切って逆にしてみる。そのうえで、客観性の高い理由(具体例等)が含まれる文を書く。
      • 実際に短作文を書いてもらった上で、そのための考え方・書き方について、個別指導・一斉指導で伝えました。
     
  • 2018/05/19
    • 使用教材……教材9(をもとにした指導),プリント
    • 授業内容等
      • 先週も扱った「対比の観点をレベルアップさせる技術」をプリント化したものを配布し、技術をおさらいしました。
        客観性と独自性を両立させながら(鉄則22意見文等を書く際の技術です。
      • 今日は課題の抽象度を上げました。
        「知識をもとにした判断と、経験をもとにした判断の違い」がテーマです。
      • きのう(5/18)の解説の際の板書をこちらに公開しています。
     
  • 2018/05/12
    • 使用教材……教材9(をもとにした指導)
    • 授業内容等
      • 教材9(200字メソッドP.88,89などをもとに、「対比の観点をレベルアップさせる技術」を指導しました。
        客観性と独自性を両立させながら(鉄則22意見文等を書く際の技術です。
      • 具体的には、
        • 因果関係でたどりながらレベルアップさせる
        • 7つの観点を意識しながらレベルアップさせる
        • 逆説化してレベルアップさせる
        といった内容になります。
      • 基礎技術を指導したあと、「徒競走とリレーの違い」を各自文章化してもらい、採点・指導を加えました。
     
  • 2018/05/05……祝日
     
  • 2018/04/28
    • 使用教材……教材9(を抜粋し手を加えたプリント)
    • 授業内容等
      • 教材9(200字メソッドに掲載した約600字の短文の読解(対比要約P.118-119をプリント化したものを扱いました。
      • まず、ミスが起こりやすい部分についてのヒントを与え、を意識できるようにしました。
        その後、時間制限をつけて記述してもらいました(約150字)。
      • 大切なことは、文を下(述語)から組み立てるということです。
        まず述語を確定する。これが、正答への近道です。
     
  • 2018/04/21
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 新たに作成した因果関係整理のための基礎トレーニング問題を解いてもらいました。
        三段論法(むすんでたどるパターン)の基礎練習となるプリントです。
      • 読解問題の大半は「なぜですか」と問うてきます。
        このとき、なんとなく答えを書くのではなく、型を利用して正確に書くことが求められます。
        「なぜですか」と問われたときに役立つ型の基本パターンを、くり返し練習しました。
     
  • 2018/04/14
    • 使用教材……教材7(『こころの処方箋』河合隼雄) ,プリント
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』の26「「耐える」だけが精神力ではない」を読み、 対比関係整理の記述設問1題を解きました。
      • 「型」(鉄則7,11あるいは200字メソッド参照)を意識して書けるかどうかがポイントでした。
        対比の型の一部(アは…イは…にあたる部分)を事前に与えたうえで書いてもらいましたが、それでもA・Bパーツ(述部)において文章中の〈具体〉をピックアップしてしまうと失敗します。あくまでも〈抽象〉に目を向けなければなりません。
      • 第2問は因果関係の設問ですが、基礎トレーニングを行ったうえで今後進める予定です。
     
  • 2018/04/07
    • 使用教材……教材4,教材10,プリント
    • 授業内容等
      • 教材4鉄則17(接続語挿入問題では前後の文の述語をくらべて考えよ)に掲載された読解問題、および教材1の総合問題(接続語挿入問題)をプリント化したものを配付し、それを解いてもらいました。
      • 鉄則17はもともとは選択式ですが、あえて選択肢を消去し、@空所の前後の関係を見出す Aその関係を表現する接続語を自ら見出す という手順で進めました。
        教材1の問題については、もともとそのように作成されています。
      • 先のテストの結果、鉄則17・18は生徒の習得度が低いものとして浮き彫りになったので、今回扱った次第です。先々、また続ける予定です。
      • 最後に、新聞の「版」に関する知識を実物をもとにして伝え、それをとおして、「疑問を持つこと」の重要性をあらためて伝えました。
     
  • 2018/03/31……休講
     
  • 2018/03/24
    • 使用教材……教材3,教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 定期テスト(到達度テスト)を返却しました。
        一般問題(大問1〜5)および作文問題(大問6)について、採点基準を伝えました。
        また、ミスの多かった問いを中心に、解説を行いました。
        さらに、個々の作文や答案について、個別的な指導も行いました。
      • 特に反対語を中心に復習指導しました。
        今回の反対語20問をあらためて拡大印刷したプリントを配付し、意味・用法(および漢字)の解説を丁寧に行いました。
        また、反対語を暗記し確認する時間もとりました。
      • 客観性・独自性・普遍性のある作文を書けるようになるための根本的な態度として、あらゆるものごとに対し疑問を持つこと、日々さまざまに自問自答することの重要性を伝えました。教材4(鉄則)のP.126-127(おわりに)の文章を題材にして伝えました。
     
  • 2018/03/17
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 定期テスト(到達度テスト)を実施しました。
      • 水・木・土の17:00は40分間で、それ以外の枠は35分間で行います。
      • 採点・返却・個別指導は次回となります。
      • テストの後は、一部の問いの解説を行いました。
      • また、こちらをプリントして与え、震災についてはもちろん、世の常識について興味関心を持って自ら調べることの重要性について伝えました。
        常識の蓄積が逆説力を高めます。そしてそれが国語力に直結していきます。
        そのあたりの理路については、こちらもご参照ください。
     
  • 2018/03/10
    • 使用教材……プリント等
    • 授業内容等
      • 先週に引き続き、高校入試問題:評論文を扱いました。
      • 先週の段階で詳しく説明しきれなかった問いの解説と、内容的な知識・理解を深めるための指導を行いました。
        特に、ソシュール言語論(記号論)を教えました。
        豊富な具体例を挙げながら説明し、題材文との共通点・相違点を伝えました。
      • そして、ソシュール言語論の理解度をチェックするための○×問題も扱いました。
     
  • 2018/03/03
    • 使用教材……プリント等
    • 授業内容等
      • 高校入試問題:評論文を扱いました。
        随時高頻度で指導しているソシュール言語論に関連の深い文章です。
        小6〜中3の時間帯ですから、文章を全文範読した上で、十分な時間を与えて解いてもらいました。
      • いつものことですが、選択問題を解いてマルつけで終わりという授業ではなく、
        文章の骨組みを3つの関係(特に対比関係)で整理していくよう指導しました。
      • もちろん「選択問題の解法」も指導しましたが、重要なのは骨組みの整理であることを強調しています。
      • なお、解説すべき内容の一部が残ったため、次週続けます。
     
  • 2018/02/24
    • 使用教材……教材3,プリント
    • 授業内容等
      • まず、「★は、アはAだが、イはB」という基本の型を指導しました。
        型に沿って、短い例文をノートに書くなどして、理解を深めました。
      • その後、その型を応用して整理する短文読解(詳しくはこちら)を扱いました。
      • さらに、その課題の本文をより分かりやすい文に書き直す作業を通して、短文をより正確に操作・整理する練習としました。
      • なお、教材3では、絶対・相対について、オリンピックなどを例にして解説しました。
     
  • 2018/02/17
    • 使用教材……教材3,プリント
    • 授業内容等
      • 200字メソッドの型に従って短作文を書きました。
      • まず、200字メソッドの基本の型を確認しました。
        その後、
        入試と模試の違いについて、観点の統一に注意しながらパーツごとに内容を考え、それを組み立てる形で文章化しました。
      • 個別指導によって評価を重ねつつ修正・改良してもらいました。
      • 最後の20分で、Bレベル、Aレベル、A゜レベルというように観点の質をランク付けしながら、考えうる解答例としての観点を列挙して解説しました。
     
  • 2018/02/10
    • 使用教材……教材3,4
    • 授業内容等
      • 引き続き比喩の抽象化を行いました。
        今日は、寓話「うさぎとかめ」の中の抽象的メッセージをまとめる課題などを扱いました。
      • また、モチベーションを高めるために、今扱っている課題と東大の入試問題との間の共通点を伝えるなどしました。
      • さらに、他のいくつかのことわざとその抽象的意味を指導しました。
        鶏口となるも牛後となるなかれ、人間万事塞翁が馬、などです。
        受験で思い通りの結果に至らなかったような生徒には、力強い激励になったことと思います。こちらもご参照ください。
     
  • 2018/02/03
    • 使用教材……教材4
    • 授業内容等
      • まず、中学受験の概況を話し、開成や桜蔭の問題の変化が意味すること、つまり思考力重視の流れが強まっていることについて伝えました。
        この塾で学んでいることの価値をあらためて知り、今後も頑張るよう伝えました。
      • 教材4(鉄則)の鉄則5を用いて、設問パターンを読み解くことの重要性をあらためて伝えました。
      • 教材4(鉄則)の鉄則5の設問を利用し、比喩の抽象化について指導しました。
        「みな賛成だったが、メンバー間の意見には温度差があった」といった表現の抽象化です。
      • その後、2/1の開成中学入試に出ていたグラフ読解問題を紹介し、与えられた情報の取捨選択の仕方や、観点の整理の仕方について話しました。
     
  • 2018/01/27
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • まず、教材4(鉄則)のカバーソデに記載された学習方法のポイントをおさらいし、学校や他塾のテストを効果的に復習するようアドバイスしました。
        また、P.114〜125の内容(PDF)を忘れずに日々活用するよう、念を押しました。
      • 次に読解記述問題を行いました。
        国語技能検定では記述で出題し、2017/3の到達度テストでは選択式で出題した読解問題です。
        3000字弱の文章を読み、その主旨(
        言葉とはどういうものか)を120〜160字でまとめます。
        必要な要素を過不足なく抽出し、うまくつなげられるかどうかがポイントでした。
      • 内容としては、ソシュール言語論(言語論的転回)の理解が目的です。
     
  • 2018/01/20
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • まず、国語技能検定の課題の一部をプリント化したものを扱いました。
        セットになった熟語(4セット)の活用上の共通点を考える、奥深い課題です。
        対比の観点をいつでも引き出せるようにしておくこと。そのためのトレーニングです。
        検定の際にも正解率が極端に低かった問いですが、ふくしま式に慣れている生徒は解けてほしいところでした。
      • その後、「言葉とはそもそも何なのか」「知るとはどういうことか」という本質的な問いについて考える課題を扱いました。2016/7にも扱ったものです。
        『日本語の活かし方』のあとがきに私が書いた文章をプリント化し、それをもとにして作成した読解設問です。
        哲学者・言語学者ソシュールの言語論を学ぶことが1つの重要な目的です。
      • 区別、知、認、意分節……といった、意味上の共通性をもつ言葉を文中から抜き出しながら、文章の意味を考えます。
      • 次週も同じテーマの別課題を扱い、知識・理解を深める予定です。
     
  • 2018/01/13
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き、2月刊行予定最新刊問題集『「本当の聞く力」が身につく問題集』の中の聞き取り問題をプリント化し読解形式にしたものを扱いました。
        毎回授業冒頭でもスライドで確認している型、
        「アはAだが、イはB」を活用し、文章を整理します。
      • 文章中に示された対比の観点を抽出・整理する練習です。
      • また、上記の課題のあとも、別の短文読解の課題を用いて、観点の抽出を練習しました。
        欠かせないのは、反対語の知識です。
        入塾後間もない生徒は、教材3を用いて、自主的に身につけていくようにしてください。
     
  • 2018/01/06
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 2月刊行予定最新刊問題集『「本当の聞く力」が身につく問題集』の中の聞き取り問題をプリント化し読解形式にしたものを扱いました。
        毎回授業冒頭でもスライドで確認している型、
        「アはAではなくB」を活用し、文章を整理します。
        こちらに示すようなハイレベルな言いかえ(勇気ある言いかえ)を指導していると、今回のような比較的平易な文章で考えすぎてしまうケースが出てきます。
        今日は、そのせいで(=ハイレベルすぎて)正解できない生徒が数名いました。
        対比の観点すでに文章中にあるのであればそれを使う。
        それが見当たらないときだけ、反対語を用い、自力で「
        勇気ある言いかえ」を行っていく。
        このあたりも指導しました。
      • 考え方の部分で解説不足のところがあるため次週補足指導します。
        また2問あるうちの後半はほとんど扱っていないため次週扱います。

  • 2017/12/16
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 今年11月に実施され12/4に公開された大学入学共通テスト(プレテスト:試行テスト記述設問3つのうち2つについて、指導しました。
      • 2020年の入試改革の方向性を実感してもらう意図もあります。
      • 小中学生でも解ける内容とはいえ仮にも大学入試ですから、語彙等の指導を事前に行ったうえで、20分与え、解いてもらいました(実際は3問で20分)。
      • 何が問われているのか、設問を正確に読み解くことがスタートであると言えます。
     
  • 2017/12/09
    • 使用教材……プリント,教材3,4
    • 授業内容等
      • 到達度テストを実施しました(20分:読解記述+反対語+鉄則)。
      • 終了後、すぐ採点・記録し、返却しました。
        採点中は、詳細な解説プリントを見ながら、読解問題のセルフチェックをしてもらいました。
        また、テストに出た反対語を教材3・教材4を用いて復習・練習してもらいました。
      • 採点後は、読解を中心に解説を行いました。
      • 順位等は次週公開し授業でも紹介します。
     
  • 2017/12/02
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 国語力を抽象化力具体化力に分けるならば、よりハイレベルで重要度が高いのは、具体化です。
        一般的に読解問題というのは抽象化が8割、具体化が2割で構成されますが、
        具体化こそが真の国語力であるといえます。
      • また、具体化力こそが、作文・小論文の成否を分けます。
      • そのためのトレーニングとして、「ことわざを言いかえる」練習を行いました。技術としては鉄則15の内容になります。問題集「1」(教材1)にも掲載した課題です。
        今回は、鉄則16にも掲載した「一石二鳥」の抽象化・具体化、および「雨垂れ石を穿つ」の抽象化・具体化を行いました。
      • 一般には「ニュアンス」としてかたづけられてしまうことの多い「意味の微妙な差異」を具体的に分かりやすく解説指導しました。
        「一石二鳥」については、具体例を自ら作ってもらうのではなく、2つの具体例を対比し、その違いを考えることをとおして、そのニュアンスに気づかせるよう授業しました。
     
  • 2017/11/25
    • 使用教材……プリント,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 「日本的民主主義は創造の芽をつみやすい」を引き続き扱いました。
      • 日本における「みんな」と西洋における「みんな」の違いについて、本文の主旨に即しつつも本文を離れた文脈で発展的に解説した文章の空欄を埋める設問を中心に解きました。
      • こういった問いでは、反対語・否定表現の知識がまず必要です。不足を感じる場合は、教材3(語彙力問題集)で練習する必要があります。
      • 文末接続語「わけだ」をもとにして、その文の内容が前の文と同等関係にあることを判断する。
        「つまり」をもとにして、前後が言い換えられているはずだと判断する。
        「集まった個人」「個人の集まり」といったレトリカルな比喩的表現(筆者の個人言語)を翻訳し一般化していく文脈で空欄を埋める以上、比喩的な表現にとどまる答えは不可となる。

        ……等々、意識すべきポイントについて解説しました。
      • また、日本と西洋の根本的な違いについての一般論を一覧化して配付・解説しました。
     
  • 2017/11/18
    • 使用教材……プリント,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 「日本的民主主義は創造の芽をつみやすい」を読み解きました。
      • 技術的目標は「むすんでたどる」(因果関係整理)です。
        2016年1月にも扱った文章ですが、設問は変更しました。
      • 集団主義・個人主義/民主主義・独裁主義などについて整理したあと、設問を解いてもらいました。
      • 文章中の要素を適切に組み合わせれば10点満点をとれる設問ですが、苦戦した生徒もいたようです。
      • ひととおり解説指導を行いましたが次回も続きを扱います。
     
  • 2017/11/11
    • 使用教材…… 教材3,4,プリント
    • 授業内容等
      • 200字メソッドを用いた短作文を書いてもらいました。
      • 通常は、テーマとなるア・イのパーツを指定して、1・2/A・Bのパーツを自力で書きますが、今回はこれを逆にしました。
        対比の観点(反対語・否定表現/代表的には7つの観点)を指定して、主語・主題・テーマとなるア・イを自分で考えてもらいました。
      • 今回は、読解等における頻出観点である「公的・私的」を指定しました。
        なお、文章を書く前に、教材3(語彙力)の例文(具体例)を用いて「公的・私的」への理解を深めました。
      • 作文に対しては個別指導によってA・B・C評定を与え、個々人に必要なレベルでのアドバイスと、修正のための課題とを与えました。
      • 模範解答(作文例)ではNHKと民放について書いたため、これに関する知識についても別途プリントで指導しました。
     
  • 2017/11/4
    • 使用教材……プリント,教材3,教材4
    • 授業内容等
      • 教材4鉄則22(あなたの考えをと言われたら客観性と独自性を両立させよ)の設問を解きました。
      • 今日の重要なポイントは、独創←→模倣の観点です。
        まず、教材3でこの言葉と関連語について指導しました。
      • 次に、200字で作文を書いてもらいました。小論文のミニチュアのイメージです。
      • AではなくB」という主張を述べるとき、「Bである」理由のみでなく「Aではない」理由も意識的に書くことが大切であるということを、指導しました。
     
  • 2017/10/28
    • 使用教材…… 教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 鉄則8対比的心情変化の基礎練習として、教材2のコピーを用いた課題を扱いました。
        特に「前向き/希望」「安心」違いについて対比的に考えるなど、言葉の意味の微妙な差異についても、指導しました。
      • さらに、短い物語文(あめ玉)を対比的心情変化の型で要約する練習をしました。
        まず対比的変化の骨組みをまず作り(A→B)、その理由(C)を考えていきます。
        特に理由を書く作業では、どうしても本文の抜き書きのような
        具体的描写のままになってしまい抽象化が不足します。
        それにより、因果関係の要素が不足します。
        このあたりの考え方をていねいに指導しました。(有料メルマガNo.22に詳述)
     
  • 2017/10/21
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 基礎トレーニングを進めました。
      • 教材4「22の鉄則」からピックアップした短文読解問題を進めました。
      • 今日は鉄則15について扱いました。
        • 鉄則15……比喩は〈具体〉である。まず抽象化せよ。
        • 80字前後で記述する設問を扱いました。
        • 「種(たね)」あるいは「土壌」「芽」などといった文中の比喩表現を抽象化しながら、本文を活用して答案をまとめます。
        • ふだん指導しているのは、「本文中にない表現を積極的かつ大胆に使って言いかえをする」ための技術なのですが、過不足のない抽象的解説が既に本文中に存在する場合は、それをあらためて言いかえる必要はありません。
          むしろ、オリジナルな答案を生み出すことによって大切な要素(パーツ)が抜けてしまい得点できなくなることもあります。
          ですから、「この部分を使えば問題ない」と思える箇所を見つけたら、それを遠慮なく使えばよい――といったあたりを、指導しました。
     
  • 2017/10/14
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 散文詩の読解を行いました。
      • 詩の読み取り方としては @比喩(同等関係) A対比関係 の意識が肝要です。まずこのあたりを解説しました。
        今日はこのうちの@がメインです。
      • 詩の中で何を何にたとえているのか。
        そのたとえが成立するのは、両者にどんな
        共通点があるからなのか(鉄則15:比喩の抽象化)。
        特にこの2つめの思考をテーマに進めました。
      • 7つの観点も意識することが重要である旨、あわせて指導しました。
        五感の観点などについて詳しく扱いました。
     
  • 2017/10/7
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 引き続き基礎トレーニングを進めました。
      • 教材4「22の鉄則」からピックアップした短文読解問題を進めました。
      • 今日は鉄則16について扱いました。
        • 鉄則16……傍線部がパーツに分けられるならパーツごとに言いかえよ。
        • 本では選択式になっていますが、これを記述式に変還して解いてもらいました。
        • 言いかえの表現である「いわば」などに注目して、傍線部と同等関係にある本文を見つけます。
          その際、問われている傍線部との一致を、パーツごとに(部分的に)チェックするということが大切です。
        • 課題文はソシュール言語論に基づくものであり、鉄則13の内容とも関連しています。このあたりの意味についても、再び確認・指導しました。
       
  • 2017/9/30
    • 使用教材……教材7(『こころの処方箋』河合隼雄) ,プリント
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』河合隼雄の45「権力を棄てることによって内的権威が磨かれる」を読み、「権力と権威の違い」を80字程度で文章化してもらいました。
      • まず黙読させ、そのあと私が範読し、定義など重要な箇所についてある程度のヒントを示しました。
        そのあと制限時間20分で書いてもらいました。
        また、解説(こちらの内容の一部等)を与え、その後、解説しました。
      • 本文中の例のみでなく、オバマ・トランプ、あるいは昨今の政治情勢の例なども交えつつ、権力と権威の違い実体的に理解できるよう指導しました。
       
  • 2017/9/23……祝日
     
  • 2017/9/16
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 引き続き基礎トレーニングを進めました。
      • 教材4「22の鉄則」からピックアップした短文読解問題を進めました。
      • 今日は鉄則13について扱いました。
        • 鉄則13……定義にマークし、定義を使え。
        • 80字で記述する設問を中心に解きました。
          文章中の定義にマークしそれを意識的に使うことにより、記述答案の精度を高めていきます。
        • 課題文の内容に関連し、定義の他の用例や、ソシュール言語論の意味などを解説・指導しました。
       
  • 2017/9/9
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 引き続き基礎トレーニングを進めました。
      • 教材4「22の鉄則」からピックアップした短文読解問題を進めました。
      • 今日は鉄則18について扱いました。
        • 鉄則18……役立つ接続語は文頭よりも文中にある。
        • 50字で記述する短文読解問題を中心に解きました。
          一見すると「指示語」設問に見えますが、実質的には抽象化問題であるということを認識する必要があります。
        • 一度採点した段階でヒントを与え、それを修正し再提出してもらいました。
     
  • 2017/9/2
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 9月は基礎トレーニングを中心に進めていきます。
      • 教材4「22の鉄則」からいくつかピックアップした短文読解問題を順次進めました。
      • 今日は鉄則3,鉄則4,鉄則9について扱いました。
        • 鉄則3……読むときも書くときも、まず「全体」を意識せよ。
        • 鉄則4……「分かる」とは、「分ける」ことである。
        • 鉄則9……「ひとことで言うと?」を口ぐせにせよ。
      • 次週も続きを進めます。
     
  • 2017/7/22
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 到達度テストを返却し、前回の授業で説明不足だった部分を解説・指導しました。
      • こちらに掲載した順位等について伝えました。
      • 問1〜3については既に授業で指導した設問ですので、簡単な説明にとどめました。
      • 問4については、鉄則8を参照しつつ、対比的変化の型による考え方について指導しました。
      • 教材4(鉄則8)では、「対比的変化」をとらえるための勘所を指導しました。
      • こちらのページを紹介しながら、夏休み中の学習法をアドバイスしました。
     
  • 2017/7/15
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • 年に3回ほど行っている到達度テストを実施しました。
      • テスト内容は、「カーネーション」のおさらい問題が4つ、新作問題(説明的文章の読解)が1つです。
        すべて記述式の設問です。
      • テスト後は新作問題の解説指導のみ行いました(答案はコピーを返却済)。
      • 7/15深夜または7/16に、テストのPDFをこちらにアップします。復習にご活用ください。
        なお8/6セミナーで利用する問題と同一ですので、ご参加の方は問題を見ないことをおすすめします。
     
  • 2017/7/8
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 200字メソッドによる短作文を行いました。
      • 客観性を高めるために形式を整えること(200字メソッド)、及び、独自性を高めるために内容を工夫すること(7つの観点の意識と、逆説化)が目的ですが、今日はとくに「対比の観点」(7つの観点)への意識を高める練習として行いました。
      • 題材は、以前から扱っている「類似したものごとの相違点」の課題集からピックアップしました。
        中でも、
        知識(〜体験的知識)がないと答えようのない課題をあえて複数扱いました。
        「消防士(消防吏員)と消防団員/ニュース番組と報道番組/アナウンサーとキャスター/読売新聞と朝日新聞/クリニックと病院/いじめとケンカ」などについて扱いました。
        一部は提出させ評定し、一部は解説のみで進めました。
        また、関連して教材4鉄則17の題材文を範読・解説しました(メディアリテラシーの内容です)。
        総じて、知ること・知識を持つことの重要性を実感してもらう機会としました。
      • 再来週も同様の課題を行いますが、その際はテーマそのものを自分で決めてもらう予定です。
        夏休みは独自の主張をアウトプットする機会も多いであろうことを考慮した課題です。
     
  • 2017/7/1
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • 「カーネーション」の読解を続けました。
      • これまであまり扱ってこなかった人物(誠司・康雄)の心理的葛藤を端的に抽象化する課題を扱いました。
      • それにともない、誠司・康雄に関する部分を範読しました。
        当初配付した設問列挙プリントのうちの省略した設問をいくつか拾い、解説指導を行いながら読みました。
      • また、小説のピークとなるできごとに込められた意味を考える問い(記述設問)を扱いました。
        技術としては、
        鉄則15,16の応用となります。
     
  • 2017/6/23
    • 使用教材……プリント,教材3,4
    • 授業内容等
      • こちらに記載している短文要約課題を扱いました。
      • まず200字メソッドの型を与えたうえで10分で書いてもらい、個別に採点指導を行ったあと、各自修正した答案を再度添削指導しました。
      • その後、教材3によって「一様・多様」「独創・模倣」「絶対・相対」の共通性について指導しました。
     
  • 2017/6/17
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • 「カーネーション」の読解を続けました。人物の対比的心情変化(鉄則8)を整理するプロセスを進めました。
      • 「懐かしい」という言葉をめぐる解釈を整理する記述設問を扱いました。
        これも前回と同じく因果関係整理問題です。ただし前回は鉄則20の型、今回は鉄則19の型です。
      • 解答の内容を比喩的に表現した形でヒントを与え、そこから類推して答案を書くよう指示しました。
      • 個々人の答案を採点・返却したあと、穴うめ形式のプリントを用いて再度整理しました。
      • 途中、「客観化・客体化・対象化」といった用語を理解し、答案に活かすプロセスを指導しました。
     
  • 2017/6/10
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • まず、「22の鉄則」のうちのいくつかのまとまりについて説明しました。
        鉄則6,7,8は対比関係、鉄則15,16は同等関係、鉄則19,20は因果関係)
      • 次に「カーネーション」の読解に戻り、人物の対比的心情変化(鉄則8)を整理するための準備をしました。
      • まず、その人物の登場場面と退場場面とで明確に対比されている(しかし気づきにくい)描写(=伏線:隠されたつながり)を探す問いを扱いました。
      • さらに、本文中に明示されていない理由(因果関係)を整する問いを解きました。
        これも、広く言えば「隠されたつながり」の1つであると言えます。
        形式の類似した平易な例文を事前に与え、図示して解説しました。そして、それをヒントとして
        類推するよう指導しました。
        こうした類推の能力は、学力の本質であるといえます。
      • 抽象化せよとは指導しましたが、抽象度の調節で失敗した(抽象的すぎる)答案が目立ちました。プラス・マイナスの方向性まで消してしまっては、理由の説明になりません。そのあたりを最後に指導しました。
     
  • 2017/6/3
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 今日の目標は、前回に引き続き、鉄則15【「比喩」は〈具体〉である。まず抽象化せよ】および鉄則16【傍線部がパーツに分けられるならパーツごとに言いかえよ】の技術の習熟です。
      • ことわざ及び短文を題材に、言いかえ練習をしました。
        まず、代表例である「猿も木から落ちる」を例示して考え方をおさらいしました。その後、問いを解きました。
        1つめは、先日公開された大学入学共通テスト・モデル問題例にも挙げられていた「一石二鳥」の言いかえ(鉄則16にも掲載)。
        その他、「木を見て森を見ず」や、トランプのカードを比喩として用いた表現の言いかえなどを扱いました。
       
  • 2017/5/27
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 今日の目標は、鉄則15【「比喩」は〈具体〉である。まず抽象化せよ】および鉄則16【傍線部がパーツに分けられるならパーツごとに言いかえよ】の技術の習熟です。
        先週の課題とほぼ同じ技術の活用練習となります。随筆(約1,500字ほど)の短文読解です。
      • 答えを教える前に2,3回の修正を経てもらいました。
        その都度、個別指導でヒントを与えました。
      • 自分のできた部分・足りない部分がなんなのかを自覚し、次に生かしてほしいと思います。
     
  • 2017/5/20
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • 「カーネーション」の読解を続けました。
      • 文中の比喩表現を抽象的な表現に言いかえて説明する記述設問です。
        やや難易度が高いのですが、まずはノーヒントで記述答案を書いてもらいました。
        採点し個別指導しました。
      • その後、鉄則5【読解には2つある。1、本文の読解。2、設問の読解】、さらに鉄則15比喩は〈具体〉である。まず抽象化せよ】など、必要な技術を確認・指導し、考え方の手順を細かく分けたプリントを用いて、部分的に積み上げる形で整理しました。
      • とにかく肝心なのは、「習った技術を自ら使う」ことです(鉄則1)。これなくして成果は得られません。
     
  • 2017/5/13
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • 「カーネーション」の具体的な読解に入りました。
      • 今日の目標は、たどる力(因果関係整理力)の向上です。
        特に、鉄則20【最もふさわしい理由をつかむために、
        むすんでたどる】(結合論証)のパターンです。
      • 「なぜですか」という問いに対して過不足のない記述答案を作成するための技術を指導しました。
      • まずノーヒントで答案を作成してもらい採点・個別指導をしたあとで、穴埋め形式の図解プリントを配付し、さらに考えを深められるよう指導しました。
     
  • 2017/5/6
    • 使用教材……プリント,教材8(『まゆみのマーチ』(重松清)所収の短編「カーネーション」)
    • 授業内容等
      • 今日から2ヶ月弱、「カーネーション」の読解を続けていきます。
      • 読解問題等では速読ばかりが要求されますが、あえて時間をかけて遅読すること。多読も大事だが精読も大事だということ。
        このあたりが2ヶ月弱の期間の大目的となる旨、伝えました。
      • 「カーネーション」は2014年秋にも扱った課題です。
        その当時から在籍している生徒も、2年半前とくらべれば自分の読解力は必ずレベルが上がっているはずですから、新たな気持ちで取り組むよう指導しています。
        読書百遍意自ずから通ずといいます。逆に言えば、2回や3回読んだだけではまだまだなのです。
      • 今日は読む時間を30分与えるとともに、人物整理・場面の流れの整理などに時間を宛てました。
        具体的な細部読解は次週からスタートします。
        ただし問いはひととおり与えていますので、意欲に応じ、問いを考えてくるよう伝えました。
     
  • 2017/4/22
    • 使用教材……プリント,教材3
    • 授業内容等
      • 引き続き「類似したものごとの相違点」を考える課題を扱いました。
      • まず、前回の「夢と目標の違い」についての補足プリントを配付し、解説・指導しました。
      • 次に、「時刻と時間の違い」を扱いました。
      • 多くの生徒が、「分かる気がするんだけど表現できない」という状態で足踏みしていましたが、鉄則10「表現に迷ったら図形的比喩で言いかえよ」を実行することで正解できた生徒もいました。答えは「点的←→線的」となります。意味を図形に置き換えていくことの重要性を指導しました。
      • 関連して、教材387番〈点←→線〉によって学習を深めました。
        また、教材391番時間←→空間)についてもあわせて指導しました。
     
  • 2017/4/15
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 先週に引き続き、「類似したものごとの相違点」を考える課題を扱いました。
      • ただし今日はそのプリントの課題とは別に、「化学兵器と、(化学兵器ではない)ミサイル」の違いを考えました。
        まさに今、シリアによる化学兵器使用が疑われ、それを非難するアメリカによりミサイル攻撃が行われたばかりです。
        アメリカはミサイル攻撃の正当性を訴え、一方で化学兵器の使用を非難しています。
        そのアメリカの判断の是非を考える前に問うべきは、「ともに兵器であるはずの両者にはどんな違いがあるのか」ということです。
        これを考えることが、今世界で起きていることをつかむ端緒となります。
      • もちろん、目的は、そういった社会情勢の把握というより、言語技術の習得です。
        そこで、化学兵器(及び核兵器
        *)とミサイルの違いについて、ひごろ指導している7つの観点を用いる方法、および因果関係でたどる方法により、相違点(対比の観点)の客観性・独自性を高める練習をしました(*わかりやすくするためにおぎないました)。
      • これは、簡単に言えば「発想法」の訓練です。
     
  • 2017/4/8
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 類似したものごとの相違点」を考えるためのテーマ100セットをリストアップしたプリントを配付しました。
      • 今回は、「きみ」と「あなた」の違い、及び「ほめる」と「みとめる」の違いについて、短文でまとめてもらいました。
        答える際は、「
        アはAだがイはB」(慣れている場合は「アは1なためAだがイは2なためB」)という型で答えます(鉄則7および200字メソッド参照)。
        このとき、AとBの
        対比の観点が統一されていることが必要です。
      • そういった形式は整っているが内容(客観性)が今一歩という答えも多くなりました。
        とはいえ、「対等、または上」←→「対等、または下」といった、やや複雑な対比を図示するなどしながら、思考整理の方法を獲得できたものと思います。
      • この相違点の短作文は次回も続ける予定です。
     
  • 2017/3/25
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 到達度テストを返却し、平均点や、選択肢の選択率等を伝達しました。
      • 到達度テストの読解問題(タイプB)について、詳細に解説・指導しました。
        形式としては、「くらべながら言いかえる」パターンの応用が目的です。「たどる」が加わる点が、やや難しかったかもしれません。
        内容としては、
        ソシュール言語論(言語論的転回)の理解が目的です。
        こちらにも示しているように今回のタイプB問題は正解率が非常に低くなりましたが、個々の選択肢の選択率をみるとさほど理解できていないわけではないようです。
      • その後、タイプA問題を解き、解説をしました。こちらも、「くらべながら言いかえる」パターンでした。
     
  • 2017/3/18
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 到達度テストを実施しました(タイプB*:35分)。*難易度
        問題・解答については、3/19をめどにウェブ上にアップします(生徒専用のユーザー名・パスワードが必要)。
      • テスト後は、読解問題についてのみその場で採点し、丁寧に解説指導しました。
     
  • 2017/3/11
    • 使用教材……教材7,プリント
    • 授業内容等
      • 読解頻出のテーマテクスト論を理解すること、及び、対比関係整理の技術のトレーニングを目的に、短文読解を2題扱いました。
      • 文章(テクスト)の作者読者とを対比し、作者の絶対性を相対化するのが、テクスト論の特徴です。
      • ここ1ヶ月ほど重点的に指導している「アはAではなくB」を活用し、指定された字数の配分まで考えて、ベストな記述答案を作成します。
        多くの生徒は、前回の内容やここ1ヶ月の練習を、多かれ少なかれ活用できていました。
     
  • 2017/3/4
    • 使用教材……プリント,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』(1)「人の心などわかるはずがない」を読み、記述設問を解きました。
        文章全体を80字前後で要約する課題です。
      • これまでと同様、「アはAではなくB」の型を用います。
        今回も、「時間の観点」をはじめとして使用頻度の高い観点を意識した答案を作れるかどうかがポイントになりました。
      • こちらに詳しく書いたように、文章の記述を丸写しするような答案ではなく、文章をあえて離れて、文章にない反対語を用いて要約するという手法の重要性を、今日も指導しました。
       
  • 2017/2/25
    • 使用教材……プリント(最新刊の一部),教材3
    • 授業内容等
      • 主に教材3を用いて、反対語の理解・習得を目標としました。
      • 前回扱った「周縁←→中心」のページに掲載されたわずか6行の短文、しかし重要度の高い文章を、まずはノートに視写しました。
        そのうえで、その文章に隠された対比関係を見つけ出す(鉄則6)練習を行いました。
        本文には、もともと、
        「既に(既知)」「新しい」「主」「変革」という言葉しか書かれていませんが、これらをもとに、
        「未だに(未知)」「古い」「従」「保守」という言葉を導き出します。
        これが、
        対比関係整理力(くらべる力)の威力であり、これが「整理」「理解」ということです。
        そして、そのために不可欠なのは反対語を覚え、使い慣れることです。
      • それを確認したあと、「一方向・双方向」「権利・義務」「新しい・古い」などの概念と具体例を指導しました。
      • さらに、先週に引き続き最新刊『「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック』の一部をプリント化したものを進めました。
        その中では、
        「軟らかい・硬い」「軽い・重い」「熱い・冷たい」などの「触覚の比喩」が用いられた文を整理しました。
        あわせてそれらのページを教材3で確認し理解を深めました。
     
  • 2017/2/17
    • 使用教材……プリント(最新刊の一部),教材3,教材4
    • 授業内容等
      • 引き続き、最新刊『「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック』の一部をプリント化したものを扱いました。
        前回と同様、「対比関係+同等関係(くらべながら言いかえる)」パターンの練習ですが、前回とはまた異なる出題パターンです。
      • 今回は、「図形的比喩」をメインテーマにしました。
        「図形的比喩」の重要性については、平成28年度第1回高等学校卒業程度認定試験に引用された福嶋の著書にも書かれています。
        私たちは、
        内外、上下、表裏、前後、……等々の図形的・視覚的比喩表現によって概念を知らず知らずのうちに(無意識に)整理しています。
        これを「意識的に」扱えるようにするのが目的です。
      • 教材3「尊敬(に見る)←→軽蔑(に見る)」や、「周縁(/他者)←→心(/自己)」などの語彙も同時に扱いながら、理解を深める指導を行いました。
      • さらに、教材4 鉄則10の設問も用いて、今日の学習内容をおさらいしました。
       
  • 2017/2/11……祝日
     
  • 2017/2/4
    • 使用教材……プリント(最新刊の一部,他)
    • 授業内容等
      • 最新刊『「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック』の一部をプリント化したものを扱いました。
        小学1〜3年生向けに作成した本ですが、日本語運用のための
        本質的な技能が体系的に組み立てられた本です。
      • ピックアップして扱ったのは、「対比関係+同等関係(くらべながら言いかえる)」の問いです。読み書きの根幹となる技術です。
      • 意外なところでのミスも散見。
        国語には校種・学年が関係ないということを実感するとともに、
        どんな難解な読み書きも
        基礎技術の応用にすぎないということを理解するための一歩になればと思います。
      • さらに、東京都立高校の入試過去問をもとに、2,500字ほどの論説文の要約を行いました。
        前回と同様、定義+対比の型「アはAではなくB」の活用練習です。
        こちらも、「くらべながら言いかえる」型だということを確認しつつ進めました。
     
  • 2017/1/28
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 内田樹氏のブログ記事「感情表現について」をもとにして作成した記述設問を2つ解きました。
        生徒の平均学年から考えるとやや難易度が高いため、まず授業冒頭で必要な範囲を範読し、語彙などを説明しました。
      • 鉄則13【定義にマークし、定義を使え】および鉄則6【隠された対比関係を見つけ出せ。それが読解の第1の作業だ】がポイントになります。
        メインとなる記述課題は、定義をうまく活用できるかどうかが重要でした。
      • 「60字」を超えるような、ある程度の長さでの記述を求められた場合、書き出す前にまずは内容を分割してイメージします。
        抽象―具体なのか、対比なのか、原因―結果なのかを考え、たとえば抽象20字+具体40字、対比(30字×2)、原因30字+結果30字、などというように構成を考えてから書くということです。
        今回の課題は「対比の型=アはAではなくB」をもとに、字数を事前に配分し(ア=5字、A・B=各30字)、それから考えてみることになります。
        このあたりを事前にアドバイスしたあとで解答を書いてもらいました。
      • ソシュールの記号論などともつなげながら、文章の本質的意味を解説しました。
     
  • 2017/1/21
    • 使用教材……教材7(『こころの処方箋』河合隼雄) ,教材3
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』河合隼雄の39「「昔はよかった」というのは進歩についてゆけぬ人の言葉である」を読みました。
        その主張の中に見出すことのできる
        対比の観点(AではなくB)2つを抽出し、それぞれ50字以内で記述する課題を与えました。
      • 得点によっては修正してもらいそれを再チェックしました。
        ひごろ指導している「7つの観点」を生かせば解けるものが1つ。
        ひごろ指導している反対語を生かせば解けるものが1つ。
        という問いでした。
     
  • 2017/1/14
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • しばらくの間「読み」メインでやってきましたので、ここで少し「書き」にシフトします。
      • まず、「ふくしま式200字メソッド」基本の型の暗唱に時間をとりました。
      • そのうえで、書き方のポイントを指導しました。
        重要なのは、
        観点の意識です。
        動的な観点にすること、あるいは、ひごろ指導している「7つの観点」を生かすこと。
        これによって、文章の独自性が生まれます。
      • そのうえで、NHKと民放の違いを文章化しました。
        その後、客観性・独自性を高めるための対比の観点を図表に整理し解説しました。

  • 2016/12/17
    • 使用教材……教材8「かさぶたまぶた」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • テストを返却し、順位等の紹介・伝達をしました。
      • 到達度テストの補足的指導を行いました。
      • また、鉄則20【最もふさわしい理由をつかむために「むすんでたどる」】の練習となる課題を行いました。
        因果関係を整理する技術を意識化します。
      • 教材3(語彙力)を用いて、テストに出題した〔絶対←→相対〕〔独創←→模倣〕などの意味・用法を確認しました。
      • さらに、冬休み中の学習法や学習内容について、アドバイスしました。
     
  • 2016/12/10
    • 使用教材……教材8「かさぶたまぶた」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 12月恒例の到達度テストを実施しました。
      • 試験時間は40分、100点満点です。後日、得点・順位等の一覧をウェブにて公開します(名前等個人情報は非公開)。
      • 反対語や鉄則などの基礎知識と、ここ数回扱ってきた小説読解がテスト内容です。
      • テスト後は、すぐ解答を配付し、どの程度できたかを確認してもらいました。
        それと同時に答案をコピー・返却しました。
        返却された答案が手元にある状態で、その後の解説授業を行いました。
      • 次回(年内最終回)は、冬休み中の学習へのアドバイスを行うと同時に、教材3『語彙力』などを進める予定です(テストのおさらいも含む)。
     
  • 2016/12/03
    • 使用教材……教材8「かさぶたまぶた」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 「かさぶたまぶた」を読み解くための設問を進めました。
      • 前回の復習を丁寧に行ったあと、小説の最後の1行について考えました。
        「一家四人。
        政彦だけ、目をつぶってしまった。」
        この一節が、連結された1文ではなく2文になっており、しかも改行までされていることをまず意識させました。
        そして、なぜこの文を最後にして小説を締めくくったのか、その意図について、記述する課題を与えました。
      • 一字一句を逃さず読めば、おのずと答えは見えてきます。
        人間と人間との対比関係、そして、きわめて短時間の間におこる対比的変化を、表にまとめながら指導しました。
     
  • 2016/11/26
    • 使用教材……教材8「かさぶたまぶた」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 「かさぶたまぶた」を読み解くための設問を進めました。
      • 鉄則8【対比的心情変化】を整理するという目標を意識したうえで、先週に引き続く助走問題を解き、そのうえで対比的変化の文章化を行いました。
        鉄則8のページで「型」を事前に確認し、制限時間15分で
        A(変化前)B(変化後)および変化の理由Cを総合した文を書きました。
      • 評定後、答案にみられた長所・短所を具体的に伝えつつ、解説指導しました。
      • 自主的な練習素材としては、教材2(問題集2)P.64〜67を役立てるようにしてください。
     
  • 2016/11/19
    • 使用教材……教材8「かさぶたまぶた」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 重松清の直木賞受賞作(の一部)「かさぶたまぶた」を読み解くための設問を進めました。
      • 完全オリジナル設問11問を、今後順次進めていきます(12月中旬まで)。 原則としてどの問いも選択式ではなく記述式です。
      • 今日はそのうちの2問をじっくり解きました。
        まず、物語の中で何度も繰り返し出てくる
        象徴的キーワード抽象化する課題です。
        次に、小説読解の要である鉄則8【対比的心情変化】を整理するためのヒントとなる設問を解きました。
      • 次回以降、細部および全体の読み取りをより深めていきます。
     
  • 2016/11/12
    • 使用教材……教材8
    • 授業内容等
      • これから数回にわたって扱う小説「かさぶたまぶた」(『まゆみのマーチ』重松清:所収)を読みました(文庫47ページ分)。
      • まず、作者の経歴や、あとがきの内容(この本が生まれたいきさつ)などについてガイダンスを行いました。
      • 黙読50分のあと、登場人物の年齢・立場・名前、あるいは描かれている時期(季節)などの事実確認の問いを与え、確認・指導しました。
      • 次回から、読みを深める問いを課していきます。
     
  • 2016/11/05……臨時休講
     
  • 2016/10/29
    • 使用教材……プリント,教材4,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』「灯を消すほうがよく見えることがある」を再読し、選択式課題によって復習しました。
      • 選択肢はワナの集合体だということを日々指導しています。
        短い選択肢であっても、まず対比関係の「よりも」などにマークすることで対比の区切り目をはっきりさせ、その前後の反対語を四角で囲み、対比関係を明確に意識化するというプロセスが大切です。
      • 次に、さきごろ使用した短文読解プリントの続きを扱いました。
        わずか100字ほどの具体的な文章の中に対比関係を見出し、それを抽象的に整理します。
        反対語を意識して「
        くらべながら言いかえる練習を、今日も重ねました。
     
  • 2016/10/22
    • 使用教材……プリント,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』「灯を消すほうがよく見えることがある」を読み、記述課題を解きました。
        全文を
        50字前後で対比的に要約する課題です。
      • 代表的な対比の観点(7つの観点)こちらの本に詳述)および見逃しがちな反対語を事前に指導・確認してから解いてもらいました。
      • 字数をもとにパーツの数(観点の数)を推定し、観点が3つなら3つとも異なる観点になるよう考えながら、文を組み立てます。
        これによって、過不足なく要約できるようになります。
        そのための考え方を、丁寧に練習・指導しました。
     
  • 2016/10/15
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き短文読解プリントを扱いました。
      • 今日も、たどる力(因果関係整理力)のトレーニングを中心に進めました。
      • 先週の内容を丁寧におさらいしました。
        選択式は記述式に、記述式は選択式にするなどして、応用しました。

        因果関係の基本パターンはややこしく感じられるものなので、同じ内容を何度やってもいいくらいです。
      • 教材4鉄則20(最もふさわしい理由をつかむために、むすんでたどる)の題材文について、図示しながらあらためて丁寧に読解しました。
     
  • 2016/10/8
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 前回使用した短文読解プリントの続きを中心に進めました。
      • 今日は、たどる力(因果関係整理力)のトレーニングがメインでした。
        ある短文に見られる因果関係が
        「ア→イ→ウ」(一直線の因果関係)の形なのか、それとも「(ア+イ)→ウ」(むすんでたどる因果関係)の形なのか。
        これを見抜いた上で、内容を図示し、整理します。
      • 教材4鉄則20(最もふさわしい理由をつかむために、むすんでたどる)に示された例や、その他の例(三段論法の基本的な例:ソクラテスの例)なども確認しながら、基本パターンの習熟を図りました。
      • 鉄則20に示された複雑なパターン【《(ア+イ)→ウ+エ】→オについても扱いましたが、これは成果が不十分でしたので、後日あらためて練習します。
     
  • 2016/10/1
    • 使用教材……教材3,プリント
    • 授業内容等
      • 国語技能検定の「例題」や教材4(鉄則)の問題などをアレンジしたプリントを使用した短文読解課題により、読解技術の活用練習をしました。
      • 特に、種々の主張に含まれる、きわめて重要度の高い対比の骨組みである「多様 ←→ 一様」を中心に指導しました。
        教材384番 多様←→一様)を利用し、関連語の知識を多々押さえるとともに、その知識を活用して解く課題を進めました。
      • さらに、詩「私と小鳥とすずと」(金子みすゞ)や、歌「世界に一つだけの花」が内包する対比関係を整理し、それらに共通する「常識的思想」と、それを否定する「逆説的思想」の内容について、指導しました。
        なお、「世界に一つだけの花」を否定する逆説の文章は、最近の早稲田大学入試問題にも出題されています。
      • また、因果関係の2パターン(直線的なたどり方と、結合論証のたどり方)を確認し、それを判別する課題も扱いました。 
     
  • 2016/9/24
    • 使用教材……教材3,教材7(こころの処方箋)
    • 授業内容等
      • 前回の「逆説」の応用として、読解を扱いました。
      • まず、鉄則12【世の主張という主張は逆説の構造を持っている】に記された「逆説」の意味を具体的に確認しました。
        「失敗は成功(のもと)」「負けるが勝ち」などのように、反対語をズバリ結びつけるような表現(AはBである)を整理しました。
      • 次に『こころの処方箋』(河合隼雄)の文章「自立は依存によって裏づけられている」を読み、前回学んだ対比的定義に該当する文を抜き出す課題を与えました。
        そして、この文章が、「負けるが勝ち」などと同様、ズバリ「自立は依存である」と整理できることを、確認しました。
      • さらに、「道草によってこそ道の味が分かる」を読み、比喩的な「道草」という言葉に頼らずに、筆者の抽象的・逆説的メッセージを端的に(AはBであるの形で)言いかえる課題を扱いました。
      • 「むしろ」「ではなく」という対比の接続語および定義にマークしながら読み、それを使って答えることの重要性を実感できるよう指導しました。
     
  • 2016/9/17
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 対比的定義および因果関係の型(アはAではなく、むしろBである。なぜならCだからだ)を用いた短作文を書きました。常識をくつがえす逆説を考えます。
        (常識をくつがえすには、当然ですがまず「常識」から身につけなければなりません。こちらの本などもご活用いただきたいと思います)
      • 「アはAである」の部分を、多くの人がそうだと思っているような常識に近づけること。
        「むしろBである」の部分を、逆説(鉄則12)とすること。→鉄則22 独自性
        「なぜならCだからだ」の部分で説得力を持たせること。→鉄則22 客観性
        こういったポイントをひととおり指導した上で、1名につき3つ前後の短作文を作成しました(ペースは生徒により異なります)。
        その都度個別に指導し、必要に応じ修正を指示しました。
      • 最後に、同席する生徒の短作文を紹介し、解説しました。
     
  • 2016/9/10
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • まず、前回の「ジャンケン説明」の続きを扱いました。前回同様、200字メソッドの型の一部(アは1なためAだが、イは2なためBである)を意識しながら、勝敗とその理由を一文で説明します。また、文章全体のサンドイッチ型(鉄則14)を意識すれば、冒頭を見ただけで末尾の段落が分かることなども指導しました。
      • 次に、「AやB」と「AとB」がどう違うのか、その意味がどう変わるのかについて文章化してもらいました。
        「違い」である以上は「対比」で説明します。その際は、対比関係2つのポイント(鉄則7)を自覚的に用います。
      • さらに、2字熟語や漢字1字に非・未・不・無・否…といった1字を加え、正しい否定表現にする練習をしました。
        「アはAだが、イはB」という対比関係の黄金パターンを使いこなすためには、A・Bに入る反対語・否定表現の知識が不可欠です。
     
  • 2016/9/3
    • 使用教材……スライド,プリント
    • 授業内容等
      • いつも授業冒頭に使用しているパワーポイント・スライド(3つの力に関する基礎知識/22の鉄則)をリニューアルしましたので、まずそれをひととおり確認しました。夏休みの間にだいぶ忘れかけている知識を取り戻す意図もあります。
      • 「ジャンケンとはどういうものか」および「ジャンケンのルールはどうなっているか」などについて文章化しました。
        それぞれ、
        定義(鉄則13)および200字メソッドの一部(アは1なためAだが、イは2なためB)、すなわち形式を学ぶのが目的です。
        内容は平易で汎用性が低くとも、形式は万能であり難易度の高い課題にも即座に応用できます。
      • 特に定義について詳しく指導しました。
        定義は内容により2つのタイプに分けられること、それぞれどういった例があるのか、といったことを事前に示し、その上で「ジャンケンとは」を考えてもらいました。

        また、鉄則9「ひとことで言うと?」を実践することにより解答の妥当性が増すことを指導しました。

  • 2016/7/23
    • 使用教材……教材4
    • 授業内容等
      • 夏休み中に読解問題を解く際、自覚的に活用してほしい技術として、鉄則17接続語挿入問題では前後の文の述語をくらべて考えよ】を指導しました。
      • 実際の読解問題を通じて、練習を行いました。文章の形式(技術)および内容についてそれぞれ丁寧に指導しました。
      • 鉄則21【選択肢は、まず手で隠せ。選択肢は、ワナの集合体だ】を意識し、選択肢を見ずに前後の文の要点を比較する →関係性を見出す →ここで初めて選択肢を見る、という手順が重要です。
      • 内容については、たとえば読売新聞と朝日新聞とでは主張が明確に異なること、世論調査の客観性は必ずしも鵜呑みにできないものであることなどを、実例を示しつつ中立的立場から指導しました。
      • また、新聞は主張が強くテレビは(放送法により)主張が弱いこと、あるいは各新聞の発行部数についてなども伝えつつ、夏休みにぜひ研究題材にしてほしい「メディア」という分野について、話しました。
     
  • 2016/7/16
    • 使用教材……プリント,教材2,教材4
    • 授業内容等
      • 鉄則8対比的心情変化】を学ぶための題材(教材2P.64-65)を用いて、短文読解を行いました。
      • 対比的変化の「理由」を文章化するのがメインですので、鉄則9【直前の理由(イ)を常に意識せよ】の習得が目的となります。
      • 500字程度の短文ですが、ウ→なぜなら→イ→なぜなら→アの各要素を絞り込み端的にまとめる作業は、さほど簡単ではありません。
        「共感したのはなぜ?」→「自分と同じだと思ったから」/「自分と同じだと思ったのはなぜ?」→「お互いが同じように相手に違和感を持っていると知ったから」
        こうした端的な「たどり方」を頭のなかでできたかどうかが、カギとなりました。
      • 「ウ→なぜなら→イ→なぜなら→ア」を考える時まず大切なのは、それぞれの「なぜなら」が本文中ではどういった表現で書かれているかを確かめること、つまり、ウ・イ・ア各要素の区切り目をはっきりさせることです。このあたりは事前に教えたうえで60字ほどの記述を行いました。
     
  • 2016/7/9
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 引き続き、哲学者・言語学者ソシュールの言語論を学ぶ課題を扱いました。
      • 「差異」の意味について書かれた文章を読み、理解を深める指導を行いました。
        空所補充の形で重要な用語を意識化しました。
        また、文章の論理関係を整理するための空所補充問題も扱いました。
      • 黄色い物を2つ見せ、どちらも黄色としか言えないことを認識したあとで、「レモン色」「クリーム色」「緑黄色」などと細分化された色見本を見せることで、言葉が指示対象のイメージ(意味)を切り分けるということを実感できるよう指導しました。
     
  • 2016/7/2
    • 使用教材……プリント,教材3
    • 授業内容等
      • 『日本語の活かし方』のあとがきに私が書いた文章をプリント化し、それをもとにして作成した読解設問を解きました。
      • 「知るとはどういうことか」という本質的な問いの答えを探る文章です。
        哲学者・言語学者ソシュールの言語論を学ぶことが1つの重要な目的です。
      • 区別、知、認、意分節……といった、意味上の共通性をもつ言葉を文中から抜き出す課題です。
      • 水、米、木、蝉の声、虹などといった対象(定番の例)について、日本語と英語の間でどういった差異があるのかを整理し、解説・指導しました。
        これらをとおして、言葉とはそもそも何なのかという本質的問いの答えを学ぶ授業でした。
     
  • 2016/6/25
    • 使用教材……プリント,教材3,教材4
    • 授業内容等
      • まず、教材4P.41にまとめられた頻出反対語を空所補充の形でチェックしました。
        「独創←→模倣」など、ミスの目立ったいくつかの反対語の意味・用法を、教材3によって確認・指導しました。
      • 次に、1ヶ月前の比喩の抽象化および具体化の課題の続きを扱いました(「腐っても鯛」の言い換え)。
        そこに書かれた実例3つ共通点をとらえながら言いかえることができたかどうかが問われました。
      • 知識・常識の重要性も伝えました。参照
        常識がないと、アウトプットにおいて具体化ができません。また、インプットにおいて他者の具体例を理解できません。
     
  • 2016/6/18
    • 使用教材……プリント,教材2,教材9
    • 授業内容等
      • まず、「対比的比喩の言いかえ」練習として、教材2P.28を扱いました。
        北風と太陽、ウサギとカメ、酸いも甘いも噛み分ける、などといった
        対比的意味を含む比喩を、抽象化します。
      • 次に、教材2P.42-43を用いて、一文を正確に読む(=骨組みを明確にする=一文を要約する)ための設問を順次解きました。
      • さらに、教材2および教材9のコラム記事や冒頭解説を紹介・解説しました。
        自学自習にも有益な内容が多々書かれているため、自ら読むよう伝えました。
     
  • 2016/6/11
    • 使用教材……プリント,教材4 ,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • まず、反対語スライド反対語を確認しつつ、「恥ずかしい←→誇らしい」「親しい←→疎い」「精神←→物質/肉体」「感情←→理性」などについて、教材3を用いてその意味を説明・指導しました。
      • 次に、『こころの処方箋』「絵に描いた餅は餅より高価なことがある」を読み、先に数回練習した「比喩の言いかえ」の実践練習としました。
        同時に、「対比しがら抽象化する(くらべながら言いかえる)」練習にもなっています。
        「餅」と「絵に描いた餅」の意味を抽象化して明らかにしつつ、それらの対比関係を整理します。
        反対語を覚えていることが基本条件ですが、それだけでなく、本文中に隠された反対語を見つける力も不可欠です。
        そのきっかけは、いつも
        「漢字」1字に注目すること
        たとえば、「現物」という熟語を見たら「実/質(物体)」といった2つのワードに変換できること。
        これが大切です。
        なお、「系」という字が「全体・つながり」を表すという前回の学習が今回も生きる課題でした。
     
  • 2016/6/4
    • 使用教材……プリント,教材2,教材4
    • 授業内容等
      • まず、前回の一文読解を簡単におさらいしました。鉄則11述語こそが文の意味を支えている】がポイントです。
      • 次に、鉄則9ひとことでいうと? を口癖にせよ】の練習、および、抜き出し式設問のミスを防ぐ練習として、プリント課題を扱いました。
        教材1P.43に掲載されたひっかかりやすい短文読解、および鉄則9の設問、さらに他の読解問題1つをプリント化したものです。
      • 習った技術・方法を理解したつもりでも、いざ応用問題(読解問題)と向き合うと、その技術を活用するという意識が薄れてしまう。
        そこを踏ん張って、技術・方法を活用するように自分を仕向けることができるかどうか。そこが分かれ道でした。
      • さらに、教材2を用いて、長い表現を漢語(熟語)に変換する練習などをしました。
     
  • 2016/5/28
    • 使用教材……プリント,教材4,教材9
    • 授業内容等
      • まず、短文読解テストをプリントで行いました。
        「やや分かりにくい文」を正しく読み取れているかどうかをチェックします。
        あくまでも80字弱の1文ですが、意図的に読まないとミスが生じます。
        重要なのは、まず
        @関係を整理すること(接続語にマークすること)
        A(読点などの位置で)パーツに区切ること
        であるということを確認しました。それらに基づき、型を見出し、文の骨組みを整理するわけです。
        今回は、【○○は、アについてはAだが、イについてはBだ】といった型でした。
      • 上記の一文読解においてなぜミスが生じるのかを考えたところ、A・B(述語)よりもア・イ(主題(主語))を先に頭のなかで確定させてしまうことに原因があると分かりました。
        むろん、多くの場合はア・イをすぐ確定できるのですが、「◯◯は」というような前置き(主題(主語))があるときはまず、述語をもとにし、その述語に直結した主語・主題を探さなければなりません。
        大切なのは、「下から考える」(A・Bから考える)ということです。
        今日は、このことを考えるために必要な、「主題」という考え方を丁寧に指導しました。
     
  • 2016/5/21
    • 使用教材……プリント,教材2,教材4
    • 授業内容等
      • まず、接続語テスト※を行いました(※生徒専用ユーザー名・パスワードが必要)。
        教材4『22の鉄則』P.91およびP.95に掲載された文頭接続語・文中(文末)接続語について、その働き(関係整理)の種類を問うテストです。
        番号選択式のため自己採点してもらいました。
        その後、ファイルに貼ってあるこちら(接続語一覧)なども参照しつつ、いくつかの接続語の働きを確認しました。
      • 前回に引き続き、具体的比喩表現を抽象化する練習をしました。
      • 「蒔かぬ種は生えぬ」←→「棚から牡丹餅」という対比的なことわざを、対比的に抽象化する課題を扱いました。
        抽象化のあとには、独自に具体化する課題を与えました。
        多くの生徒が予想以上に幅広い具体例を挙げることができており感心しました。
        あわせて、鉄則22【あなたの考えを、と言われたら、客観性と独自性を両立させよ】の意味を確認しました。
        具体例を挙げる際、客観性と独自性を高める意識を持てたかどうか、問いかけました。
     
  • 2016/5/14
    • 使用教材……プリント,教材3,教材4
    • 授業内容等
      • 具体的比喩表現を抽象化する練習です。
        特に、「ことわざ」「イソップ」など、定番の比喩といえるものを題材にしていきます。今日は「ことわざ」のみとなりました。
      • 鉄則15【比喩は〈具体〉である。まず抽象化せよ】の技術を学ぶのが目的です。
        まず、鉄則15の例(猿も木から落ちる)を丁寧に確認しました。
      • 次に「花より団子」を扱いました。
        これは
        対比的・具体的な表現です。これを、対比的・抽象的な表現へと言いかえていくわけです。
        あらゆる読み書きにおいて、この「
        くらべながら言いかえる」というプロセスが不可欠になります。
      • また、「花鳥風月」(≒自然)のように、具体例を4つ集めることで抽象的概念を表そうとしている四字熟語の例をいくつか挙げ、指導しました。
     
  • 2016/5/7
    • 使用教材……プリント,教材3,教材4,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 2週間空いたため、『こころの処方箋』「精神的なものが精神を覆い隠す」を再読し、主張の骨組みとなる対比関係を復習・確認しました。
      • その後、文中の具体例連帯責任)を上記の骨組み(抽象的意味)にあてはめて説明する問いを解きました。
      • さらに、独自の具体例を考え、「◯◯的なものが◯◯を覆い隠す」の型にあてはめて書き、その意味を、抽象化しながら説明する課題を与えました。
        的確な具体例を独自に生み出せることこそが、「本当の国語力」だとも言えます。
     
  • 2016/4/30……祝日
     
  • 2016/4/23
    • 使用教材……プリント,教材3,教材4,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 冒頭で、スライドおよび教材3を用いるなどして、今日このあとの課題で使う反対語の意味用法を説明しました。
      • その後、『こころの処方箋』「精神的なものが精神を覆い隠す」を読み、主張の骨組みとなる対比関係を整理し、それをもとにして主張の根拠を記述する課題を与えました。
      • 本来は、「精神←→肉体(物質)」≒「無形←→有形」となりますが、
        今回は、「精神的なもの←→精神」という「類似したものごとの対比」になるため、その対比の観点をいかに把握するかがポイントになりました。
        入塾後間もない生徒については、教材4P.41に整理された反対語なども参照しつつ考えるよう伝えました。
      • また、前回学んだ「むすんでたどる(鉄則20)」の技術を活用し、主張の根拠を正確に考えました。
      • 次回、再度補足しながら、主張(◯◯的なものが◯◯を覆い隠す)を独自に具体化する課題を扱います。
        また、「むすんでたどる」の練習をさらに進めます。

     
  • 2016/4/16
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • まず、前回の復習を兼ねて鉄則4【分かるとは分けることである】の短文読解(前回扱った素材と同一)を行いました。
      • その後、文中に出てくる「というのも(〜から)」という接続語を活用できるようにするための短作文を書きました。
      • さらに、鉄則20【最もふさわしい理由をつかむために、むすんでたどる】の練習を行いました。
        ア→だから→ウも、イ→だから→ウも成り立たず、
        【ア+イ】→ウのとき初めて成り立つ因果関係です。
        【ア「ソクラテスは人間だ」 かつ イ「人間は死ぬ」】→だから→ウ「ソクラテスは死ぬ」――という、三段論法の型が基本です。
        この「イ」を空欄にしておき、そこを考えさせるパターンの課題を、口頭問答でいくつか進めました。
      • 常識を鵜呑みにせず、常識のかげに隠れた前提を見出す(疑う)トレーニングにもなっています。
     
  • 2016/4/9
    • 使用教材……プリント,教材4,教材9(一部コピー)
    • 授業内容等
      • たどる力(因果関係整理力)基礎を固めるための課題を扱いました。
      • 数百字の短文を丁寧に読解しました。
        「原因→結果」のつながりが複数ある文章です。
        「というのも」などという接続表現に注目し、それを起点にして因果関係を整理します。
      • 解きほぐすための最初の一歩となる技術(鉄則19【直前の理由(イ)を常に意識せよ】)を具体的に指導しました。
        また、鉄則6【隠された対比関係を見つけ出せ。それが読解の第一の作業だ】も同時指導しました。
     
  • 2016/4/2
    • 使用教材……プリント,教材9
    • 授業内容等
      • まず、今後の激励となるよう、基礎知識テストの順位・平均点等を紹介しました。
      • 次に、200字メソッドの型を用いて書かれた短文の空所を自作する課題を扱いました。
        特に、
        因果関係整理を意識して考えます。
        具体的には、表現媒体の差異を考える題材として「小説と漫画」を対比しました。
        言葉が主体の小説と、絵が主体の漫画とで、どういった違いが生じてくるのか。
        書き手目線と読み手目線で、どういった評価の差が出てくるか。
        そういったところを丁寧に扱いました。
     
  • 2016/3/26
    • 使用教材……プリント,教材2,教材4
    • 授業内容等
      • まず、採点済みの「基礎知識テスト」を返却し、ひととおり解説指導を行いました。
        教材4(鉄則)の冒頭P.6〜11の内容P.6-78-910-11)を必要に応じピックアップして指導しました。
        特に、
        たどる力(因果関係整理力)の構造について時間をかけました。
      • その後、その応用としての文章読解を1問解きました 。教材2のP.108.109です。
        「なぜですか」と問われたら、どのように考え、答えればよいのか。
        その手順を、具体的な読解設問を解く過程を経て、丁寧に指導しました。
     
  • 2016/3/19
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • まず、「基礎知識テスト」を行いました。全生徒対象・全生徒同一時間(25分)・全生徒同一問題です。
        答案用紙は回収しました。次週、採点済のものを返却し、解説します。
        解答は配付済ですが、
        3/19土の2コマ目の授業後に、問題とあわせてウェブ上(共通ページ)に公開します(PDF)
        また、
        全体の状況(点数分布や順位など)は、3月下旬のうちに共通ページに公開し、公開した旨を一斉メールにてお伝えします
        それに引き続き、個別ページを作成していきます。
        個別ページは、3月末までに順次アップし、アップした旨を適宜一斉メールにてお伝えします
      • 思考技術を磨くための必須知識ですから、できなかった問いについては早めに、自主的な復習・練習を重ねていくほうがよいでしょう。
      • テスト後は、デジタルとアナログを対比した文章を読み、文章中の対比の観点を抽出する技術(鉄則6)と、概念的知識の定着を図る練習をしました。
       
  • 2016/3/12……臨時休講
     
  • 2016/3/5
    • 使用教材……プリント,教材3,教材4
    • 授業内容等
      • まず、反対語100問プリントおよび教材3、教材4(P.41)を利用し、反対語の意味・用法等の確認をしました。
      • 次に、東日本大震災について述べられた短めの文章を与え、その中に隠された対比の観点を抽出する鉄則6)よう指示しました。
        大震災当時、東京以西でメディアを通して震災を見ていた人間と、東北側の現場にいる被災者との違いについて、文章に即して整理していきます。
        文章に即して考えながらも、
        文章に書かれていない言葉を用いて、「隠された意味の骨組み」をとらえます。
      • こうした読解は、授業冒頭で解説を受けた反対語を自ら活用する機会にもなっています。
      • 目先のテクニックではなく、本質的な「読み」および「書き」の力を身につけるための王道である内容を、今日も指導しました。
      • こういった学習がどのように定期テスト模試、および入試の読解問題に直結していくのかといった点について、その都度伝えています。
     
  • 2016/2/27
    • 使用教材……プリント,教材3,教材4
    • 授業内容等
      • まず、引き続き、プリント課題を使いました。鉄則13定義にマークし定義を使え】の練習となる基礎的な問題を進めました。
      • その後、鉄則13の練習問題(1,500字ほどの文章読解)を用いて、「定義」を活用するための練習を行いました。
        • 「AとはBである」「B、それがAである」といった定義の部分をマークする
        • マークしたところに定義された内容を、指定字数に合うように組み合わせていく(具体例をカットしながら)
      • このプロセスに慣れることができれば、説明的文章の読解でだいぶ得点力が上がります。
      • ほか、反対語の意味などを確認しました。
     
  • 2016/2/20
    • 使用教材……プリント,教材3,教材4
    • 授業内容等
      • 先週に引き続き、プリント課題を中心に進めました。
      • 対比的に書かれた3〜5行程度の文章を読み、その中の具体的な内容の共通点を引き出し(抽象化)、反対語を利用しながら整理する練習をしました。
        くらべながら言いかえる。
        対比しながら抽象化する。

        これこそが、当塾で扱っている技術の中核です。
        あらゆる読解や作文の核心となる技術を、短文をもとにトレーニングしました。
      • かつ、読み書きの武器としての生きた語彙知識を増やすために、関連する語彙を教材3を利用して随時確認・指導しました。
        「常識←→非常識」「生きる←→死ぬ」など、重要度の高い反対語を活用できるよう、関連語も含めて指導しました。
     
  • 2016/2/13
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 先週に引き続き、短文の内容を短く言いかえるための練習問題を掲載したプリント課題を進めました。
      • さらに、マナーとルールの違いを考える課題を与えました。
        目的は、
        @形式――「アはAだが、イはB」において、AとBの対比の観点を統一する技術を学ぶこと
        A内容――ルールとマナーを具体化し、その相違点を知ること
        です。
      • A内容について、その質をレベルアップさせるための観点をいかにして見出すか、そのあたりを指導しました。
        具体的には、「7つの観点」(プリント配付)を利用すること、および、「だから・なぜなら」を用いて因果関係で考えていくことです。

     
  • 2016/2/6
    • 使用教材……プリント,教材3,4
    • 授業内容等
      • 言葉を意識的に選択して使えるようにする」という、ある種の「大目標」に少しでも近づけるよう、オリジナル課題を扱いました。
        主に『「本当の国語力」が身につく問題集』をもとにしつつも、選択肢を削除するなどして思考の幅が広がるように作りかえたプリント課題です。
      • 和語・漢語・外来語(例:速さ=速度=スピード)を行き来できるようにすることも、「選択肢」を増やす手段であるということを具体的に伝えました。
      • 今日は主に、鉄則9【「ひとことで言うと?」を口ぐせにせよ】を意識できるようにするための問いを中心に進めました。
        これは、
        抽象化の練習です。要するに何を伝える文なのか? ということを、常に考えます。
      • 対比の型「アはAだが、イはB」がいくつかの設問文中で使われていることを確認しつつ、また、別の例を入れてみるなどして型の働きを確認しました。
      • 反対語を活用して抽象化する設問を扱った際には、反対語の重要性を再確認しました。
     
  • 2016/1/30
    • 使用教材……プリント,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 引き続き、「日本的民主主義は創造の芽をつみやすい」を読み解きました。
      • 日本的民主主義と西洋的民主主義の違いについて述べた解釈文の空欄を反対語で埋める課題を進め、その文章の内容を図解する作業などを行いました。
        「目的←→手段」「実質←→形式」といった反対語を活用できるかどうかが問われました。
      • 日本と西洋の違いについて2週に渡って扱いました。
        こうした一般常識(定説)を知ることで初めて、「日本は本当に集団主義なのだろうか? 個人主義の面もあるのではないか?」といった逆説を考える素地ができます。また、逆説的内容を説く説明文に出あったときも、動揺することなく受け止めることができるようになります。
      • さらに、逆説の例として『「集団主義」という錯覚』という本を紹介し、その一節を読み聞かせました。
     
  • 2016/1/23
    • 使用教材……プリント,教材7(『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』(河合隼雄)の中の42番「日本的民主主義は創造の芽をつみやすい」を読み、言葉の意味などを確認・指導しました。
        その後、
        200字メソッドを用いて要約する設問を解きました。
        「アは1なためAだが、イは2なためBである」という型を用いてまとめます。
        まず、ア・イ(主題)を定める。
        次に、A・B(述部)を定める。
        最後に、1・2(述部の理由)を定める。
        この手順を学習しました。
      • 今日は半ばノーヒントで要約してもらいました。次回、全文を詳細に読み直します。また、応用課題を1つ解きます。
      • この授業(課題)の目的は、@200字メソッドの技術(論理的に書く技術)を学ぶこと、および A日本・西洋をめぐる定説を、知識として学ぶこと、この2つです。
     
  • 2016/1/16
    • 使用教材……プリント,教材4,教材9
    • 授業内容等
      • 引き続き200字メソッドを進めました。
        まず、教材9のレベル1(赤いページ)の例文(お手本)を列挙したプリントを用いて、スラッシュ(/)・マル(◯)をつけていく練習をしました。
        スラッシュは、文をパーツに分ける目的。
        マルは、接続語(
        関係を表す言葉)を浮き彫りにする目的。
        文というものは、関係のつなぎ目でパーツに切ることができます。
        これを、まず整った文章(お手本)で行えるようにし、次に乱れた文章(文庫本などの読解素材)で行えるようにすること。
        それが、「読み」の基礎練習になります。と同時に、「書き」の型の習得にもつながります。
      • また、例文中のテーマ「日本人の集団主義←→西洋人の個人主義」について、具体例を挙げながら説明・指導しました。
        来週予定している読解(河合隼雄)のテーマでもあります。
        さらに、日本と西洋を比較するための定説となっている観点の一覧表を配付し、内容を確認しました。
     
  • 2016/1/9
    • 使用教材……プリント,教材9
    • 授業内容等
      • これまで読解を中心に進めてきましたので、ここで作文にシフトします。
      • 200字メソッドの型を用いた短作文を扱いました。
        教材9に載っているテーマ(失敗のない1日・失敗のある1日――など)を利用して考えました。
        対比の観点をバラバラにしないこと、因果関係の前後を同じ内容にしないこと、など、ありがちなミスに対し個々にアドバイスしながら進めました。
      • 次のような3パターンを最初に提示し、どこを目指すかを事前に問いかけました。
         @ 失敗は暗い気持ちになっていやです……低レベルパターン
         A 失敗は成功のもとです……ノーマルパターン
         B 失敗はやはり失敗に、成功はやはり成功につながるのです……ハイレベルパターン
        鉄則22」に示す「独自性」を高めるには、まず逆説化を考えます。
        「失敗は成功のもと」はそもそもが逆説であり、そのままでもよい文章になります。
        しかし、ある意味でそれは当たり前の逆説であり、あまりに一般化しているため、
        逆説の逆説を考えることでよりいっそう独自性は増します。
        そこをいかに根拠付けるかに挑戦できる人はしてみなさいと言ったところ、6割の生徒は挑戦しました。素晴らしいと思います。
      • 早く終わった生徒には、具体例を入れるよう指導しました。
      • 書くことと読むことの形式は実は同じだということが分かるよう、今後も型を重視して指導します。
     
  • 2015/12/19
    • 使用教材……プリント
    • 授業内容等
      • 到達度テストを返却し、順位等のデータを伝えました。
      • 到達度テストのうち特に記述式設問の考え方について、あらためて復習・指導しました。
      • 今回のテストも、対比関係整理力こそが最重要の技術でした。
        そして、そのために不可欠なのは、
        反対語(及び否定表現)の知識です。
        そこで、反対語を習得するためのプリントを用いて、知識の定着を図りました。
      • あわせて、「類似した意味をもつ言葉に相違点を見出すこと」を意識して冬休みを過ごすことで語彙力・思考力が高まるという話を、具体例を挙げながら伝えました。
     
  • 2015/12/12……「セッちゃん」読解/到達度テスト実施
     
  • 2015/12/5
    • 使用教材……教材3,教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き「セッちゃん」の読解を進めました。テスト前の最終授業です。
      • これまで扱ってこなかった問いのいくつかを解きながら、文章全体の骨組みとなる対比関係を再確認しました。
      • 次週のテストで力を発揮できるよう、これまでのノートを再度見直してくるよう伝えました。
      • 記述答案を書く際は、まず型をメモすること。次に初めて答えを書き始めること」という原則について指導しました。
      • 教材3では、今回の読解に関連する「当事者←→第三者」などの反対語について、問いを通して指導しました。
     
  • 2015/11/28
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き「セッちゃん」の読解を進めました。
      • 人物の何気ないセリフに込められた意味を引き出す問いを扱いました。
      • 主にたどる設問(因果関係整理力を試す設問)を解きました。
      • 記述設問の答案について、ミスの傾向は2つありました。
        • 自分で話を作ってしまう(鉄則2で示すような「他者の言葉の再構成」になっていない/本文に根拠がない)。
        • 対比の骨組みを無視して正反対の方向の答えを書いてしまう(このストーリーでは、「非現実→現実」などといった骨組みがあり、これについては前回までに扱っている)。
        こういったミスをしないようにするために、いつも筆者・作者の構築した骨組みを意識することが重要です。
     
  • 2015/11/21
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き「セッちゃん」の読解を進めました。
      • いよいよストーリーの最終場面に入りました。
        省略された説明、叙述に隠された重要なテーマを読み取るための設問を、選択式・穴埋め式などでいくつか解きました。
      • 対比関係を直接問われているわけではない設問でも、自覚的・意識的に対比関係整理力(くらべる力) を発揮できるようにする、といった主旨で指導しました。
      • 鉄則6【隠された対比関係を見つけ出せ。それが読解の第一の作業だ】を再認識する授業となりました。
      • 次週から2回は再び記述式に戻ります。
     
  • 2015/11/14
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き「セッちゃん」の読解を進めました。
      • この小説の読解ではここまで扱ってこなかった選択式設問を作成し、与えました。
        読解テストでは、実は記述式設問以上に点数を落としやすいのが選択式設問です。記述では途中点がありますが、選択ではありません。
      • 鉄則21【選択肢は、まず手で隠せ。選択肢は、ワナの集合体だ】をおさらいしました。
        選択肢に頼らずに答えをまず自力でイメージすることの重要性を伝えました。
      • さらに鉄則16【傍線部がパーツに分けられるなら、パーツごとに言いかえよ】と同様に、選択肢はパーツごとに区切って正否をチェックする必要がある、という基本を確認しました。
      • 「は」という助詞にこだわって書かれた一文が、その助詞の働きによって多くの情報を運んでくることを理解するための問いなど、まさに「国語」と言える問いも扱いました。
     
  • 2015/11/07
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き「セッちゃん」の読解を進めました。
      • 「嘘がばれたときの加奈子がどうなってしまうのかが怖い」
        「そんなときの加奈子は、なにも見ていない。目はこっちに向いていても、まなざしが来ない。それが怖くてたまらない」
        といった、いじめられている娘を思う親の心情の動機(理由)を考える問いを中心に進めました。
        因果関係整理の技術、「ウはなぜか」→「アのためイだから」という公式を意識して取り組むことが求められました。
      • AとはBのことである」というように、言葉(の意味)を言いかえるような場面では、Aの反対語を想起してそれを否定すると気づける、という技術を、具体例とともに指導しました。
     
  • 2015/10/31……臨時休講
     
  • 2015/10/24
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 引き続き「セッちゃん」の読解を進めました。
      • 小説には省略された表現が多々出てきます。
        今日も、省略された文に言葉を補足しながら意味を正確に読み取っていく課題を、記述で進めました。
        とりわけ、「むしろ」という言葉の働きに注意して言いかえる課題です。
        わずか60字の記述でしたが、多くの生徒が想像以上に苦戦気味でした。
        大切なのは、だらだらと書き出してしまうのではなく、書く前に
        まず骨組み(=型)をイメージし、枠組みだけを短くメモしてみて、それからその枠を埋めていくということです。
        2回目は、「(    )からというよりも、(    )からこそ、目をそらしたかったということ」といった枠組みを作ってから取り組むことで、正解率が上がりました。
     
  • 2015/10/17
    • 使用教材……教材2,教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 「セッちゃん」の読解に入る前に、反対語スライドを用いて「対等関係←→上下関係」などの反対語を確認しました。
        その後、前回に引き続き「セッちゃん」の設問を解き進めました。
        同情って残酷だって、よく言わない?」というセリフの意味を解釈する際に、「対等関係←→上下関係」という対比を使います。
        意識的に授業を受けていた生徒は、すぐに利用できていました。これは、「図形的に考える」(鉄則10)の練習でもありました。
      • 「同情は残酷だ」というのは、半ば逆説的表現です。
        以前も扱った
        「200字メソッド」を使った逆説の型を用いて、整理するよう指示しました。
      • また、物語全体を通しての人物の対比的変化を、「感情←→理性」などの反対語を活用して整理する問いも扱いました。
     
  • 2015/10/10
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 前回は主に全体を大きくとらえる設問でしたが、今回は細部を正確に読み解く設問を扱いました。
      • 難易度高めの記述設問1つを、修正を重ねつつ解き進めてもらいました。
        字数にすると100字は必要ですが字数指定はありません。
      • 難易度高めとはいえ、正解は1つに限定され、採点可能です。
        型どおりに考え、部分的に言いかえていけば正解に近づきます。
        逆に、型を使わずに全体をいきなり書こうとすれば、どんなに苦労しても正解にはたどりつきません。
        習った型・技術を自ら意識的に使うことの重要性を、今日も伝えました。
     
  • 2015/10/3
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収),プリント
    • 授業内容等
      • 「セッちゃん」の具体的な読解に入りました。
      • 漢字の読みや言葉の意味などは、設問に関係する部分部分で、その都度説明していきます。
      • 今後、当塾で作成した100問ほどの設問から厳選した問いを20〜30ほど与えていくことになりますが、今日はそのうちの10問ほどをプリント化した中の一部の設問を扱いました。
        純粋な記述設問だけでなく、抜き出しや語句挿入、ときには選択式などの形式で進めていきます/文章全体を支える骨組みを問う設問から、細部表現の意味を問うような設問まで、幅広く作成しました)
      • 「ストーリー全体の対比的心情変化を整理せよ」(鉄則8)など、その都度その都度、「3つの力」と「鉄則」に立ち返りながら進めました。
        「アはAだったがBになったという基本の型で、対比的変化を整理する方法を指導しました。
      • 小説の精読とはどういうことなのか。見えない伏線(とくに対比的つながり)を、見えるようにしていくことが、そのひとつの答えである。そういうことがわかるよう、授業しました。
     
  • 2015/9/26
    • 使用教材……教材8「セッちゃん」(『まゆみのマーチ』(重松清)所収)
    • 授業内容等
      • 第124回直木賞受賞作『ビタミンF』(重松清)所収の短編「セッちゃん」を、今日から読み始めました。
        震災後に重松清氏自らが選んだ短編を集めた『まゆみのマーチ』にも、「セッちゃん」が掲載されています。授業ではこちらを利用します。
      • 昨年までに既に、『まゆみのマーチ』内の短編2つを授業で指導し終えています(「また次の春へ――おまじない」及び「カーネーション」)。
        当時在籍していなかった生徒さんの場合は、ぜひとも読んでおくようお勧めします。
        なお、こちらに、「カーネーション」指導の際のテストがリンクされていますので、ご活用ください。
      • 今日の授業では、45ページほどの本文を読み通すために1時間近くを確保しました。
        ただし、ただぼんやりと読むのではなく、あくまで「精読」であることを意識して読むよう、事前に伝えました。
        また、与えられた「設問」ではなく自らの頭に浮かんでくる「疑問」を意識化することが本来は大切なのだということも、伝えました。
        次週から、具体的な読解にあたっていきます。
       
  • 2015/9/19
    • 使用教材……教材2,3
    • 授業内容等
      • 教材2の内容をいくつかピックアップしながら提示し、具体的比喩表現の抽象化の技術を練習しました。
        次週から扱う文学的文章の読解に備えるものです。
      • これまでの復習を含む平易な課題をいくつか扱ったあと、イソップ童話の比喩を抽象化する課題を扱いました。
      • 対比関係を意識しつつ抽象化していくプロセスは、あらゆる読解で必要になるものです。
     
  • 2015/9/12
    • 使用教材……教材1,教材4
    • 授業内容等
      • たどる力(因果関係整理力)の基礎事項を、具体的な短文読解を通しておさらいしました。
      • 教材1の内容を一部ピックアップし、活用しました。
        「ケンカして泣いた」という文章について「なぜ泣いたのか?」と問われた時、「ケンカしたから」と答えてはいけません。
        「ケンカしたことで寂しさがあふれたから」などと、文中に書かれていない心情を推し量って書かなければならないのです。これが文学的文章読解の鉄則です。
      • 鉄則19【直前の理由(イ)を常に意識せよ】によって同様の型を確認し、付随する読解問題を解きました。
        教材1で確認した技術を活用して答えることができるかどうかが、ポイントでした。
     
  • 2015/9/5
    • 使用教材……教材2,教材4
    • 授業内容等
      • 「3つの力」スライドを用いて、基礎のおさらいをしました。
      • 同等関係を整理するための「マトリョーシカ方式」を用いて、抽象・具体の関係の基礎をおさらいしました。
        たとえば、「アメリカ・中国・インド> ? >世界の国々」、「焼く・煮る・蒸す・揚げる> ? >調理方法」といった中の「?」を考えることで、意味を広げすぎず狭めること(共通点をとらえること)の意味・価値を学びました。
      • 22の鉄則を暗記するための穴埋めプリントも扱いました。今後も、スライドと合わせて毎回復習し、定着を図ります。
      • 文章の対比関係をセルフチェックするための技術を、短文で学習しました。
        対比の観点の統一、対比のバランス(抽象度・パーツの数)の整理について、おさらいしました。
      • 反対語の練習課題をしました。単なる練習ではなく、文章の骨組みとして抽出されることの多い代表的な反対語をもとに、その類義語・関連語を自ら可能な限り列挙していく課題です。
        鉄則6【隠された対比関係を見つけ出せ。それが読解の第一の作業だ】に沿ったものです。
        たとえば、「多様←→一様」については、「個性←→没個性」「相対←→絶対」「主観←→客観」などといった関連語を挙げていきます。
        これらは、多くの文章の骨組みとして
        隠されている対比の観点です。
     
  • 2015/7/25
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 鉄則18【役立つ接続語は「文頭」よりも「文中」にある】。この技術について、設問を解きながら指導しました。
        夏休み中に、宿題なり夏期講習なりで出くわすであろう読解問題。
        これを、ただ感覚的に解くのではなく、意識的に
        「関係」を整理しながら解くことが重要です。
      • 「が」「のである」「などの・などという・といった」――こういった、見逃しがちな文中・文末接続語を意識することで、不要な箇所をカットし、必要な箇所を残しながら答案を作ることができます。さまざまな場での「読み」の実践を通して、体得していってほしいと思います。
     
  • 2015/7/18
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 鉄則16の題材文(1|)を用いて、言いかえる力を高める選択式問題と記述式問題を扱いました。題材文は、ソシュールの言語学に基づいた内容です。
      • 今日は、形式整理力(技術)の練習のみでなく、内容的理解を深める意図でも進めました。
      • 3月の到達度テストでも扱った、「言葉」と「意味(その指示対象のイメージ)」の発生順序に関する内容です。
        これは、「分かったつもり」になりやすいので、自ら具体化する作業を通して、理解を深めました。
      • 最新刊のあとがきを印刷したプリントに書かれた身近な例をもとに、説明・指導しました。
     
  • 2015/7/11
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 類似したものごとの間の相違点をとらえることの重要性を教材4などで確認しました。
      • その後、いくつかの類似した意味をもつ言葉の違いを考え、「アはAだがイはB」の型で整理しました。
      • とりわけ、「時間」「空間」の観点で整理される言葉を扱いました。この観点は極めて重要ですので、今後も意識できるよう指導します。
     
  • 2015/7/4
    • 使用教材……プリント,教材7
    • 授業内容等
      • まず、到達度テストの得点・順位や平均点等を伝えました。次の目標を見定めるために、数値で到達度を知ることは大切です。
      • 教材7『こころの処方箋』48「羨ましかったら何かやってみる」を読み、そこに書かれたいくつかの定義をもとにして、テーマである「羨ましいという感情」の意味を整理しました。 筆者がなぜ「羨ましいと思うこと」を肯定的に捉えているのか、その理由を記述する問いです。
      • 鉄則13【定義にマークし、定義を使え】を身につける目的で行いましたが、同時に、「プラスの理由はプラス」「因果関係では前後のプラス・マイナスが一致することが多い」という、以前の学習をおさらいする機会にもなりました。
     
  • 2015/6/27
    • 使用教材……プリント,教材2,3
    • 授業内容等
      • 到達度テスト(定期テスト)を解いてもらい、直後に返却・解説をしました。
        すべて選択式のため、採点については各自で行ってもらいましたが、記録・確認のためにテストの紙面を撮影・保存しました。
        正しい採点結果は6/28(日)・6/29(月)ごろ、個別ページにアップします。
        共通ページへの問題・解答・統計データのアップも、同時期に行います。アップ後にご連絡します。
     
  • 2015/6/20
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 鉄則9ひとことで言うと? を口癖にせよ】を練習しました。鉄則9はこちら(1 2)にも掲載されています。
      • 要約課題で先に扱った文章(鉄則9)を題材に、抜き出し式設問を解きました。
        先に扱った文章ですから理解は早かったはずですが、それでも、予想以上に時間がかかっている生徒もいました。
        抜き出し式設問では、答えが直前直後にあるとは限らないことを、まずは知る必要があります。
        また、字数指定があるということは、似た部分がたくさんある中で答えを限定することが求められているということです。
        そういう中で、答えとなる部分をいかにして素早く見つけるのか。
        そのカギが、「ひとことで言うと」という自問である――ということを、具体的な練習を通して学習しました。
      • 日本語の文は文末・述語ほど(意味上)重要であるという原則を指導しました。
        とにかく、最後のひとことを確定させ、下から上へと言葉を積み上げていくという意識が求められます。
        抜き出し問題では、「下から上へと数えていく技術」が必要になります。
      • 抜き出し問題の練習としての短文読解も、複数扱いました。かなりの生徒が、短時間のあいだに技術をワンランクアップさせることができたようです。
     
  • 2015/6/13
    • 使用教材……教材2,教材9
    • 授業内容等
      • 200字メソッドの型を意識化しつつ、内容の限定された短作文を書きました。
      • 「地震と台風」「マンションと一戸建て」をそれぞれに対比しつつ、決められた結論の理由を考え、文章化します。
      • 因果関係整理、対比関係整理の意識を持つ必要がありました。
        特に、「原因がプラスなら結果もプラス、原因がマイナスなら結果もマイナス」という通常の形とともに、「原因がマイナスで結果がプラス」になるようなケースでの考え方などを扱いました。
      • あわせて、独自性を発揮するための方法(ものの見方)として、動的観点、時間的観点、空間的観点、目的的観点などを挙げ、具体的に指導しました。
     
  • 2015/6/6
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 200字メソッドの基本の型の一部アは1なためAだが、イは2なためBであるを用いて、短文を要約しました。
        題材は、教材4・鉄則11の文章の一部です。
      • 鉄則11【述語こそが文の意味を支えている】に従い、「A・B」のパーツを重視してチェックします。
        特に、Bのパーツ(「しかし/ところが/一方」といった対比の接続語の後半)に真っ先に注目することが、短時間で意味を正確に押さえるポイントとなります。
      • 授業で練習した大小の技術を、学校なり他塾なりのテストで活用し、そこで成果を上げることをとおして、本物の力にしてほしいと思います。
     
  • 2015/5/30
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 鉄則9の課題文を改変した文章を要約(=抽象化)するプロセスを通して、「アはAだがイはB」の基本パターンを使いこなす練習をしました。
      • AとBの対比関係を整理することが最大の目的です。
        いつも指導している「対比関係2つのポイント」(鉄則7)を意識的に活用できているかどうかなどをチェック・評定しました。
      • そのほかにも、鉄則14【「も」にマークせよ、それが具体例だ】や、鉄則18【役立つ接続語は「文頭」よりも「文中」にある】に関連するポイントを指導しました。
        「〜などという」の前は
        具体例、「あるいは」の前後は具体例、といった言葉の役割への意識を持つことで、抽象化をラクに行えるようになっていきます。
      • わずか10行ほどの短い文章でしたが、学ぶべきことの多い課題となりました。
     
  • 2015/5/23
    • 使用教材……教材2,教材3,教材4,教材7,教材9,プリント
    • 授業内容等
      • 前回に引き続き「鉄則スライド」を行いました(今後スライドは随時行いますのでここには明記しません)。
      • 久しぶりに反対語スライドを行いました。また、それにあわせて教材3で「傲慢←→謙虚」などを扱いました。
        問題にかかわって、傲慢であることと自信があることとの違いなどにも言及・解説しました。
      • 200字メソッドの変形バージョンとして前回学習した常識ではアは(1であり)Aだが、実際にはアは(2であり)Bだをあらためて確認しました。
      • 前回、成果が出なかった生徒が多かったため、同じ課題教材7こころの処方箋』内「一番生じやすいのは一八〇度の変化である」を読み、ある一文の「理由」を問う課題)を再度扱いました。
      • 今回は、型どおりにパーツを埋めていくプリントを用いて、解答文をあらためて丁寧に作成し、パーツごとにチェックと指導を加えました。
      • いつも指導している「対比の観点の統一」について、あるいは、「AだからB」「AのためB」といった因果関係では前後のプラス・マイナスが一致することが多いこと、などを指導しました。
     
  • 2015/5/16
    • 使用教材……教材4,教材7
    • 授業内容等
      • 前回に引き続き「鉄則スライド」を行い、あわせて、それぞれの鉄則の基本を確認しました。
      • 200字メソッドの変形バージョン、常識ではアはAだが、実際にはアはBだというを活用して答える読解記述問題を扱いました。
        教材7『こころの処方箋』内「一番生じやすいのは一八〇度の変化である」を読み、最後の一文の「理由」を問う課題です。
        200字前後で書きますが、あえて「型」を事前に指示することなく、最初から自力で書いてもらいました。
      • AとB(述部)を対比関係にすること
        ・問われている部分に指示語があればまず置き換えること
        理由を問われたら、主題を繰り返すこと(アはなぜか、と問われたら、アは……と始めること)
        といった大小の技術を確認・指導しました。
     
  • 2015/5/9
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 22の鉄則を覚えるために新たに作成したスライドを用いて、鉄則のおさらいをしました。
      • 鉄則6および鉄則10の問題を(プリントで)解きながら、「隠された対比関係(反対語≒対比の観点)を見つけ出す」練習をしました。
        あらゆる読み書きに必須となる技術であることを、繰り返し指導しています。
        文章中の〈具体〉に注目し、それを抽象化するというステップへの意識を持てるよう、ノートに整理しながら進めました。
      • 長文読解ばかりが思考力向上の題材になるわけではありません。むしろ、短文読解の中でこそ思考技術を意識化できます。
        今後も短文読解を重視しつつ、長文への橋渡しをしていきます。
     
  • 2015/5/2 臨時休講(予定休講)
  • 2015/4/18,25 臨時休講(返金対象)
  • 2015/4/11
    • 使用教材……教材7(文庫『こころの処方箋』河合隼雄)、 教材4
    • 授業内容等
      • 『こころの処方箋』「灯を消すほうがよく見えることがある」を題材に、くらべる力・言いかえる力を高める課題を扱いました。
        全文(約1,800字)を50字前後に
        要約する(=抽象化する)課題です。
      • 鉄則6【隠された対比関係を見つけ出せ。それが読解の第一の作業だ】
        鉄則15
        【「比喩」は〈具体〉である。まず、抽象化せよ】
        などを事前に確認し、解法のポイント(意識すべき「武器」)を伝えた上で解いてもらいました。
      • 抽象化なのだから、光・闇といった具体的比喩表現は消し去る必要があるということを伝えました。
      • 既知の反対語を活用して未知の文章を「料理」する技術を、今日も丁寧に指導しました。
     
  • 2015/4/4
    • 使用教材……教材3,プリント
    • 授業内容等
      • まず、教材1を利用した反対語テスト60問(難易度別に14,14,16,16問))を行い、直後に採点・指導を行いました。随時、教材3で解説を加えました。
      • 次に、反対語・否定表現を文中に見出しながら対比関係を整理する短文読解問題のプリント(教材2,3,4などからピックアップした短文を利用)を解きました。
      • 鉄則6隠された対比関係を見つけ出せ。それが、読解の第一の作業だ】の中に、こう書かれています。
        @反対語を覚えること。 A反対語を意識的に使うこと。
        この2つを実践する授業としました。
     
  • 2015/3/28
    • 使用教材……教材7(文庫『こころの処方箋』河合隼雄)
    • 授業内容等
      • 新たに文庫本を1冊、配付しました。『こころの処方箋』(河合隼雄)です。
        4ページ読み切り形式で、どちらかと言うと論説文に近いエッセイ集のようなものです。中高大の入試に頻出する1冊です。
      • 今日はこの文庫の[1]「人の心などわかるはずがない」を扱いました。
        「ではなく」を挟んだ前後の対比関係を整理できるかどうかがポイントでした。
      • 「筆者の主張を80字前後でまとめなさい」という要約課題を与えました(制限時間17分:読む時間を含む)。
        始める前に、「まず型をメモし、その型に入る内容(対比のパーツ)をメモした上で作る」という身構えについて、プリントで明確に伝えました。
        採点中は、配付された解説・解答のプリントを読み、自主的に確認する時間としました。
        その後、一斉指導にて解説をしました。
      • 解説後、解説の理解度をチェックするための再確認プリントを扱いました。
      • 『こころの処方箋』[1]要約解説PDF
     
  • 2015/3/21……祝日で休講
  • 2015/3/14
    • 使用教材……オリジナルテスト,教材4
    • 授業内容等
      • テストを30分で解いてもらい、その後、解説を行いました。
      • テストの内容に関連し、教材4で補足的解説を行いました。
      • テスト問題および解答については、後日、共通ページTOPにリンクします(3/15の予定)。
      • 個人別のテスト結果および結果分析については、後日、個別ページに記載します(3/15の予定)。
      • 次週が祝日で休講のため、今日の授業で解説・返却をすべて終えました(土曜のみ)。
        
  • 2015/3/7
    • 使用教材……教材3,9
    • 授業内容等
      • 教材3では、「謙虚←→傲慢」および「絶対←→相対」の意味を、具体例をもとにして理解・修得する課題を進めました。
        また、「謙虚がよいのか、傲慢がよいのか」といったことについても、その
        価値観は相対的になる、ということを指導しました。
      • 教材9では、P.48-49(授業中にノートをとることと、話を聞くことの対比)、P.40-41(泳ぎ方の対比)などを主に扱いました。
        対比の観点を統一して文章化するとともに、因果関係を意識して正しく結論付ける(または理由付ける)練習をしました。
      • よくあるミスは、「だから」の前後で同じ内容を重ねてしまうということです。このあたりを自力で気付き修正するための考え方などを指導しました。
        また、内容的に独自性のある答案を紹介し、共有しました。
     
  • 2015/2/28
    • 使用教材……教材3,9
    • 授業内容等
      • 教材9では、P.27を用いて基礎練習をしました。文を書いた直後にそれをパーツに区切り、接続語を認識・マークするというところまで、すべてが重要です。
      • ただし、その練習に入る前に、「基本の型」を暗唱する練習をしました。
        算数・数学の公式と同じで覚えなければ活用はできないということを伝え、暗唱してもらいました。
        200字メソッド基本の型
        [ ア ]は、[ 1 ](な)ため、[ A ]である。
        しかし、[ イ ]は、[ 2 ](な)ため、[ B ]である。
        だから、[ ア ]よりも[ イ ]のほうが[ C ]であると言える。
      • その後、P.39を扱いました。与えられた「対比の観点」を正しく用いて文章化する練習です。
        後悔と反省の違い」を説明する文章です。
        与えられた2つの観点を結びつけるとき、不用意に「ため」を使ってしまうことにより不確かな因果関係が生まれるケースが多くなりましたので、それを整理する考え方(たどる力)を全員で共有しました。
        「ため」でつなぐのは難しいと思った場合は、「〜おり」「〜おらず」などを使えば、因果関係を強調せずにうまくパーツをつなげる、といった細かな技術を指導しました。
      • さらに、そのP.39の文章に関連し、教材3「感情←→理性」「精神←→物質」を指導しました。後者ではとりわけ、「文化と文明の違い」を考える課題を扱いました。
      • 言葉の意味の違いに気づくため、いつも反対語を考えることの有効性を伝えました。
        「今日はいい天気だなあと 思う/考える」。「左へ行こうか右へ行こうか 考える/思う」。
        前者は「思う」しか入らず、後者は「考える」しか入らない。これにより、「思う」と「考える」の違いを整理しました。
        ひるがえって、「反省会」はあるが「後悔会」はない。だから、反省は「考える」ことであり、「後悔」は「思う」ことである。
        こういった考え方を指導しました。
     
  • 2015/2/21
    • 教材9について、この時間帯も配付することと致しました。
    • 使用教材……教材9
    • 授業内容等
      • 教材9を配付して本の全体像を紹介し、取り組む目的や取り組む際の留意点などについて、ひととおり解説しました。
      • 教材9の内容(のみならずふくしま式問題集の内容の多く)は、価値観を相対的にとらえられるよう工夫されていることについても伝えました。
        たとえば、朝と夜を比較して朝に価値をおく文章も夜に価値をおく文章も、その両方が載せてあります。
        これにより、自己の意見を持つとともに他者の意見に耳を傾け、その妥当性を考える習慣を育てることができます。
      • さらに、教材9の具体的な課題をいくつか進めました。問いで要求されていないパーツを文に入れてしまったために文章が乱れた、という子もいましたので、「型どおりに忠実に書いていくことの重要性」について伝えました。
        なお、当然知っておくべき「原稿用紙の使い方」についても、知識の不十分なケースが見られましたので、あらためて指導しました。
      • 教材9についてはご自宅でも積極的に進めるよう、指導しました。宿題ではありませんが、自主的な学習があればこそ成果も上がりやすくなります。
         
  • 2015/2/14
    • 使用教材……プリント,教材2,4
    • 授業内容等
      • まず、論理的思考力(言語技術)の全体像についてまとめたPowerPointスライドを用いながら、基礎的かつ本質的な技術・考え方について、説明・指導しました。とにかく、武器としての「技術」を意識的に使うことの重要性を伝えました。
        また、鉄則4
        「分かる」とは「分ける」ことである】について、具体例をもとに、その意味を確認しました。
      • 教材4(鉄則4)から抜粋した短文(約400字の文章)を題材に、対比関係及び因果関係への意識を高めていくことを目的とする記述式問題を1つ解きました。
      • 今日も鉄則7対比関係二つのポイント。一、バランス。二、観点の統一。】を事前に確認しました。
      • 鉄則6隠された対比関係を見つけ出せ。それが、読解の第一の作業だ。】を実践できたかどうか。
        また、鉄則19
        直前の理由(イ)を、常に意識せよ。】を実践できたかどうか。
        これを評価規準として評価を与え、解説を加えました。
      • 10点中7点以上の答案(10名中3名)はかなり優秀ですが、それ以下の点数のケースも含め、いぜれにせよまだまだ向上の余地はあります。
        常に鉄則に立ち返り、技術を意識的に使うことで、課題に立ち向かってほしいと思います。
     
  • 2015/2/7
    • 使用教材……プリント,教材4
    • 授業内容等
      • 教材4から抜粋した短文(約300字前後の文章)を、対比関係を意識しつつ要約する課題を扱いました。
      • 鉄則7対比関係二つのポイント。一、バランス。二、観点の統一。】を確認したあと、13分の時間制限で書きました。
      • 乱れた書き方になっている題材文を、どのような手順で整理していけばよいのかについて、丁寧に指導しました。
        あらゆる読解問題に適用可能な技術です。
      • 今後も同様の課題を繰り返す中で技術の習得を目指します。
     
  • 2015/1/31
    • 使用教材……プリント,教材2,4
    • 授業内容等
      • 教材2の22〜29ページ(比喩表現の言いかえトレーニング)の一部の課題を進めました。鉄則15【比喩は具体である。まず抽象化せよ】と関連します。
      • 「歌手の卵」「枝葉の話」「辛口の意見」「息の長い作品」といった比喩的表現について、前後の言葉も参考にしながら、自らの言葉で言いかえていく(抽象化していく)課題を扱いました。より厳密に具体的イメージを抽象化する方法に、納得してもらえたものと思います。
      • P.6あるいはこちらにも書かれているように、比喩の言いかえは「読解」の1つの柱です。
       
  • 2015/1/24……臨時休講
     
  • 2015/1/17
    • 使用教材……教材4,プリント
    • 授業内容等
      • 「22の鉄則」確認プリントを配付し、テストを行いました。この時間の平均点は88点(110点満点)でした。
        むろん、覚えるというのはスタートラインに過ぎません。
        鉄則1【「」を武器にせよ。そして、その武器を自ら取り出して使え。】に明記されているように、意識的に活用してこそ、意味があります。
      • 鉄則9の課題文から抜粋した人間と動物の違いについての文章を読み、その要点を45字以内でまとめる課題を与えました。
        覚えた鉄則をさっそく使えるかどうかを試したわけですが、ほとんどのお子さんについて、多かれ少なかれ「意識」が不足しているようでした。とはいえ、「ほら、読解の第一の作業はなんだっけ?」→「隠された対比関係を見つけ出すこと」などという会話が成立するようになってきましたので、今後に期待です。
        自覚的・意識的に武器としての鉄則を活用できるようになるまで、さらに練習を重ねたいと思います。
      • また、「習う学年は比較的低いがミスが多い漢字」を特集したプリント、及び、和語表現を特集したプリント(教材Bの43〜46ページから抜粋)を与え、解いてもらいました。
      • さらに、教材3の「安全←→危険」のページから抜粋した、ミスの多い対比型短作文の穴埋め課題を、プリントで解きました。
       
    2015/1/10
    • 使用教材……教材4
    • 授業内容等
      • 「22の鉄則」確認プリントを配付し、視写しました。次回、テストをする予定です。
      • 教材4では、鉄則12および21によって、逆説的発想の重要性を伝えました。
      • さらに、鉄則21選択肢は、まず手で隠せ。選択肢は、ワナの集合体だ。】を詳しく扱いました。
        選択式問題の解法について、実際の設問を解くことを通して具体的に指導しました。
      • 入試間近の生徒もいることから、入試に出やすい社会事象についても伝えました。
        たとえば、阪神淡路大震災から20年という節目の年である今年は、そういった話題が各教科のテストの題材として出題されやすい、といったことです。
        日頃から、そういった社会事象に目を向け、具体的知識をなおざりにせず身につけていくことが、ほかならぬ思考力の向上にもつながります。その理路は、こちらに詳しく書かれています。